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研究開発
検証フェーズは終わり、Co-LABO MAKERが目指す研究開発現場のアップデートとは
日本の研究開発現場のアップデートを目指す株式会社Co-LABO MAKER。研究開発実験のシェアリングサービス、LaaS(Lab as a Service)という概念を広めて、日本の様々な大学や研究機関をつなぎ、イノベーションを起こそうとしています。代表取締役の古谷優貴さんとCOOの杉ノ内萌さんに今のCo-LABO MAKERの実情と、抱えている課題について聞きました。古谷優貴(ふるや ゆうき)株式会社Co-LABO MAKER 代表取締役 / 株式会社C&A 主任研究員 / 東北大学工学研究科博士課程/東北大学特任准教授(客員)。大学ではシンチレータ(放射線検出用結晶材料)を研究した修...
数学者からスタートアップに飛び込んだCOOが解く、国が30年間手を付けられなかった産官学の課題とは
日本の研究開発現場のアップデートを目指す株式会社Co-LABO MAKER。研究開発実験のシェアリングサービス、LaaS(Lab as a Service)という概念を掲げて創業から6年たち、事業も順調に伸ばし続けています。今回はCOOの杉ノ内萌さんにこれまでの経歴と現在の研究開発現場が持つ課題について聞きました。杉ノ内萌(すぎのうち もね)早稲田大学卒業、名古屋大学大学院数学専攻中退。AI教育を普及させる東大発ベンチャー、 株式会社 Aidemy での事業開発を行い急拡大フェーズを経験。東急不動産ホールディングス株式会社の新規事業の立ち上げや、プロジェクト・マネジャ...
日本の研究開発はイノベーションの種に溢れている、Co-LABO MAKERが事業を行う理由
研究開発実験のシェアリングサービス、LaaS(Lab as a Service)という概念を元に、日本の研究開発現場のアップデートを目指す株式会社Co-LABO MAKER。創業から6年たち、事業をともにする大学は23を超え、マッチングの事例も400を超えてきました。改めて、事業を伸ばすに辺り、代表取締役の古谷優貴さんにこれまでの経歴と事業の立ち上げ期を振り返って感じることについて聞きました。古谷優貴Co-LABO MAKER 代表取締役 / 株式会社C&A 主任研究員 / 東北大学工学研究科博士課程/東北大学特任准教授(客員)。大学ではシンチレータ(放射線検出用結晶材料)を研究した修士...
世界中を一つの研究室に ~研究開発の民主化を目指して~
はじめにこんにちは。古谷です。Co-LABO MAKER(コラボメーカー)という研究開発リソースのシェアリングサービスをしているスタートアップの代表をしています。コラボメーカーは、一言でいうと「研究版のAirbnb」です。やりたい実験があるけど研究設備やラボがない研究者と、研究設備はあるけど資金が必要な研究室や企業をつなげ、ラボや実験機器を必要な期間だけ使えるサービスを提供しています。https://co-labo-maker.com/直近とても面白い時期にさしかかってきており、改めて私たちが何を目指しているのか、そのために何をしているのか、どのように進めているのか、今回改めて書くことに...
研究者OS & 起業家OS 変えるのではなく、つくる
前回までのあらすじ前回は「元研究者が起業して壁にぶち当たり立ち止まるまで」を書きました。出来過ぎな流れで大学発ベンチャーの研究員と博士学生を始めながら起業し、チームを作り、資金調達をし、サービスを作り、ピッチで多数入賞しつつローンチをしたものの、チームもサービスも歯車が狂った状態で暗礁に乗り上げ、満身創痍で掴んだ勝ち筋をいざ進めようとした際に自分の中での違和感が無視できなくなって立ち止まる。という、なかなか重い内容を書いていました。そんな半端なところで止めつつしばらく間を開けてしまい申し訳ありません。今回は「研究者OS & 起業家OS 変えるのではなく、つくる」を書きます。「「研究者O...