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【社員インタビュー 後編】ユビニティーの魅力は、エンジニアと経営陣のチームワーク。「サステナブルな社会の実現」に向けて走り続ける

こんにちは! ユビニティー採用広報担当です。社員インタビュー第二弾として、テックリード(CTO候補) ボゴモロフ・セルゲイのインタビューを、前編・中編・後編に分けてお届けします。後編の本記事では、入社後の感想や、ユビニティーの魅力、求めるエンジニアについて聞きました。

■エンジニアと経営陣が一丸となり、同じビジョンを追いかける

――入社後の感想を教えてください

社員同士の距離が近く、働きやすい環境だと思いました。現在、『EM CLOUD』のコアメンバーは、代表の田﨑と、プロダクトオーナー、採用広報、バックエンドエンジニア、フロントエンドエンジニア2名、私の7名で構成されています。今後増員予定もありますが、少数精鋭の体制ということもあり、風通しの良いコミュニケーションが実現できています。例えば、私はCTO候補としてエンジニアのチーム作りも任されているので、エンジニアの存在意義やミッションについて、代表に意見を述べることもあります。その際、代表は最後まで話に耳を傾け、理にかなっていることであれば、すぐに反映してくれるのです。「サステナブルな社会を創る」という目的を達成するために、フラットに話し合えることを嬉しく思っています。

――ユビニティーの魅力は何ですか?

根拠のある理想を描いていることです。私は理想と現実のバランスが大切だと考えていて、企業活動においては、売上目標などの現実的な活動に加えて、未来のビジョンを掲げることで、世の中に新しい価値を提供できると思っています。実際にAmazonやApple、Facebookをはじめ成功を収めている企業は、例外なく理想を抱いてきました。ユビニティーは、2012年の創業以来行ってきた、電力・節水コンサルティングや再生可能エネルギー事業で培った知識やノウハウにITを掛け合わせ、エネルギー最適化プラットフォーム EM CLOUDを開発しています。当面の大目標はMVP(実用最小限の商品)リリースという大事な第一歩ですね。そこで初めて実際のお客様の店舗に導入してもらって、お客様からのフィードバックを基にアジャイル開発の考え方を駆使してさらにブラッシュアップを重ねていきます。多くの企業様に活用していただき、サステナブルな社会を実現する唯一無二のサービスに成長させる予定です。このように、ビジョンを見据えて前進しているところは、ユビニティーの大きな魅力です。

■エンジニアファーストで、柔軟な働き方を実現

――エンジニアチームの働き方について教えてください

エンジニアチームは建ち上がってから数ヶ月のところなので、今がまさにチーム体制と仕事の仕方、IT部門の規定など、いろんな制度を整える真っ只中です。同時に、IT部門が誕生したばかりとも言えるユビニティーのビジョンも進化していきます。今まで省エネ企業として活躍した経験と実績を踏まえて、DXの時代であるXXI世紀に踏み入れて、競争の激しい環境下でいかに競合に劣らず、IoTやクラウドなどの先端技術を素早く身に付けて成功できるのか?それを果たして利益だけを求めて成し遂げられるのか?――という問題に今積極的に取り組んでいます。そして代表の田﨑が導き出したその問題への答えとは、「六方良し」という好循環です。


EMCLOUD事業部の理念でもありますが、その事業部の一部であるIT部門もその理念に沿って代表と力を合わせて形作りをしています。世の中をより良い方向へ変えるために、良いサービスを実現してお客様に届ける。しかし、良いサービスを創るには、社内の「人材」ならぬ「人財」が欠かせません。ITのプロジェクトともなると、もちろんエンジニアもそのチームの必須な構成員。「開発リソース」や「工数見積もりの人日」として扱われているのではなく、私達の理念を分かち合う大切な仲間であり、もちろん高度な専門家です。コロナがなくても元から奪い合いの激しい日本のIT業界、高度な専門家が稀で貴重で需要が高い中で、そんな仲間をいかに集めることが出来るでしょう?

昨今は日本のIT企業の考え方も変わってきています。事業を成功させるには優秀なエンジニアが必要で、そしてエンジニアを確保するにはより良い職場環境を提供しなければなりません。グローバル化した世界の他国の経験を参考にしながら改善を常時心掛ける。そうすると好循環が成り立つ、その考えを代表の田﨑が誰よりよく理解してくれていて、全面的に実現しようと勤しんでいます。私も実はユビニティーへの入社を決心したのも、その田﨑の想いを知ってからです。

もちろん、8年間も営業している日本企業ともなるといきなり整った制度を覆すわけにもいけません。とはいえ、エンジニアに特化した職場環境を整えることを重視し、慎重に考えながら既存事業部との相乗効果を目指しています。

――具体的には、どのような仕事環境があるでしょうか?

