はじめまして。
最近入社したてほやほやの38歳、デザイナーの白水です。
年なんて取らないと思っていた白水ですが(※矢沢永吉さんが自分のことを矢沢と呼ぶのがカッコいいので、この場では自分のことを白水と名乗らせていただきます)、気づけば無難な挑戦ばかりで、少し飽き飽きしていました。
そんな時、田島社長からこんな提案がありました。
「糸島110キロウォークに一緒に出ませんか?」
こんな令和の時代に、そんなまっすぐな顔して体育会系のお誘いをしてくる社長さん、いますか?
これは断れない。
なんでかと言うと、無理に誘ってないんですよ、田島さん。
「遊園地行きませんか?」とか「カブトムシ採りに行きませんか?」ばりのノリで、純粋に運動楽しみませんか?って言ってくるから。
そりゃ断れない。
最初は「いやぁ…流石にでしょ」となんとなく断りましたが、心の中では「どうせいつかは出るんだろうな」とどこかで思っていました。
で、他のウォンテッドリーの記事を見てみると、田島さんは糸島も行橋別府100キロも完歩しているではないですか。
しかも涼しい顔でゴールしてやがる…。同い年やぞ。
なぜそんなに自分をいじめる。
100キロ歩いた先には何か別のものが見えているのか?
いや、見えてるに違いない。
じゃないと2回も完歩して、また110キロ歩こうとしてるのおかしいやろ。
これは絶対何かある。
そう思うようになりました。
さらに他のメンバー、サトさんや原さんも、リタイアしたもののどこか楽しそう。
きつい思いをしたのに、また出場しようとしている。
そんなん絶対なんかあるやん。
その先、何見えてるん?教えて?
その様子を見て、白水はこう思いました。
「羨ましい。白水も歩きたくなってきたな」
無駄に年を重ねたとは言いませんが、ここまでの達成感を味わう機会を、いつの間にか忘れかけていました。
子どもの頃は、
- サッカーでライバル校に勝ったときの達成感。
- マラソン大会で10位以内に入ったときの達成感。
- 算数のテストで赤点を免れたときの達成感。
- 田植えが終わったときの達成感。
- 稲刈りが終わったときの達成感。(実家が超ど田舎で農作業を手伝わされていました)
- 初めてのアルバイトでお給料をもらったときの達成感。
- 内定をもらったときの達成感。
どれも中途半端かもしれないけど、あの頃は確かに挑戦して、ちゃんと達成感を味わっていました。
でも今の白水を見てごらんよ。
最近、達成感味わったかい?アンタ。
一応デザイナーの端くれなんですが、ランディングページ、LPと言うものを作っています。
これがめっちゃ縦長で、道のりが長いんですよ…。
最初の方は「終わったー!」って達成感があったのに、不思議と慣れてしまって、今はあまり感じなくなってしまいました。不感症デザイナーです。
だからこそ、大人になった今、あの達成感がほしい。
そう思うようになっていったわけです。
そんなことを考えながら、110キロウォークの話で盛り上がるみんなを見ているうちに、気持ちがどんどん高まってきました。
これ、おじいちゃんになっても語れるやつやんって。
ということで今回、白水。
(※矢沢永吉さんの言い方、取り入れてます)
4月18日(あと10日後)に糸島110キロウォークに出場することを決意しました。
まずは決意表明として、この記事を書かせていただいています。
いや、ちょっと待って。
いざ出場を決めたら、やること多すぎるやん。
というか、あとめっちゃお金かかるやん。
- 参加費:13,000円
- スニーカー代(初めて聞いたアルトラ):25,000円
- ランニングウェア(パンツ/シャツ/パーカー):約8,000円
- 靴下(イトイエックス):2,000円(なんやその靴下は!2,000円て!でもこれが一番良かった。もう一足欲しい)
- ヘッドライト:1,000円
- ランニング用リュック:3,000円
- その他(テーピング/ロキソニン etc)
あゝ算数苦手でよかった。
頭の中で計算してたら、どんどん落ち込む金額になるのよ。
皆さんの参考になればと思って書きますね。
合計、約58,000円。
モバイルバッテリーも買ったら余裕で6万行きます。
やば。6万あれば割といいヴィンテージデニムとかアウターとか結構買えるよ。
いかんいかん。これは自分の体験にお金を出してるんだ。そう言う欲に塗れてるからいつまでも達成感を味わえてないんだよ。
しかも焦って購入したせいで、見てくださいよ⤵︎
Wolf's Territoryよ。
何ウルフズテリトリーて。
意味は「オオカミの領土・縄張り」です。なんで余計なデザイン追加した?
ダサすぎるって。
まぁでも予算もそんなにかけれないしこれで出るしかない。仕方ない。
もうこれはやるしかない。絶対元取る。
むしろ一生残る体験を6万で買えるんだ。安いもんだよ。ありがとう。
さて次は、体づくりです。
2ヶ月前までの白水の体重は77キロ。
これでは歩いたとしても膝にくるでしょうよ。何より見た目ぽっちゃりのウォーカーなんてカッコ悪いでしょうよ。
白水、一生懸命ジムに通いました。
一生懸命歩きました。
そしておうち見つかりました。
違う違う。
ちゃんと痩せました。
77キロ → 現在72キロ。
ここから本番までさらに絞ります。
目標は68キロ!
