こんにちは、ライターインターンの赤峰です。この度、2月から10ヶ月間弱お世話になったshabellを卒業することになりました！

私は、ライターインターンとして主にしゃべりおbaseのコラム作成とwantedlyの記事作りを担当させていただきました。北海道の地方大学に通っている私が、リモートで東京の企業でインターンさせていただけたことはとても貴重な経験でした。

shabellのインターンが気になっているという人に向けて、インターンの魅力を伝えられたらと思い卒業記事を書きます。今回はなんと、私の10ヶ月間についてHelenさんにインタビューしていただいたので、その様子をお届けします！

 10ヶ月間のインターンを振り返って

ーーまず、この10ヶ月間を振り返って率直な気持ちを教えてください。

すごく濃い半年でした。いろんなことを学べて、挑戦できた期間だったと思います。
私はずっと「自分はまだできるんじゃないか」という気持ちがあって、それを確かめるための時間だった気がします。

ーーそもそも、なぜ休学中にインターンへ挑戦しようと思ったの？

進路が本当にわからなくなって、何か次に頑張れることを探していたんです。私は高校生の頃から農業のことを学んできて、馬以外の世界をあまり見てきませんでした。でも「休学中の今なら違うことに挑戦できるかもしれない」と思ってWantedlyを見ていた時にたまたまshabellに出会いました。

——挑戦っていうキーワードがすごい印象的だけど、 なんで挑戦したかったんだろう？

これまで自分がやってきたことに対して、頑張ってきた実感が全くないわけではありません。でも振り返ったときに自分の中で「これでやりきった」と言い切れる感覚がなかった。
自分には何ができて、どこまでやれるのかわからなかったんです。だから、今までとは違う場所での挑戦を必要としていたんだと思います。

ライターインターンで見えた自分の現在地

ーーライターの仕事に興味を持った理由は？
休学して、時間ができたとき、自然と文章を「書く・読む」に戻ってきました。

馬に出会うまで、本を読むのが一番好きで、自分で書くのも好きでした。その感覚を思い出して「文章を書くことを仕事にできるかもしれない」と思ったんです。

ーーライターとして働いてみて、どうでしたか？

人の話を聞くのが好きで、その思いを言葉にする作業も好きです。誰かの生き方や価値観に触れて、それを文章にして届ける過程はとてもやりがいがありました。

難しいと感じたのは、取材ですね。私は話すのが得意じゃなくて、うまくインタビューを進められなくてよく落ち込みました。

インターンを通して、できる/できないも含めて、自分の今いるところが少しだけわかったような気がします。

ーー10ヶ月間の中で得た一番大きな学びは何？

”働く”ことの解像度が上がりました。

私はいつも「やりたい」という感情一本で駆け抜けてしまう人間で、闇雲に熱量だけで頑張りすぎてしまうところがあります。好きでやってはいるけれど、それを「働いている」と言えるかというと、少し違っていて。

shabellの仕事は自分が今までやってきたこととは全く違っていました。「やりたい」と「求められる」の中からやるべきことを決め、目標を立てて必要なタスクを積み上げていく。そういうプロセスが“働く”ということなんじゃないかな？と思いました。

shabellを出て、次の場所へ

ーー卒業を決めた背景を教えてください。

北海道に残りたいと思ったのが、一番大きな理由です。進路に迷っていた頃は、まだ「ここにいよう」と決めきれずにいました。私は元々高校も大学も地元から離れて、転々と環境を変えてしまうタイプで、常にどこか居場所を探しているような気持ちでした。

そんな中で、ここ一年での出会いは自分にとって大きかったんです。
実家には戻らず北海道で過ごしていたんですが、そこで関わった人たちや馬、もちろんshabellとの出会いや仕事も含めて、日々を重ねていくうちに北海道の空気や自然、馬のいる生活が、今の自分には必要なんだなと思うようになりました。というか、必要としていいんだなって思えるようになって。

そのタイミングで、「shabellのインターンにはここで区切りをつけて、北海道で次の道を探そう」と決めました。

ーーこれからインターンを考えている人に向けて伝えたいことがあれば教えてください。

私はたまたま文章を書くことに興味があってshabellに応募しましたが、きっかけは本当に人それぞれでいいと思います。

ただ、「何か伝えたい」とか、「自分の考えを言葉にして誰かに届けたい」という気持ちがある人にとっては、すごくいい経験になるんじゃないかなと感じています。

自分の中で「伝える」とは何か、「伝わる」ってどういうことなのかを、実践しながら考え続けられた時間は、今振り返っても貴重な経験でした。そういう意味で、shabellのインターンはおすすめできるなと思います。