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こんにちは。
建築業界は未経験で入社して1年とちょっと、まだまだ勉強中の【総務のひと】です。
今回は、社長と一緒に弊社の施工管理・新人の内装職人とショールーム見学に同行させていただきました。
行き先は、アイカ工業とサンゲツのショールーム。
普段の業務ではなかなか接することのない“現場に近い場所”を、総務の私も少しだけのぞかせてもらったような、そんな一日になりました。
目次
- アイカ工業ショールームで素材にふれる
- サンゲツショールームは“暮らし”のイメージが広がる空間
- 一緒に見て、感じて、考える
- おわりに
アイカ工業ショールームで素材にふれる
最初に向かったのは、建築建材の分野で国内シェアNo.1のメラミン化粧板を製造・販売アイカ工業のショールーム。
ここには、お客様であるオフィスデザインのプランナーさんも一緒に足を運んでくださっていました。
実際の素材を一緒に見ながら、「この仕上げをこんな空間に使いたい」といったイメージのすり合わせをする姿に、ものづくりのリアルな現場を感じました。
プランナーさんに社長が素材について質問されると、すぐに的確な返答。
弊社の施工管理さんがその様子をどんな気持ちで見ていたのかは分かりませんが、「いつか自分もあんな風に対応できるようになろう」なんて未来の自分をイメージしてもらえていたら、会社としてもとても良い時間だったのではないかと感じました。
左官仕上げ「ジョリパット」の実物を見ながら、仕上がりや施工手順の話もされていて、素材を“知る”ことの大切さが伝わってきました。
また、カタログでは分からない細かい仕様や、流通の仕組みもここで学べたように思います。
サンゲツショールームは“暮らし”のイメージが広がる空間
プランナーさんとアイカ工業のショールームでお別れし、その後はサンゲツのショールームへ。株式会社サンゲツはカーテン、壁紙、床材などを総合的に扱うインテリア業界の最大手です。
ここでは、子ども部屋やキッチン、リビングを再現した空間が展示されていて、施工後の空間イメージがぐっと具体的に浮かびました。
何より、壁紙や床材のサンプルがかわいくて美しくて……。
私自身、建築の知識はまだまだですが、目に入るものすべてに心が躍ってしまいました。
「この空間、こんな色にしたら素敵だな」と、想像が止まらなくなるような展示ばかり。
社長も社員さんも「見ているだけで楽しいね」と笑っていて、その様子がとても印象的でした。
この日をきっかけに「次は家具のショールームにも行ってみたいね」なんて会話も自然と生まれ、ひとつの体験がチームの“次”につながる瞬間だったように思います。
一緒に見て、感じて、考える
今回の見学について、出発前に社長から私にこんなお話がありました。
- 自分だけでなく社員さんの引き出しが増えるきっかけになればいい
- 社員さんがどんな反応を見せてくれるか、ちょっと楽しみ
- ジョリパットをはじめ、扱う素材の知識を深めたい
- 事務所にないパンフレットも集めておきたい
「まぁ、何か感じてくれたらラッキーくらいの気持ちで!笑」と笑っていた社長でしたが、その言葉の裏にある想いや計画が、現場でしっかりと形になっていたように感じます。
施工のことは分からなくても、社長の姿勢から「学ぶ姿勢を持ち続けるってこういうことなんだ」と改めて教えられました。
また、プランナーさんが、わざわざ現地に足を運んでいらっしゃった姿に深く感銘を受けました。
言葉だけでも伝わることを、あえて“見る”という選択をするその姿に、前向きに動き続ける人の強さを感じました。
おわりに
総務である私にとっては、少し“場違い”にも思える現場見学でしたが、
素材の魅力や空間づくりの面白さ、そして何より一緒に体験することの大切さを、全身で感じた一日になりました。
知識がなくても、感じることはできる。
そして、そこから少しずつ「分かる」が増えていく。
そんな気づきをくれた今回の経験に、感謝の気持ちでいっぱいです。