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こんにちは! エヌ・シー・エヌの大久保です!
5月中旬からの2週間、NCNの岡本銘木店の京都工場で研修を行いました!
岡本銘木店京都工場はエヌ・シー・エヌが供給する集成材のプレカットを行う工場で、例年新入社員を受け入れて下さり、研修を行っています。
今回は研修の内容についてご紹介します!
まず、初日は工場長の南さんとNCNで品質管理を行う村上さんから工場を案内をして頂きました。
工場内にはたくさんの木材や梱包された商品、大きな機械が並んでいて圧倒されました、、、が京都工場はNCNのSE構法の商品を専門に扱う工場で、他の商品も扱う岡本銘木店の工場はさらに大きいのだそうです!
2日目以降は主に以下の4つの作業を行いました!
①プレカットする材料の投入
②ハンガーボルトの取り付け、現し材のサンダー掛け
③金物取り付け、梱包
④現場で使う金物のピッキング
①プレカットする材料の投入
まず、工場内に材料の集成材が積んであるので、フォークリフトで集成材を加工機の手前まで運びます。
集成材の材端にはQRコードが貼られていて、QRコードを読み込むと部材情報やプレカットの仕口が加工機に入力できるようになっています。
QRコードを専用の機械で読み込んで内容を確認したのち、ついに材料を加工機に投入します。
加工機で材長や仕口が整えられた材料は、加工ラインを通って次の工程に移ります。
②ハンガーボルトの取り付け、現し材のサンダー掛け
加工機による加工が終わった材料は、材長と材番が正しいか確認した後、現場で組み立てるときのために通り番号を振っていきます。
文字の向きや番号を間違えないように、慎重に作業を行いました。
それから、ハンガーボルトの打ち込み、現し材として使われる材料は表面が整うようにサンダーをかけます。
③金物取り付け、梱包
加工機を通って下穴が開いた材料にラグスクリューボルトを打ち込み、金物を取り付けます。
ボルトを打ち込むときに集成材が浮き上がることを防ぐために、集成材に体重を預けて作業するのですが、それでも体重を持ち上げるほどのトルクの大きさに驚きました!
工場で取り付ける分の金物の取り付けが終わると、トラックに載せて現場に運ぶために梱包を行いました。
ビニールでプレカット材を包んでから、バンドやテープを巻き付けます。
バンドの結び方に最初は苦戦しましたが、2週間でいくつも結んでいくうちに素早く梱包できるようになりました。
それでも、工場の方の熟練の手さばきにはかなわないもので、素早く梱包するだけではなく、取り付けた金物同士の干渉を少なくして、多くのプレカット材をトラックに積めるようにされているのが印象的でした!
④現場で使う金物のピッキング
現場で取り付ける分の金物の数を揃えて確認を行うピッキングの作業を行いました。
数量に間違えがないように複数人で確認を行い、最後には個数の証明となる写真を撮影します。
現場で金物が見当たらなくなった場合に備えて、梱包する段ボールに貼るテープを色分けし、工場側で確認がとれるようにしているとのことでした。
以上の内容を、明るく優しい工場の皆様に教えて頂きながら作業しました!
2週間にわたって工場の皆様には大変お世話になり、貴重な経験をさせて頂きました。
金物を実際に目にし、生産性を高める工夫を知れたことは、きっと今後の業務に活きてくると思います!
これからの業務で、また岡本銘木店の皆様と関われるよう、目の前の仕事を頑張っていきます!!