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日本酒の世界に飛び込んで、仕事が「使命」になった。【私がClear Inc.を選んだ理由】

Clear Inc.メンバー紹介ブログ第2弾!海外担当の古川に続いて自己紹介させていただくのは、マネージャーとしてSAKETIMES、SAEK100の運営責任者をしている高良翔(2015年入社)です。

もともと広告の制作会社でプランナーをしていまして、縁あって2015年11月よりClear Inc.に参画しています。Clearに入ってもっとも大きく変わったのは、仕事と向き合うメンタリティ。そのいきさつと具体的な変化、今後の展望をご紹介します。

広告クリエイターに憧れて、がむしゃらに働いた若手時代。

日本酒というと「学生時代に無茶な飲み方をして、二日酔いになってから苦手だ」という人がけっこういますよね。でも僕の場合、学生のころから日本酒も、ほかのお酒も「ちゃんと美味しい」と思って飲んできたクチです。

大学時代は、学業をそこそここなしつつ、学生ファッションサークルの活動に力を入れていました。ただの”オシャレ”ではなく、”生活課題を解決するための衣服デザイン”を考えるような頭でっかちな団体で……。ファッションというよりコミュニケーションデザインに近いことをやっていました。正直、当時からファッションよりもお酒が好きでしたが(笑)、この時の学びはいまでも自分の考え方のベースにあるような気がします。

大学卒業後は、広告制作会社に新卒入社。とにかく「何か面白いことをやりたい」という漫然とした気持ちでの入社だったのですが、運良く希望していたプランナーとして配属してもらいました。新卒入社から5年半、広告プランナーとしてみっちり仕事に向き合う体力と精神力をつけたことは、今でも僕の強みだと思っています。

広告会社といっても、私が入社したのは"代理店"ではなく"制作会社"です。その仕事は決して華やかなものではなく、クライアント(ときに営業)からの課題に対してさまざまなアイデアを考え、それを企画書にして、ダメ出しをくらい、さらにアイデアを練り、また企画書を仕上げ、ようやくプレゼンできたら即戻されて、アイデアを再考して企画書をつくって……。一年中企画書ばかりつくっていた気がします。おかげでパワーポイントはだいぶ上達しました(笑)

それでも目の前の仕事には、必死に食らいついていきました。親会社には、業界を代表するようなカッコいいクリエイターがたくさんいました。彼らと一緒に仕事をしてみたい、彼らのようになりたいと、がむしゃらにやってましたね。

ありがたいことに、2年目になることには小さな案件をひとりで任されるようになりました。そして3年目に、本社である広告代理店へ出向することに。僕としては願ったり叶ったりで、ようやく憧れのトップクリエイターと仕事ができる!と息巻いていました。ですが、そう簡単にはいきませんでした。

自分の武器はなんだ? もがきながら見つけた「日本酒」という手段

自分で言うのもなんですが、ぼくは器用貧乏なタイプで、与えられたタスクではだいたい"平均点"を取ることができました。なので周りからは「使い勝手のいいプランナー」としてある程度重宝されていたと思います。

ですが、クリエイティブの世界で突出するためには平均点じゃダメなんですよね。何かしらその人にしかない強みや個性があって、それがアウトプットにも表現される。そういう人たちが昼夜を問わず努力して達するのがトップクリエイターという世界です。実際、まわりの先輩や同期、後輩でも他にはない個性や得意領域をもった人が活躍していました。

「自分の得意領域はなんだ?」と考えたとき、まぁ正直、あまり大げさなことは思い浮かばず……(笑)

だったらまずは好きなことで突き抜けてみようと思いました。ぼくは学生時代からずっとお酒が好きだったので、いったん、これを極めてみようと。

それで、はじめてまとまった金額のボーナスをいただいたタイミングで「利き酒師(日本酒のソムリエのようなものです)」の資格をとりました(資格を取るのに10万円くらいかかりました…)

それがキッカケで、大学時代のゼミの同級生だった酒蔵の後取り(現在は蔵元)と再会したり、地域産業を盛り上げるプロジェクトに参画したり、部署・役職を横断した飲み会にお声がけいただいたり……社内外で活動の幅が広がっていきました。はじめて自分のアイコンができた、という感じかもしれません。

Clear Inc.との出会い。

そんなこんなで「日本酒」という旗を立てた僕に、先述した同級生蔵元から「新しい日本酒ブランドをつくりたいから手伝って欲しい」と誘われました。"20代のメンバーだけで大吟醸をつくる"というプロジェクトで、『二才の醸(にさいのかもし)』という銘柄をつくりました。

このプロジェクトを通して、Clear Inc.代表の生駒と知り合いました。当時まだまだ一般的ではなかったクラウドファンディングでの資金調達を試みるにあたって、日本酒業界ではじめてCFを成功させた先駆者として、プロジェクトにジョインしてもらったんです。(ちなみに僕は、当時生駒が運営していた「SAKELIFE」というサービスの顧客だったため、一方的に存在は知っていました)

