キッズアライズ
キッズアライズは、子育て情報を「知る・学ぶ」だけではなく、子どもと一緒に「体験・経験」できる、新しい子育てサポートのカタチを実現!子供たちの未来の夢や目標の選択肢を増やし、その実現に向けて子どもたちや親・保護者の役に立つことを目的としています。
https://kids-allies.com/
1948年に創業し、今年で創業75年を迎える工芸社。これまで中心事業として行ってきた博覧会や見本市、展示会といったイベント空間における施工事業に加え、商業空間のデザインや内装など業務領域を広げてきました。そんな工芸社が2021年に立ち上げたのが、子どもの未来を応援するキッズアライズ事業です。子育て情報サイト『キッズアライズ』の運営や子ども関連イベントの主催などを行う事業ですが、なぜ工芸社が子ども・子育て関連の領域に着手したのか。工芸社におけるキッズアライズ事業への期待とは。2022年に就任した代表取締役 五島にインタビューを行いました。
【プロフィール】 代表取締役 五島貴昭。2005年入社。5年間の営業を経て、総務部へ。2022年、代表取締役に就任。2児の父親でもあり、キッズアライズの情報も子育ての参考にしている。
イベント業界が再び活況を見せていく2023年
-工芸社の事業内容について教えてください 弊社は、創業当初から主にBtoBのイベントや、展示会での企業ブースの企画・施行を行ってきました。企業が考えたブース案を単純に形にするだけではなく、どのようなブースにするのかなどを企画から一緒に考え、施工・運営まで一気通貫でサポートできる点が強みです。加えて、私どもはイベントや展示会の主催者とのお付き合いも長く、各ブースだけではなく全体の準備、施工なども請け負ってきました。
近年ではイベントだけではなく、商業空間のデザインや内装といったことも行い、業務の幅を広げています。その中で今新たに手掛けている事業が、子どもの未来を応援するキッズアライズ事業です。
-コロナの影響により多くのイベントが自粛となりました。2022年は「3年ぶりの開催」といった言葉が多く見られましたが、どのような年でしたか? 2020年はほとんどのイベントが中止となり、弊社としても苦しい時期ではありました。しかし、日本の大多数を占める中小企業にとって展示会は重要な営業活動の場。2021年から徐々に開催への動きがみられ、コロナ禍でのイベントという新しい形での実施を模索してきました。そして2022年は多くのイベントが復活。弊社としても、この2年の知見を活かしたお手伝いができたと思います。2023年以降のイベント業界は、さらに活発な動きとなると感じています。
創立100周年を目指して挑戦を続ける会社。その先陣となるキッズアライズ事業
-工芸社にとってキッズアライズ事業はどのような位置づけでしょうか 今年で創業75年を迎える弊社ですが、中心の柱となる事業はやはりイベントや展示会などにおける企画・設計・施行・運営です。近年は商業施設の内装といった分野にも着手していますが、これは基本事業のノウハウを活かし、活動の場を広げた形です。
しかし、キッズアライズ事業は私たちにとって本当に新しい挑戦です。これまでは先人たちの知見を発展させていく形で事業を拡大させてきました。次に目指す創立100周年、さらには次の100年を生き残っていく企業になるためには、新たなことへのチャレンジが必要です。主事業が土台を支える中央の柱ならば、それを周囲で支える複数の柱を立てたいのです。キッズアライズ事業はそんな柱の最初の1本と言えるでしょう。
そしてこの先、その柱を太くし、さらに別の柱を増やしていくのは、これから入ってくる社員の方々です。まずは『キッズアライズ』という生まれたばかりの事業を太く確かなものにしていく仲間に来ていただきたい。
-なぜ、子どもがテーマなのでしょうか 次の100年を目指すとき、我々に何ができるのか。未来に何が残せるのか。日本の社会に何が提供できるのか。地方創生などの案もありましたが、未来を担うのは「やはり子どもだろう」と着目しました。子どもの未来を応援する活動は、子育てをしている保護者の応援にもなります。そこで、子どもの未来を応援するため、子どもの選択肢を広げるために『キッズアライズ』が誕生したのです。
私自身、二児の父親です。子どもに豊かな未来を見せたい。その未来とは日本経済や社会に加え、子ども自身の可能性の広さや豊かさも含まれます。
『キッズアライズ』は、子どもたちの未来の可能性やその芽を育むと同時に、弊社の未来を育む事業でもあるのです。
(cap)社長の五島(右)とキッズアライズ事業の責任者である松本(左)。
-今回はキッズアライズ事業で人材を募集していますが、メッセージをお願いします キッズアライズは新規事業ですので、新しいことを楽しんでできる方は向いていると思います。必要なものを見つけて自分で率先して対応していく。そういう方なら活躍ができるのではないでしょうか。そのために必要な営業スキルやイベント開催のノウハウなどは、事業責任者である松本がしっかりと教えていきます。
弊社初の事業が、今後どのように育っていくのか。本業に軸足を置きながらも、第2、第3の事業の柱を生み出していくために、先陣となるキッズアライズ事業には期待をしています。
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