一緒にダイエットしている原さんは、食事を抜いて献血までして血を抜きながら7キロ減。聞いたことありますか?献血ダイエットって。
いやストイックすぎるやろ。絶対負けたくない。
でもまずは110キロ歩ききるための体づくり。
残り10日、しっかり仕上げていきます。
▼ここから50キロウォークの話▼
ということで、先日、練習で「50キロ歩きましょう」という話になりまして。
4人で歩いてきましたよ。
12時間ですよ。
え?めっちゃかかるやん。ドン引きでした。
朝7時に出て、夜7時に帰ってくるんですよ?わかってます?
ルートは、薬院駅出発 → 志賀島到着 → 薬院駅に戻る、です。
福岡の人なら、このヤバさ分かりますよね?(画像も載せておきます)
青い線のとこがルートですね。これ、もう練習の域を超えてません?
こんなに歩いたら燃え尽きそうだし、普通に怪我したらどうするんって話ですよ。
正直、白水は絶対やらんほうがいいと思いました。
でも、みんなの目はギラギラしてるんです。
この好奇心旺盛な3人を前にして、白水ひとりで
「やめましょうよ、せめて30キロにしませんか」
なんて本気で言える空気では到底ありませんでした。
泣く泣く当日の朝を迎え、白水が作ったTシャツをお揃いで着用して、いざ出発です。
最初は余裕!むしろ楽しい!これはいけるぞ。
クイズ大会なんかもしちゃったりして。
こんなんしたり▼
こんなことしちゃったり▼
余裕がありました。
そんなこんなで、白水の中では、行きの志賀島には意外とサクッと到着した記憶があります。
志賀島では定食を腹一杯食べて、締めにクレープですよ。めっちゃ楽しんでる。なんか車でみんなでドライブしにきてるみたいなテンションやん。
この調子だったらみんな余裕で帰れるぞ!?
そう思いながら、残りの帰り道の距離25キロ。
25キロ!?
え、休みの日にすごいことしようとしてる。
急に体が重い。こわい。
でも足を前に前に進めないと帰れない。
余計なことは考えずに歩こう。
白水の残機:7機
30キロ地点
あの海の中道の真っ直ぐな道。
見えん。先が全く見えん。白水こわい。しんどい。
いかんいかん。別の話題で盛り上がって、しんどさを紛らわそう。
白水の残機:5機
40キロ地点
やばい。原さんがなんか変だ。顔が強張ってる。歩くのもなんかしんどそう。
サトさんは日差しが強かったので日焼け防止対策で忍者みたいになってる。なるさんと変わってても誰も気づかんやろうな。
いかんいかん余計なこと考えずに足を前に進めるんだ。
白水の残機:4機
43キロ地点
お世話になってるコーダーの河原さんと合流。大好きなワンちゃんに合わせてもらって少しみんなのモチベーションが上がった気がしました。
白水の残機:4.5機(ちょっと上がった)
45キロ地点
あと残り5キロ。近いようで遠いような距離。
でも、あと少し歩けばゴールなんです。
横を見ると田島さんはなぜか元気。
川や橋や果物屋さんがあると、すぐ寄り道する。チョロチョロチョロチョロと…。
もう原さんはついていくのを諦めて、真顔で見てるだけ。
「田島さん、原さんの顔見てみてよ、目笑ってないよ。」
サトさんは必死に手を振って歩いたり、田島さんのチョロチョロにもついていくものの、歩き方は完全にアシモくん。
かわいそう。
白水はというと、歩きながら筋肉痛。はじめましての感覚。特に太もも。
歩くたびに、筋肉がちぎれそうな感覚。
おじさんだから筋肉痛は3日後ぐらいに来るんかなって思ってたから少し安心♪
それでも田島さんのチョロチョロについていくのに必死でした。
その時の、原さん・サトさん・白水の心の顔はこれでした。
白水の残機:2機
50キロ
そしてやっと薬院駅に到着し、ゴール!
なんとも言えない感覚。この達成感。
みんな本当によくやった。
最後の方、原さんは少し遅れていたものの、持ち前の気合いと根性で足を引きずりながらゴール。
サトさんはアシモくん状態でしたが、痛み止めで回復し元気にゴール。
50キロウォーク、皆さんやってみた方がいいです。おすすめです。
何がおすすめかというと、12時間ともに苦楽を共にする経験と、あの達成感。
単純に、組織としての結束が強くなった実感もありました。
本当にいい経験でした。
皆さん、お気づきですか…。
110キロウォークは、
薬院 → 志賀島 → 薬院。
これをもう一回やるんです。
え?え?こわいこわい。怖い話?何系の怖い話?オカルト話好きやけど。今まで白水こっちタイプの怖い話聞いた事ないよ。
白水の残機:0機
しかし課題も見えました。
とにかく太もも、この1ヶ月で鍛える。
そして、「50キロでこの感じか」という感覚を掴めたのはかなり大きい。
何かを達成するには、それなりの準備が必要だということも分かりました。
ちなみにシェルパでは、糸島110キロウォークに初出場で完歩した人はまだいません。
あの田島さんでさえも…。
ふっふっふ。
これは白水がやるしかありませんな。(※矢沢永吉さんの矢沢の言い方取り入れてます)
だって歩くだけでしょ?50キロの時みたいに
糸島を2周するだけ!それだけ。
現時点では本気でそう思っていますよ。
というか、言葉にして逃げ道をなくしているだけです。言霊です。セルフ首絞めです。
でも「初出場で完歩する」って、めちゃくちゃ意味があると思うんです。
不可能なんてない。絶対に。
この記事を読んでくださっている方に、少しでも勇気を与えられたら嬉しいです。
6万円近く飛んだことなんて、別に気にしてませんから!
絶対に完歩します。
次の記事、楽しみにしていてください。
以上、白水でした。