至善館職員の入職したきっかけや仕事のやりがいについてインタビュー記事を掲載しています。
2021年6月より至善館に入職した河野さんは、前職も大学職員の経歴をおもちです。そんな河野さんから見た至善館の職場環境や仕事内容について率直な感想をお聞きしました。どんなことにやりがいを感じているのか少しでも感じていただけたら嬉しいです。
転職9ヶ月の感想
こんにちは。大学院大学至善館の河野修平です。2021年5月に9年間勤めた教育機関を退職し、6月より至善館に入職しました。 私が今担当しているのは、入学(広報・入試執行)と学生生活支援を主として、正課科目のサポートを担当しています。ここで大学職員としての経験をお持ちの方であれば「担当範囲がすごく広い」とか「正課科目のサポート担当って何するの?」と思われるかもしれません。かくいう私も全く同じ感想を持っていました。ただ、入職から4ヶ月が経った今、私がお伝えしたいのは、正にこの2つは至善館らしさにつながっているということです。
至善館は一学年80名と小さな単科大学院なので、職員組織も所謂一般的な大学のイメージよりもかなり小さく、10名弱という少人数で運営しています。ですから、普通の大学であればいくつもの部課に分かれている仕事を業務横断的に担当するということが、至善館では当たり前です。その分、他の大学であれば何年もかけて経験する様々な業務に挑戦する事ができますし、自分の仕事が学生の学修支援に繋がっているという実感を持ちやすいことが至善館の職員として働く魅力の一つだと思います。 また、正課科目のサポートでは、単に授業運営に関わる技術的な支援だけでなく、複数のスピーカーが登壇する授業などでは時に職員が中心的な役割を果たしながら授業全体をコーディネートすることもあります。学生からの授業評価等を踏まえた授業改善の議論では担当ファカルティ(教員)方と同様に職員も意見することが求められます。至善館で職員に寄せられる期待の大きさを実感する場面の一つです。これは、教育研究は教員、職員は事務処理やサポートの位置づけと業務範囲が明確に別れていることの多い大学業界においては、他の大学職員では経験することができない環境ではないでしょうか。
もしかすると至善館で働くことは一般的な大学で働くイメージとは大きく異なっているかもしれません。少なくとも転職口コミサイトでよく目にする「大学職員は安定していて楽チン」というイメージは至善館には全く当てはまらないと思います。 ただ、主体的に教育に関わりたいと大学職員を目指す方にとっては、これほど理想的な職場は無いと思います。 僕自身、まだまだ仕事を覚える段階ではあるのですが、先輩スタッフの皆さんの助けも借りながら、日々やり甲斐を感じながら働く事ができています。もし私と同じように至善館を面白そうと思う方がいらっしゃいましたら、一緒に働けると嬉しいです。皆さんの応募をお待ちしています!!