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【エンジニアインタビュー】社会人になりたくなかった僕が、今仕事を楽しめている理由。

こんにちは。コミット採用担当です。本日は第一開発部一課所属、入社6年目の吉田さんに話を伺いました。

まずは自己紹介からお願いします!

はじめまして。吉田です。趣味はスノーボード、キャンプ、ライブ、スポーツ鑑賞で、コミットの一大スノボ派閥として、同期や後輩とスノボに行ったりしています。入社後は一貫して、某大手金融機関向けのシステム開発、運用保守に携わってきました。

大学時代は総合情報学部という学部に所属していましたが、情報系の勉強は基本しませんでした。文化メディア系の科目を主に学んでいたのですが、あまり覚えていません…。バドミントン部に所属しており、部活とアルバイトばかりしている学生でした。

新卒での就職活動について教えて下さい。

就活は特に軸などなく、就活サイトを条件で絞り、気になった企業に応募する形でやっていました。家からの距離とか、完全週休二日制とか、そういった条件しか見ていなかったですね。エンジニアは最初から選択肢にありませんでした。

コミットは未経験でもOKというところに惹かれたのと、面接の雰囲気が良かったのが決め手です。面接は秋澤さんが担当してくださったのですが、業界の仕組みをホワイトボードで説明してくれるなど、面接というよりはお互いを知る場だったのがいいなと思いました。その後内定をいただき、1番に内定をもらえたことから入社を決めましたが、当時は「社会人になりたくない」と思っていて、やっていけるか不安はありました。

なぜ社会人になりたくなかったのでしょうか?

シンプルに働くイメージがついていなかったからです。学生時代がすごく楽しかったので、働くのは自由がなくなると思って気乗りがしていませんでした。入社当時は仕事に対して手を抜くということはしていなかったけれど、今思うと仕事に対する向き合い方がなっていなかったと思います。言われたことだけやっていればいいという思いが強く、作業者になっていたと思います。

今の吉田さんを見ていると想像がつかないです…。そこからどう変わっていったのでしょうか。

転機となったのはチーム再編。最初に入ったチームが同じプロジェクト内の別チームと統合されることで、よりチームとして働くことが必要になりました。その時新しく上司となった方が、“チームで働く”という視点をくれたんです。自分がチームにどう貢献できるかという視点、お客様に対する貢献の仕方、自分で考えて業務に取り組む姿勢…。そこで目の前が開けたと言いますか、もっと自分で考えていいんだ、できることがあるんだと思えたことが大きかったです。

その時は自覚がなかったのですが、仕事に前向きになれなかったのは、ただこなしているだけだったからなんですよね。もちろん難しい業務が割り振られてそこで考えることはありますが、“言われたことをやっている感”はずっと感じていました。そこが変わって本当の意味で仕事をするようになりました。ただ、今も常に仕事をしながら、“作業者になっていないか”と自分に問いかけるようにしています。

そのタイミングくらいからですね。早めに出社して勉強するようになりました。ただ、何か目標ができたわけではないんです。自分の視野が広がったタイミングで、人の成長が、後輩が成長するのが嬉しいと思うようになって。人が成長する時って自分にない経験をしている人や、新しい価値観を持っている人と話すことが必要だって思ったんですよね。そこからインプットを増やして、人の成長を手助けするようになりたいと思うようになりました。

吉田さんに限らず、コミットの先輩方は「後輩を育てる」という意識が非常に強いと思います。これはなぜでしょうか?

「チームで働く」という意識が強いからだと思います。チームとして成果を出すにはチーム全員のパフォーマンスが上がればより成果が上がります。だから人の成果を素直に喜べる。チームである以上はお客様に対して同じ目標・目的があって、それに対してチームメンバーが貢献した、評価されているという時に、チームというくくりで見るからこそ喜べるところがある。めっちゃすごいじゃん!という感覚になれる。チームが評価される=自分が評価されるではなく、それ以上の評価だと感じています。

自分はマネジメントの部分では、ちゃんと向き合って、その人を見て、その人の立場でどういう状況にあるのかを考えてアドバイスをしています。その上でどうなっていってほしいかを伝えると、ちゃんと受け止めてくれます。もちろんまだアドバイスを受け入れる準備ができていない場合もあるので、そういう場合は無理して引っ張り上げずに、どちらかというと促すイメージで接しています。

実際先輩方もお客様にはガツガツしているけれど、部下に対しては力強く引っ張っていくよりは、相手の目線に立って話してくれる人が多い印象がありますね。

天間社長はどんな方ですか?

一流のエンジニアであり、真っすぐな経営者だなと思います。現場を離れて大分経つのに、未だにお客様へ提案に行く際に天間さんの話が出てくることがあると聞くので、それは本当にすごいと思います…!

天間さんとの会話で印象に残っているのは、お客様への向き合い方について。「自分がエンジニアをやっていた時と比べると、当事者意識が足りないのではないか」と言われたんです。もちろん当時と全く同じようには動けない部分もあるのですが、「何かあった時に矢面に立って原因の説明をするのは自分じゃなくても、その責任の一端を担っているような意識で働く必要がある」と言われて、確かにそうだな、自分にはその視点がなかったなと思いました。ちょっとの会話で勉強になりました。

それに、「もっとこうしないとだよ!」と言われたのは、自分がそう言われる立場になったのだと思えて、自分の成長を感じて嬉しかったですね。

今力を入れていることはなんですか?

現在、内定者や新入社員向けの研修のプロジェクトに参加しています。コミットが新卒向けの研修を内製化して今年で2年目になるのですが、もっと改善の余地があるのではないかと同期の戸上と秋澤さんに話に行ったんです。

せっかくこの会社を選んで入ってきてくれて、入社したときの期待があるはずなのにそれに応える研修になっているのかなと。もしちょっとだけでも社員が期待を裏切っているのだとすれば申し訳ない。無責任だと思ったんです。それがきっかけでこのプロジェクトにアサインされたのですが、まだ手探りの部分もあり、正直うまくいっているという実感はまだありません。ですが、自分含めプロジェクトの参加メンバーは、もっと新卒向けの研修を良くしていこう!という思いで集まったメンバーなので、もっと価値のある研修にしていきたいと思います。

今後、どのようなことに力を入れていきたいですか。

最近ではお客様との意思決定に参加できるようになり、自分の発言でよりプロジェクトに貢献できていると感じています。まずは今の延長線上になりますが、もっとお客様の中での貢献度を上げていきたいと考えています。プロジェクトに従事して20年になるエンジニアの方がいますが、その方と比べると知識などが自分は全然足りないと思っているため、様々なことを吸収してもっと自分のものにしていきたいです。

また、現在は課長代理というポジションですが、よりプロジェクトに貢献していくことで、課長としてプロジェクトのマネージャーとして、プロジェクトを進めていけるようになりたいと考えています。


就職活動をされている方に向けて一言お願いします。

コミットに向いているのは、素直で努力を惜しまない人、壁に当たってもその現状を受け入れ打開するために努力できる人、周りを巻き込んでチャレンジできる人だと思います。

就職活動はたくさんの企業の話を聞いて、疑問をぶつけ、世の中を知る絶好の機会なので就活ならではの経験を楽しみつつ活動できれば、おのずと入りたい企業が見つかると思います!気負わず頑張ってください。

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