クリエイターズマッチは、フリーランスのデザイナーを中心としたクリエイターと協力し、インターネット広告を中心に企画・制作を行うクリエイティブ マネジメント カンパニーです。
私たちは、「クリエイターと、未来をかえる」をビジョンに掲げ、教育・制作・プロダクト事業の3分野のサービスを通して、世界中のクリエイターが最高のパフォーマンスを発揮できる世界の実現を目指しています。
今回は、Rethink Creator PROJECTチーム(以下、RCPチーム)のメンバー4名で座談会を実施。印象に残っているプロジェクトや、当社で働く魅力などを語ってもらいました!
【座談会参加者】
・大友 湧矢(オオトモ ユウヤ):2019年8月入社
・大澤 昌弘(オオサワ ヨシヒロ):2021年8月入社
・渡部 紗妃(ワタナベ サキ):2023年1月入社
・安藤 あす香(アンドウ アスカ):2024年3月入社
▼Rethink Creator PROJECTとは
これからの地域に必要な「自ら考え、発信することができるクリエイター」を、“学び”・“挑戦”・“実践”を通して日本中に創出していくプロジェクトです。
「地域貢献×クリエイティブ」の取り組みが入社の決め手に
――まずはみなさんがクリエイターズマッチに入社した理由を教えてください。
大友:学生時代にRCPが主催するコンテストに応募したことが、当社と接点を持ったきっかけでした。その後、いろいろな地域のセミナーに参加するなかで、インターンとして企画や運営業務に携わらせてもらえるようになり、1年後に正社員になりました。
大澤:前職は飲食業で店長職に従事していたのですが、コロナの影響で今後のキャリアを見つめ直すように。当社に入社を決めた理由は主に2つです。1つが、前職の7年間で9つの地域で仕事をしたのですが、そのなかで「地域貢献」や「地方創生」の視点に興味を持ったから。もう1つが、前職でもSNS広告やYouTubeを活用した販促活動に携わる機会があり、クリエイティブの領域で新しい経験やスキルを磨きたいと考えたからです。
渡部:私は過去に、自治体の職員や広告営業、イベントディレクターなどの仕事をしていて、地方が抱える課題にも直面する機会がありました。転職活動を通じて、当社が地域のクリエイターと共に地方創生に取り組む事業を展開していると知り、そのビジョンに共感したことから入社を決めました。
安藤:私は学生の頃から地域貢献ができる仕事をしたいと思っていたんです。前職は調剤薬局で管理栄養士として働いていましたが、自分が理想とするような地域貢献につながる仕事ができないと感じ、転職を考えました。前職でも販促物の作成などクリエイティブな仕事に関わった経験があり、地域貢献とクリエイティブを両立できる会社だと思い入社しました。
地元を愛するクリエイターたちが活躍できる場を作りたい
――RCPチームのミッションを教えてください。
大友:私たちの目標は、地域に根付いたクリエイターを創出し、スポットライトが当たるような循環を作ることです。そのための施策として、主に3つの取り組みを進めています。
1つ目が、セミナーなどで学びの場を提供し、クリエイティブへの興味を喚起する取り組み。
2つ目が、コンテストを通じてクリエイティブ活動に携わる経験や実績を生み出してもらう取り組み。
そして3つ目が「地域デザインファクトリー」と称し、自治体やプロのクリエイターの方々と連携しながら地元の課題解決につながるクリエイティブを制作する取り組みです。
いずれも地域のクリエイターが抱える課題を解消し、みなさんの力を最大限に発揮してもらえるような仕組みの構築を目指しています。
――「地域のクリエイターが抱える課題」とは、具体的に?
大友:まず、クリエイター同士の横のつながりが少ないという点が大きな課題です。セミナーを開催すると、参加者は50人ほど集まるのですが、参加した人たちから『こんなに仲間がいるんだ!』と驚かれることが多いんです。「地域デザインファクトリー」においても、活躍しているクリエイターが、実は自分の近くにいたことにびっくりされる方が多いですね。そこでお互いにコミュニケーションを取ったり、アドバイスをもらったりする機会が生まれて、ネットワークが広がっていくんですよ。
もう1つは、地域でフリーランスとして活動しているクリエイターたちが、どう仕事を見つけるかという点です。多くのクリエイターが自分の地元を愛して活動しているものの、実際にどうやって地元の仕事と出会うかが分からないという状況です。同時に、地域の企業や自治体からしても地元にどんなクリエイターがいるか見えず、首都圏の代理店や制作会社に仕事を発注することが多いです。地元の優秀なクリエイターとのつながりをつくるためにも、双方が互いに知る機会を生み出すことが重要だと考えています。
地域への想いを持ったクリエイターたちと出会えるやりがい
――RCPチームではどのような役割分担をしていますか?
