2022年4月入社 Hiroaki.N
4月からプロシードに入社したHiroaki.Nさんはまだほやほやの一年生に見えて、これまでの経歴はすごいんです!料理人としての実績は一流。海外の政界人にも食事を振る舞ったことがある程。今回はそんなHiroaki.Nさんにインタビューをしていきます!
ープロシードに入るまでの経歴を教えてください。
料理の世界に入ったきっかけは食べるのはもちろん、作るのが好きだったからですね。その内、自分の作った料理で人を喜ばせるのが好きになって…それを思ったのが小学生の時。中学生の時には料理人になることを決めていました。
中3の時に辻調理専門学校に入ることを決めてましたね。地元にも料理学校があったけど、設備だったり食材だったりのレベルが全然違ったので大阪の辻調理専門学校に入ることを決めました!
ーどんな学生時代でしたか?
学生の時は料理しかしてなかったですね笑
最初は調理学校の先生になるつもりはなかったんですけど、自分が働きたいと思うレストランを見付けられなくて…。そんなときに漠然と『料理が上手になるためにはどうすれば良いのか』と考えた時、一番の方法は人に教えることだと行きついて。タイミングが良かったこともあり、調理師学校の先生になることが出来ました。
ー調理師学校の先生になってどうでしたか?
環境は特殊で料理人より教員に近かったです。教えることによって上手になれたらいいなと思ってたので、他の先生の教え方を見て教え方を学んでいきました。
料理は曖昧な表現があって、「材料を一口大に切る」と言われても人それぞれ。それらを具体的に教えることを心がけていました。
それとともに、レシピなぞるだけだったら学校に来る意味はないと思ったので、なぜそうなのか?を考え・知ることが料理を理解するのに必須だと思ったので、そこを身に着けられるような指導方法をすることに気をつけていましたね。
ーHiroakiさんは政界の著名人にも料理を振る舞ったことがあると聞きましたがどういうきっかけでそういった機会に恵まれたんですか?
調理師学校の先生になって3、4年目の時に、世界の政界人に料理を振る舞うお手伝いをする機会をいただきました。
ただ、人選も含めてどのような基準で選ばれたかは、残念ながらわからないのでお答えできないのですが、今までとは違った種類の緊張感だったのを覚えています。
また、料理学校に勤めて4年~5年くらいで料理のコンクールにも参加しましたね。
レシピと写真で審査される一次審査。そこを通過した上位8名は二次審査の実技で自分の考えた料理を作るというコンクールでした。
内容は、鴨肉をメイン食材として使い、それとは別に付け合わせ3種類。それを3時間以内に4人前作るというものでした。付け合わせ最低1つはじゃがいもを使ったもの、という条件もありましたね。
その他にもテレビの収録にも行ったり、家電製品の料理を作るイベントなどにも出演したり幅広くやっていました。
充実した仕事で本当に楽しかったです。
もし一般的な料理人として就職してたら、なかなかできなかった経験をたくさんさせてもらいました。
ーそんなに充実していたのに何故転職を考えたんですか?
職員になった3、4年目くらいから転職は考えていました。給料形態や先々の将来のことを考えていたらいつかは転職しないとな…と漠然にですが。ただきっかけとして一番大きいのは、コロナの影響です。料理業界は今でこそ少しずつ変わってきていますが、コロナなどで人の出入りがなくなればなくなるほど、稼ぐことが難しい職業だと思います。なので、また同じようなことがあった時に人が出入りしていなくても稼げるようなシステムを作り出して、料理業界に携わるたくさんの人を助けたい、と思ったのが転職の理由の一つですね。
あともう一つあって、これは職員目線ですが…料理の勉強をもっと楽しく・効率よくしたいと思ったからです。
先程も言いましたが、料理ってひとつまみとか一口大とか曖昧な表現が多くて…何が正解かわからなくなりやすいんですよね。それが面白いところでもあるんですが(笑)
そこで、料理を学ぶことをシステム化できないかなと考えるようになりました。
ひとつまみの分量の定義や一口大の基本的な大きさは、いわゆる知識の部分が必要で。知っているか知っていないかが大きく関わってくるんですよね。その“知識”って学校で勉強しなくても、今の時代アプリケーションなどでも勉強できますよね?しかも、アプリだとゲームっぽくも出来ますし、誰かと対戦形式にすると、楽しみながら学ぶことも出来る。そうすれば、学校では学校でしか出来ないことに、より重点を置ける。これが上手くいくと、今よりも効率良く学べる気がしたんです。
それを発展させた先に授業の方法も変えるのも良いかな、と。何かしらのツールを使って実際の厨房で働く映像を見て、「なんで・どうして・どうすれば」とワイワイガヤガヤ意見を交わして理解を深めていくアクティブラーニングみたいなことができないかなと思いました。自分から能動的に学びを作っていく。料理に限らず、楽しくかつ効率的に勉強出来ると学びって深まりやすいと思うんですよね。それを実現するためのツールを自分が作るのもありかなと思いました。それで転職先をIT関係にしようと決めましたね。
ー未経験でIT業界にいくことに不安はなかったですか?
もちろん不安でした!経験者が多いですし。ただ、不安はあったけど、やってみないとわからないとも思っていました。
受かったらとことんITをやってみようとか、ダメだったら次考えよう!くらいの気楽な気持ちで受けてみました(笑)
ー事前学習はどうでしたか?
