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こんにちは!
株式会社KRLabの【総務のひと】です!今回は社長との会話からの気づきをまとめてみました。
先日求人広告を出す際に【施工管理】として出そうか・・・
それとも【リフォームアドバイザー】として出そうか・・・と社長が悩んでました。
・・・ん??リフォームアドバイザーってなに??
施工管理の募集じゃなかったっけ???
施工管理とリフォームアドバイザーは、どちらも建築・リフォーム業界で重要な役割を果たしますが、それぞれの仕事内容や役割には明確な違いがあるんだそうです。
ただKRLabはオフィスリノベーションを主に行っているため、世間でよく知られている【施工管理】とは動きが違い、【リフォームアドバイザー】も兼用していると話していました。
私の備忘録としても、以下で比較して説明してみます!!
目次
1. 主な役割
2. 仕事内容
3. 活躍する場所
4. 必要なスキル
5. 仕事のスタイル
6. 顧客との接点
7. 働き方の違い
「施工管理」と「リフォームアドバイザー」の中間? だから面白い。
“1から10まで”関われる仕事の醍醐味
施工管理って、思ったより人間味のある仕事かもしれません。
1. 主な役割
- 施工管理
- 工事現場の責任者として、工程管理・品質管理・安全管理の3つを中心に、現場全体を管理・監督します。現場がスムーズに進行するよう、職人や協力会社との調整を行う。
- リフォームアドバイザー
- 顧客対応のプロとして、リフォームを検討する顧客の要望をヒアリングし、プランやデザインを提案する。工事の技術的な詳細よりも、顧客のニーズを実現するためのアイデア出しやプランニングが主な仕事。
2. 仕事内容
- 施工管理
- 現場での進捗確認。
- 工事スケジュールの作成・調整。
- 資材や機材の管理。
- 職人や協力会社の作業状況を監督。
- 安全管理(現場での事故防止やリスク対応)。
- リフォームアドバイザー
- 顧客とのヒアリングや打ち合わせ。
- デザインや間取りの提案、図面作成。
- 見積もりの作成。
- リフォームプランの説明や調整。
- 顧客と施工チームの橋渡し。
3. 活躍する場所
- 施工管理
- 工事現場が主な仕事場。外での作業が多く、天候や現場環境に左右されることがある。
- リフォームアドバイザー
- 事務所やショールームで顧客対応をすることが多い。時には現場を訪れたり、顧客の自宅で打ち合わせを行うこともある。
4. 必要なスキル
- 施工管理
- 工事に関する専門知識(建築・設備・電気など)。
- スケジュール調整やトラブル対応の能力。
- 職人や協力会社とのコミュニケーション能力。
- 必要な資格例:建築施工管理技士・建築士
- リフォームアドバイザー
- デザインセンスや提案力。
- 顧客とのコミュニケーション能力。
- 見積もりやコスト管理の知識。
- 必要な資格例(必須ではないが有利):インテリアコーディネーター・住宅リフォームアドバイザー・建築士
5. 仕事のスタイル
- 施工管理
- チームリーダー的な立場で、現場を取り仕切る役割。実際の工事が中心で、現場の進行具合や安全に気を配る。
- リフォームアドバイザー
- 顧客の要望を形にするコンサルタント的な立場。そして顧客と対話しながら理想の空間を提案。
6. 顧客との接点
- 施工管理
- 主に現場での仕事が多く、顧客と直接接する機会は少ない。工事内容に関する相談や報告を行うことはある。
- リフォームアドバイザー
- 顧客と直接話す時間が長く、要望を聞き出したりプランを説明する機会が多い。顧客の満足度を高める役割が大きい。
7. 働き方の違い
- 施工管理
- 工事スケジュールに左右されるため、早朝や夜間作業が発生することも。現場での体力仕事や立ち仕事が多い。
- リフォームアドバイザー
- 比較的オフィスワークが中心で、打ち合わせやデザイン作業に集中する時間が多い。
「施工管理」と「リフォームアドバイザー」の中間? だから面白い。
一般的に、施工管理とリフォームアドバイザーは以下のように役割が分かれています。
- 施工管理は、工事現場全体の管理と監督を担う職種。現場に常駐し、工程管理・品質管理・安全管理などに携わります。専門的な建築知識やリーダーシップが求められ、顧客との接点は報告や相談程度と、比較的限定的です。
- 一方、リフォームアドバイザーは、顧客の相談窓口となり、提案や打ち合わせを行う職種。ショールームや事務所、自宅訪問などでの業務が中心で、提案力やデザインセンス、コミュニケーション能力が重視されます。
ところが弊社では、こうした役割分担が少し異なります。
私たちが「施工管理」と呼んでいるポジションは、スケジュール調整やクライアントとの連携、細部の仕上がりへのこだわりなど、リフォームアドバイザー的な要素も多く含んでいるのです。
現場調査の段階からお客様と相談を重ね、工事が始まれば現場に常駐。
かと思えば事務所で資料をまとめたり、協力業者と打ち合わせをしたり――
その活動範囲は多岐にわたります。
こうして振り返ってみると、弊社の施工管理職は、施工管理とリフォームアドバイザーを足して2で割ったような存在。むしろ、「プロジェクトマネージャー」と呼ぶ方が、実態にはしっくりくるのかもしれません。
“1から10まで”関われる仕事の醍醐味
長くなってしまいましたが、素人の目から見ても、弊社の施工管理の仕事は、「最初から最後まで関われる」やりがいの大きな仕事だと感じています。
特にオフィスリノベーションの分野では、短期間で目に見える成果が出るため、成長や達成感を得やすいのが特徴です。
社長も、「数週間で空間がガラッと生まれ変わる。このスピード感は、ものづくりの醍醐味だ」と話していました。
また、プロジェクトを進めるなかで、問題解決能力や調整力が自然と磨かれるため、キャリアアップにも直結します。需要も安定している業界なので、長期的なキャリア形成にも適しているといえます。
さらに、職人さんや協力会社との連携を通して、チームワークやコミュニケーション能力が着実に育まれる環境です。
これは、どんな業界においても通用する「人間力」として、かけがえのない財産になるはずです。
施工管理って、思ったより人間味のある仕事かもしれません。
長々とお付き合いしていただき、ありがとうございました!!
そういえば、施工管理未経験からスタートした社員さんが、入社から約1年ちょっと経って一人で現地調査行っていました。
私も頑張らねば・・・