「できるか、できないか」ではなく、「どうやって達成するか」を考える。
今年の幹部合宿で、私たちが最も大切にした考え方です。
昨年、ビリングシステムでは初めて幹部合宿を開催しました。
昨年のテーマは、MVV(Mission・Vision・Value)や中期経営計画を改めて見つめ直し、「私たちはどこを目指すのか」を幹部全員で考えることでした。
それから1年。
会社の未来を描くだけでは、現実は変わりません。
そこで今年の合宿では、より実践的なテーマに踏み込みました。
FY27目標を達成するために、何を変え、何に集中するのか。
未来を語る場から、実行を決める場へ。
それが今年の幹部合宿でした。
まず向き合ったのは「現在地」
今回の合宿の目的は、FY27目標達成に向けた重点課題と優先施策候補を整理することでした。
議論の前に行ったのは、理想を語ることではありません。
市場環境、自社の事業状況、サービスごとの収益構造、生産性、組織課題など、多くの情報を持ち寄り、現在地を確認することでした。
決済市場は大きく変化しています。
制度や技術が変わり、競争環境も変化する中で、これまでの成功体験だけでは通用しない場面も増えています。だからこそ感覚論ではなく、ファクトを起点に議論を進めました。
「人が足りない」で終わらせない
合宿の中で繰り返し行ったのは、課題の真因を探ることでした。
例えば、目標未達や業務負荷について話すとき、「人手が足りない」という結論にたどり着くことは簡単です。
しかし今回はそこで終わりません。
「なぜ人手が必要なのか。」
「業務を標準化できないのか。」
「属人化していないか。」
「そもそも続けるべき業務なのか。」
ギャップ、原因、真因、変えるべきこと。
その順番で掘り下げながら、個人の頑張りではなく、仕組みの問題に目を向けました。
「何をやるか」だけでなく、「何をやめるか」
今回の合宿では、
- 売上拡大
- 生産性向上
- 組織能力の強化
といったテーマに加え、「何をやめるか」についても議論しました。
新しい施策はいくらでも増やせます。
しかし、人も時間も限られています。
だからこそ、「何を始めるか」だけでなく、 「何をやめるか」 「何に集中するか」を整理することが必要でした。
部門ごとの最適解ではなく、会社全体として最も効果の高い施策は何なのか。営業、システム、管理といった異なる立場の幹部が集まり、その優先順位を議論しました。
合宿はゴールではなく、実行のスタート
もちろん、1日ですべての答えが出たわけではありません。
今回整理したのは、FY27達成に向けた優先施策候補と実行準備です。施策の優先順位や関係部署、経営判断が必要な事項などを整理し、次のアクションにつなげる土台をつくりました。
今回の合宿は、答えを出すためだけの場ではありませんでした。
幹部全員が同じ前提に立ち、会社として何を優先すべきかを率直に議論できたこと自体に大きな価値がありました。
そして、その議論を実行につなげていくことが、次のステップになります。
未来を描く会社ではなく、未来を実行する会社へ
昨年の幹部合宿では、会社の未来を描きました。
今年は、その未来を実現するために、
- 何を変えるのか
- 何に集中するのか
- 何をやめるのか
を議論しました。
ビリングシステムが大切にしているのは、与えられた目標をこなすことではありません。現実と向き合い、課題を掘り下げ、立場を超えて「どうすれば実現できるか」を考えることです。
完成された答えが最初からあるわけではありません。
だからこそ、自分の担当業務だけでなく会社全体を良くしたい人、変化を前向きに捉えられる人、仲間と議論しながら答えを出したい人と、一緒に未来をつくっていきたいと考えています。
昨年、未来を描くところから始まった取り組みは、
今年、実行に向けた選択へと進みました。
会社の未来を語るだけでは、変わらない。
ビリングシステムの次の一歩は、ここから始まります。
※今回は東京都現代美術館の研修室をお借りしました。