メンター制度を取り入れていて…そのメンターの方に助けてもらいながら事前学習をやっていったんですけど、やってもやっても不安にはなりました。でも途中で不安になっても仕方ないと思って考えるのはやめました。やったことないから当たり前だな、と。なので、今は出来ることを精一杯やるしかないなって。
ー新人研修はどうでしたか?
新人研修では事前学習でやってきたことをちゃんと使うんだと、びっくりしました。事前学習でもらっていたテキストはあくまで参考書というイメージで、書いてあることはやらないんだろうなと思っていたんです。でも、実際の新人研修はテキストに書いてある基本的なところをもう一度固めて行こうという内容でした。事前学習の参考書を一通り理解できるところまで取り組んでいたおかげで、基礎の基礎はできる方でした。
ー就活はどんな風にやっていましたか?
転職サイトは4〜5個見ていましたね。定型文みたいな求人には興味がなくて、人間味がある…というか、自社のことをちゃんと記載している会社の会社説明を受けるようにしていました。
ー何社も見ている中から何でプロシードに入社したんですか?
新しい仕事があればアクティブにやるというところが多様性のある会社だと思いました。個人的にですが、多様性はこれからどんどん広がっていくと思っています。なので、それを受け入れられる基盤があるのは、好印象でした。
自分が合ってるかどうかの見極めは出来なかったですけど、会社説明を聞いてみて自分が思っていたイメージと説明内容とのギャップはなかったです。
他にも色々会社を見ていたんですが、話を聞きたいなと思う企業はなかったので直感を信じて選考に進むことにしました。
こんな消去法みたいな内容で申し訳ないんですが、僕からしたらそれが魅力的だったんですよね。中途未経験という企業からすると悪条件。なのに採用してもらえるような懐が深い会社は、プロシード以外に見当たらなかったというのが一番の理由です。
ー実際に入ってみてプロシードはどんな会社でしたか?
みんな元気で、年齢関係なくめちゃめちゃエネルギッシュな会社です。明るくて面白い人達ばかりです。社会人なのにこんなに学生みたいにはしゃいでるのを見たことなくて衝撃でした。あ、いい意味でですよ!?(笑)
前職の経験も含めていろんな企業に行ったことがあったので違いは歴然でした。
入りやすい空気感があり、何か問題があっても誰かが絶対受け止めてくれるような安心感があります。
一般的に想像するような普通の会社って管理職の人は他の社員の人と距離があったりすると思うんですけど、それもなく。役職関係なくいろんな人と話しているし、管理職の人も溶け込んでいると思いました。貫禄がないとかではなく、偉そうではないというか。
入ってすぐに仕事はしやすそうだなと感じました。
ープロシードに入って良かったことは?
入社できたこと自体、運が良かったなと思います。
基本的に新卒を欲しがる傾向が強い日本の業界からすると、未経験であり中途である僕を受け入れてくれたということは、そういう地盤があるんだろうなと思いましたし、実際そうでした。それだけでもう入って良かったなと思います。
中途でも新卒と同じように扱ってくれて、歳を気にされることもないので新人研修が楽しかった記憶しかないです。
あとはいろんな人が気にかけてくれるし、大阪配属でも本社の勉強会にオンラインで参加させてもらったり、やる気がある人はどんどん来いよみたいな感じで環境を作ってくれるところも良かったです。
仕事って人間関係が8、9割だと思っているんですが、ほんと今のところネガティブなところがないです。周りの人に頼ればどうにかなる安心感がありますね。
ーこの仕事のどんなところが楽しい?
一番は自分のやったことが目に見えてわかるところです。
プログラムが正しく動けば正解で、エラーが出れば失敗というのがわかりやすいので達成感があります。やればやるほど、あれもこれも出来るんじゃないかとワクワクしますね。エラーは失敗と言いましたが、そのエラーも、なぜエラーが出ているかが書かれているんですよね。そうと知ったら、エラーが暗に「こうしたら解決できるよ」と教えてくれているような気がして、見方が変わりました!
僕らが考えることは全部プログラム化出来ると聞いたことがあるんです。実際、プログラムを触り始めて半年経たないのに、知れば知るほどなんでも出来る気がしてきます。実際に生活のいたるところにプログラムが組み込まれていますしね。言い過ぎではないと感じています。
ー最後に来年入社を検討しているみなさんにメッセージを下さい!
まず中途とか未経験の人はむしろプロシードを選んだ方がいいと思います。本当か?と思われるかもしれないけど、未経験なら手厚いフォローがある会社を選んだ方が絶対良いです。中途の今までやったことは無駄になると思いがちなんですけど、中途だからこそ今までの経験が活かされる場面はたくさんあります。実際僕は料理の知識があります。すると、料理業界で必要なITツールをイメージしやすくなると思いますし、料理人の方が顧客になったら確実に話しやすいと思っています。ITだとどの企業とも繋がることが出来るので、他の経験は強みだと思います。そう思えるのも、チャレンジ精神があり、多様性があるプロシードだからですね。
事前研修は自分のペースでやるのも大変だなと思うし、新人研修もみっちりだと萎える人もいるかもですが、やりたいことが見つかる場所でもありますよ。
迷ってるならまず入ってみたらと思います!中途で入社した僕が、楽しく仕事出来ているので心配しなくて大丈夫です!不安なことがあれば、先輩に相談すれば道がどんどん拓けてくるんで。
是非、未経験とか中途とか関係なく、一度遊びに来てもらったらと思います!何か力にはなれると思います。新人さんがたくさん入ってきてくれるのが楽しみですね!
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