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エンジニアのキャリア形成を考えるとSESのままでは未来がない/ITインフラエンジニア

Photo by Josh Withers on Unsplash

最近のIT業界では「SES(System Engineering Service)」って比較的認知された働き方?だと思います。
私がSESを知ったのは、かれこれ25年ぐらい昔の話。

富士通エフサスで勤めていた頃、お客様先の業務系SEの方と次期システムについて打ち合わせしていました。(実はこのSEさん、常駐契約で派遣されている)

担当のSEさん、、、とても業務に精通されており、聞く事はその場で答えて頂き、システムの設計方針や前システムの不具合まで、お客様の情報システム部門の誰よりも詳しく、そのうえ人当りもとてもマイルドで凄い人でした。

そんなマイルドSEさんに転機が訪れます。

昔は、同じお客様や同じ部門への派遣期間に縛りが無く、恐らく15年以上は同じ仕事をされていたと思います。15年以上も同じ仕事をしていれば、前述の通り「スペシャリスト」ですが、スペシャリスト過ぎて習得した知識が偏ってしまっているんですね。

新システムも無事に稼働し数カ月が過ぎた頃、担当のSEさんから退職のお知らせが届きます。
今でもよく覚えていますが、まさしく「青天の霹靂」・・・
なぜ、歩く辞書、システムの生き字引な人が退職?

そうなんです。新システムの稼働に伴い、業務系の仕組みが刷新されたみたいです。
当時は知る由も無かったのですが、後々話を聞くと業務系システムを請け負っていた会社が他のシステム会社に変ったみたいなんですよね。

そのタイミングで常駐も無くなってしまい、所属していた会社にも戻る席も無く、1社15年以上の経験が他社では応用出来ないと判断されてしまい退職に・・・

「同じ常駐先に15年以上も送り込んでおいて常駐案件が無くなれば用無しかよ!」と憤りを感じました。
そんな出来事があってから、社員の人生に責任を持たない会社ってダメだろうと強く思うようになり、今に至ります。

SESでも社員の人生に責任を持ってSESをビジネスにされている会社もあるとは思います。
ただ、本当に社員の事を考えているのか、働いている社員は満足しているのか、本当の事は私には分かりません。

ここで皆さんにお伝えしたい事は

同じ仕事を3年以上やらされているなら転職を考えよう!

です。


エンジニアの成長に必要なのは、沢山の新しい技術に触れ、成功や失敗から得られる経験値です。

経験値が得られない職場とは決別し、私達と新しい技術にチャレンジしましょう!

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