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福田 浩史
河口 太郎
学生時代、私は意匠設計事務所を目指し就職活動をしていました。いろいろなお話を聞いていくうちに、意匠設計をするためにはまず構造のスペシャリストにならなければならないと思うようになりました。そこでエヌ・シー・エヌを見つけ業界では珍しい木造の構造設計と弊社独自の技術であるSE構法を持っている弊社を見つけ、ここなら自分が成長することができると思いエヌ・シー・エヌを選びました。 この仕事は基本的にはデスクワークであり自分たち自身で施工などを行う機会が無いのですが、先日現場に行き自分たち自身で部材を運び施工までするという体験をしました。普段図面でしか見ていなかったものが自分たちの手で完成していく建物を見て、大きな達成感を味わいました。それと共に施工の段取りなど現場でどのように建てていくのかを学ぶ事ができ大きく成長できました。
齋藤 智之
地震大国日本において、建築の耐震性が問題となっています。震災による被害例として、メディアでは木造住宅がよく用いられます。そのような事から、一般には木造は地震に対して弱いなどのイメージがついてしまっていると感じます。実際に4号特例等によって耐震性が保証されていない住宅は多く存在しています。 私は大学、大学院在学中に木造住宅の耐震性能に関する研究を行っており、就職活動をするにあたり、木造に関連した会社を中心に考えていました。エヌ・シー・エヌは基準法上4号建築物と呼ばれる建物であっても全棟構造計算を行い、安全性の保障をしています。建物の耐震化100%を目指した取り組みも行っています。研究内容とも関連するところもあり入社を決めました。 入社して4ヶ月が経ったころ、あるプロジェクトの担当になりました。それまで伏図や基礎図の作成などを主に行っていましたが、材料の管理から工程管理、住宅ほどの規模ではなかったですが、実際に現地に行き、人力のみで建方もしました。 どのように進めると効率的なのか、どんな問題が生じるかなど、予測していてもうまくいかないことも多く、苦戦しました。上司やいろいろな方の協力のもと、無事に完成し、多くのことを学びました。現場で実際に作業をしてみると、大工さんたちがどこで苦労するのか、少し気持ちが分かった気がします。今後設計を行う中で、意識的に考えていこうと思いました。設計だけでなく、このような経験ができるのも1つの魅力だと感じました。
坂井 秀瞭
この会社に入社した理由は、私が建築業界に携わりたいと思った起源に由来します。 2011年3月11日。東日本大地震が日本列島を襲いました。 私が感じた震度は5弱、東北の被災地に比べれば弱いものだが、私はこの時生まれて始めて足がすくむ程の地震を経験し、恐怖を味わいました。 生活を送る家で、心が落ち着くべき空間で恐怖を味わってはなりません。そこで私は、誰もが安心・安全であると感じる家づくりがしたいと思いました。 木造住宅がなぜ壊れるのか。日本は法律によって、平屋、2階建の木造住宅のほとんどが構造計算をしなくて良いことになっています。 こういった現状を知り、「⽇本に安⼼・安全な⽊構造を普及させる。」このNCNの企業理念のもと構造設計者という立場から家づくりに携わりたいと思うようになりました。 普段の業務で行う構造設計では、ひとつとして同じ物件はありません。 そのため常に異なる回答をする必要があり、常に成長する機会があります。 また、普段の業務で行う構造設計の他に、イベント関連の仕事、現場見学、建築家のセミナー参加、工場研修、など様々なことに参加する機会があり、そのどれもが刺激的で新たな気づきを得ることができます。 特に1年目は外に足を運ぶ機会が多く、自分を成長することのできる環境にあります。
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