大友:明確に役割を分けるというよりも、横断的に進める業務が多いですね。というのも、プロジェクトの性質上、企画から運営までさまざまなフェーズに携わる必要があり、多岐にわたるステークホルダーとのやりとりが発生します。まさに「1つの会社」のようなイメージで仕事をしているため、各メンバーの強みを活かしつつも、全メンバーが責任を持ってさまざまな業務に対応できるような仕組みづくりも進めています。例えば今年は「地域ベース」で担当を決めることで、互いの得意領域をシェアし、ノウハウを共有財産にできるよう努めています。
渡部:去年までは、私自身のこれまでの経験なども活かして、主に自治体の方との調整や広報活動を担当する機会が多かったですね。
大澤:私も去年までは、クリエイターさんとの調整やセミナーの段取り・実施を中心に、案件を実際に運営する仕事が中心でした。
安藤:私は昨年、大澤さんと同じ業務を遂行できるようになることを目標に動いていました。最近は、渡部さんから広報業務を教えていただきながら、広報関連の仕事も担当しています。
――印象に残っている活動やプロジェクトについて教えてください。
安藤:去年、コンテストの運営に携わったのですが、920件の応募があり、地域のことを想う作品たちに出会えたことが印象的でした。私自身も学生時代からずっと地域貢献につながる活動がしたいと思っていたため、「自分の地元の魅力を伝えたい」と考える人がたくさんいることに、純粋にわくわくしました。
大友:コンテストに関しては、去年は過去最高の応募数だったんですよ。特に地域への熱い思いを持った大学生の参加者が増えました。安藤さんも数年前まで大学生だったので、なおさら同じような価値観を持った学生さんたちに共感できるのではないでしょうか。
渡部:私も安藤さんと同じく、地域貢献や地方創生に携わりたいと考えていましたが、本当にそのような志を持ったクリエイターさんが地域にいるのか、イメージが付かない部分もありました。でも、さまざまなプロジェクトを通して各地のクリエイターさんと話す機会があり、”想い”を持って取り組んでいる人たちと出会えたことが心に残っています。
ほかにも「地域デザインファクトリー」では自治体から具体的なテーマをいただき、地域の課題解決に取り組んでいますが、自治体さんの熱量の高さも印象的でした。例えば、プロジェクトの最後に成果物のお披露目会(贈呈式)を開催するのですが、その際に自治体の方からクリエイターのみなさんに向けて「感謝状」をいただいたことがあります。私たちもとても感動しましたし、自身の取り組みの成果が「形として残る」体験をクリエイターさんに提供できたことが本当に嬉しかったですね。
大澤:私は去年香川県で行った、地域の特産物である「讃岐餃子」を題材にしたセミナーが特に印象に残っています。セミナー当日は地元の学生や地元メディア、料理人の方に来ていただき、各関係者たちのアイデアを集約しながら「讃岐餃子」をPRするコピーを考え、ポスターを制作しました。最終的には組合に加盟の店舗にて、ポスターの掲示にまで至りました。
私自身、ただセミナーを実施するのではなく「いかに付加価値を生み出すか」を考えるきっかけになりましたし、地元のメディアや地域の方々を巻き込んでその地域ならではの体験を生み出す重要性に気づくことができました。
コミュニケーションが活発で、意見を伝えやすい職場
――みなさんはチームで活動する場面が多いとのこと。お互いに対する印象を教えてください。
大友:安藤さんは、物怖じせず、発言も積極的で頼もしいですね。入社1年目とは思えないくらい、意思表示がはっきりしていて。
安藤:恥ずかしいですね(笑)。リーダーの大友さんは私と年齢が近いのに、幅広い領域で仕事ができる方で尊敬しています。目標とも言うべき存在です!
渡部:大澤さんは、入社当初から変わらず優しく、信頼できる方ですね。入社してすぐの頃は、大友さんが不在がちだったのもあり、かなり細かく丁寧にサポートしてくれました。
安藤:私も最初は大友さんと話す機会が少なかったですね(笑)。
大友:出張が多かったから、距離があったかもしれないですね。でも、安藤さんも最近は僕の無茶ぶりにもしっかり対応してくれて(笑)、さすがだなと思います。
大澤:渡部さんは、相談をしたら何でも答えてくれるし、1を100にして返してくれる方ですね。自分はまず行動するタイプなので、物事をしっかりと考えて整理してくれる渡部さんには助けられています。
大友さんは、いい意味で土壇場に強い人ですね。大友さんに任せたら何とか形になるだろうという安心感や信頼感があります。RCPのキーパーソンですし、なくてはならない方ですね。
渡部:たしかに、大友さんは「打ち返す力」がチーム内で一番高いと思います!
大友:逆に、僕に一番ないものを持っているのが渡部さんですね。僕のアドリブ力だけでは後々困るような部分を、渡部さんの丁寧さや緻密さで事前にケアしてもらっている印象です。
――最後に、みなさんが考えるクリエイターズマッチで働く魅力を教えてください!
大友:最近は社内に新しいメンバーも増え、明るく楽しい雰囲気を作ってくれる人たちが多いですね。黙々と作業をするだけでなく、メンバー間のコミュニケーションも活発なため、新しく入った方も馴染みやすい環境があるのではないでしょうか。
安藤:たしかに、チーム内外問わず、相談しやすい雰囲気がある点がありがたいなと感じています。社内の知見も豊富ですし、質問したことに対して丁寧に教えてもらえるため、とてもやりやすいですね。自分がやってみたいことや、意見を伝えやすい風土も魅力だと思います。
大澤:私も、部署や役職の垣根を越えて、フラットなコミュニケーションを図りやすい点が、当社の大きな特徴だと考えています。ほかにも、大手企業のお客様が多く、規模の大きな仕事ができることもやりがいにつながっていますね。
渡部:「クリエイターと、未来をかえる」という当社のビジョンにもあるように、クリエイターさんファーストの会社である点が一番の魅力だと感じます。各地で活躍するクリエイターさんたちと同じ目線を持ちながら、新たな世界を作ることに興味がある方にはぴったりの仕事だと思います!