具体的に言いますと、例えば雇用形態に関しては、アジャイル開発においての実運用が非常に難しく個人へのプレッシャが高い裁量労働制ではなく、今の御時世の中でもエンジニアにとってより安定した月給制を実施し、日本企業特有の固定残業代制度もなくしていません。但し、ユビニティーなりにエンジニアに安心感を与えて「あなたのワークライフバランスもちゃんと尊敬するつもりです」というメッセージを最大限与えるようにしています。

また、フレックスとリモートワーク制度ももちろん実施しています。それは昨今の日本企業としてもさほど珍しい取り組みではないかも知れませんが、ユビニティーとしての特徴は、それらの施策をコロナの状況に応じて調整はしているものの、コロナが収束しても無くすつもりはありません。フレックスタイムはコロナに関係なく、コアタイムを11:00から16:00までにしています。もちろん、場合によって例外で調整することはあっても、基本的に早く上がりたいエンジニアを引き止めるようなイベントはNGです。
加えて、代表の田﨑が考えるには、EMCLOUDをうまくスタート出来て事業部も順調に売上を出し始めたら、更にリモートの自由度を上げるのもエンジニアの職場環境改善の一環として検討範囲です。もちろん、そこでテックリード兼CTO候補である私の責任としては、リモートに切り替えてもチームのパフォーマンスが劣化しないのも要注意ポイントです。一方、オフィスワークを完全に無くすのも良くないというのも正直の感想です。精神的にも、人間関係をZoom化出来るとは思いません。


――EMCLOUDプロジェクトの技術面について少し聞かせてください。

今のユビニティーITチームが私の入社を皮切りに形成されることになりました。その前にEMCLOUDシステムのプロトタイプ開発が外注で開発されていました。私が入社した時点で引き継いだプロとタピは、PHP言語のモノリシックなバックエンドとシンプルな『Vue.js / Nuxt.js』のフロントエンド、MySQLデータベースを基幹に、AWSクラウド技術の諸々を使って実装されていました。引き継いだ後はいくつかの技術選定を見直し、今は方向性を少しずつマイクロサービスへとシフトしていきます。バックエンドの方でマイクロサービス化を進めつつGolangという、最近世の中にマイクロサービス設計において結構人気のある言語を注目し導入しています。データベースも、色んな要素を考慮した結果、MySQLからPostgresへと変更しました。また、プロトタイプの段階で完全になかったCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)の基盤づくりに取り組んで、AWSのCodePipeline/CodeBuildを導入して今はデプロイ自動化を実現しています。これから更にプロトタイプになかった新しいAWS技術も着々手掛けるつもりです。その中にAWSのEKS(クーバネティスサービス)は来年の大チャレンジに掲げたいと思います。

もちろん、技術選定というのは遊び心や興味本位、世界中の流行りに流されて手当たり次第ですることではないです。しっかりとビジネスの必要性、学習・導入・運用コスト、パフォーマンスとサービス安定性、開発リソースとスケジュールなど、いろんな要素を考慮した上で現実性を見極めて、仲間エンジニアの専門知識にも頼りながら進めていきたいと思います。とはいえ、チャレンジしてないエンジニアが成長しない、成長しないエンジニアが会社に競合を追い越させることは出来ないと信じています。

――評価制度や福利厚生はいかがでしょうか?

評価制度というのは、エンジニアのモチベーションを保ち向上するには欠かせない施策ですね。とはいえ、世の中にエンジニアなら誰もが納得できるような完璧な評価制度は存在ないでしょう。各企業、プロジェクト、チーム、そして第一そのチームに所属するエンジニア個々人にとって公平と感じられる評価制度が違うわけです。こちらはチームが編成したばかりで、これから一緒にみんなにとって納得の行くような評価制度を構築したと考えています。具体的な制度はまだ企画中ですが、正式に2021年度から導入していく予定です。イメージとしては、四半期ごとに目標設定と評価を行い、年に2回昇給する機会を与えるような制度を検討しています。また、エンジニアの方々の多くが評価制度の次に重視している学習支援制度も来年度から徐々に設けたいと思います。新技術研究プロジェクトなども想定しています。エンジニアの専門家としての成長は、本人のモチベーション向上にもつなる一方で、最終的に会社のためにもなって、競争の激しいIT業界の中で競争優位を維持し続ける要因でもあると私は信じています。そして嬉しいことに代表の田﨑もこのような考え方を歓迎し既存事業部とのバランスも考えながら、会社全体の評価制度・福利厚生の見直しを検討してくれています。

――最後に、候補者の方へメッセージをお願いします

ユビニティーの価値観やサービスに対して、共感してくれる方にご入社いただけると嬉しいです。あくまでも私の考え方ですが、例えば刀を振るだけが武士ではないように、物を作るだけがエンジニアではありません。多くのエンジニアは、自分が納得できるサービスに、知識やスキル、時間を注ぎたいと考えているはずです。「サステナブルな社会に貢献したい」「SDGsの推進に貢献したい」という方は、きっとユビニティーでご活躍いただけると思います。

いかがでしたでしょうか? セルゲイのインタビューを三編にわたりお届けしてきました。ぜひ前編中編もご覧いただき、ユビニティーの価値観や考え方に共感していただけたら、お気軽にご応募いただき、まずはカジュアルにお話ししましょう!

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