▲『二才の醸』プロジェクト実施当時の1枚。写真左がClear代表の生駒です。若い……。

プロジェクトが終わった後も定期的に連絡を取るようになり、あるとき「一緒に日本酒で世界を獲らないか?」と声をかけてもらいました。

当時のぼくとしては青天の霹靂で、「ベンチャーで働く」なんて想像もしたことがなかった。正直、即決はできませんでしたね。入社したのは声をかけてもらってから半年も経ってからなんですよ(笑)

ちょうど出向期間が終わって自社に戻るタイミングだったこと、新人のトレーナーを任されていたこと、また当時すでに結婚していたので金銭的なリスクも怖かった。さまざま理由で「興味はあるけどちょっと待って欲しい」と言い続けていました。

それでも生駒は熱心に誘ってくれて、徐々に気持ちが傾いていきました。同時に、いまの仕事に対して「このままでいいのか?」という疑問が強くなっていったんです。

広告の仕事は毎日てんやわんやで多忙を極めていましたが、とても充実した日々でした。
新しいアイデアをひねり出すのも、競合プレゼンにチーム一丸で臨むのも、施策がハマって世の中を沸かせたときの快感も、クライアントとの緊張感のある信頼関係も、どれも楽しめている自分がいたんです。

ですが、どれだけやっても「人の土俵で戦っている」という違和感は残り続けました。広告キャンペーンはクライアントの広告費を使うもので、その成果ももちろんクライアントに還元されます。そのため、刹那的な面白さはあれど、手触りの残る仕事ではないように感じていたのです(※ 注釈しますがそれは自分の実力が足りなかったからで、世の中に残る素晴らしい仕事をしている広告マンはたくさんいます!)

そんななかで、日本酒一本に人生をかけて、キラキラした目で夢を語る生駒の姿は眩しかったし、説得力もありました。この人なら「本当に世界を獲るかも」と感じさせてくれたことは大きかったですね。自分も「日本酒で勝負したい」と思うようになりました。

そして日本酒の世界へ。「やらされる仕事」から「やる仕事」への変化。

僕が入社したとき、Clearのメンバーはぼくを除いて5名。社員はたった2名でした。それまで比較的規模の大きな会社にいたこともあり、はじめのころは勝手の違いにかなり戸惑いましたね。入社して即、「じゃあ取材行ってきてください」でしたから。いやいや、取材とかしたことないから!(笑)

でも、メディア事業はかなり性に合っていたと思います。広告畑でがむしゃらにやってきたことが活きました。記事の企画を立てて、それを実行する(記事を出す)ことで価値を生むのは、方法論としては広告のプランニングと似ています。

また何よりも、「自分のコンテンツ」で価値を生み、その反応がダイレクトに数字や読者の声に現れてくることが面白かった。これまでにはなかった手触りがありましたね。

少しずつメディアは成長し、記事広告のお引き合いもいただけるようになりました。

また、たくさんの日本酒業界関係者への取材や、SAKETIMESライターの寄稿記事を通して日本酒への興味はどんどん深くなり、その可能性への確信は日に日に強くなっていきました。

同時に、メディアを運営していると、日本酒という産業の問題・課題も見えてきました。

伝統産業であるがゆえに、チャレンジが起こりづらい構造になっているジレンマ。そこを打開して市場を活性化することは、Clearの使命であると同時に、自分自身の使命であるようにも感じられるようになったのです。これはとても大きなマインドシフトでした。お金だけじゃなく(もちろんお金も大事!)、事業を推進することそのものが、自分自身のモチベーションになったんです。

日本酒の未来をつくる。SAKE100という"未踏"へのチャレンジ。

2018年7月、Clearはプレミアム日本酒のD2Cコマース「SAKE100」をリリースしました。これまでメディア事業1本でやってきた弊社にとって、大いなる挑戦です。

この新サービスには構想段階から参画しています。これまで、広告にせよメディアにせよ「すでにあるものをさらに発展させる」ことをやってきた僕にとって、新規事業をイチから組み上げていくことは、身震いするようなチャレンジでした。ましてや「プレミアム日本酒ブランドをつくる」という誰もやったことのない領域ですから、先の見えない戦いです。実際にリリースするまでかなり時間がかかってしまいました。

それでも、試行錯誤しながら、素晴らしいチームメンバーや酒蔵の皆様のおかげで、SAKE100というサービスがカタチになりました。提供している商品は、どれも一切の掛け値なく「100年誇れる1本」にふさわしい珠玉の日本酒です。これからさらに事業を拡大して、日本中に、そして世界中に、この素晴らしい日本酒を届けていきたいと思っています。

▲日本酒愛にあふれるClear Inc.のメンバー。飲み会はいつもゴキゲンです。

私たちのしごとは「日本酒の未来をつくる」こと。そのためにも、まずは世界一の日本酒企業を目指します。今はその大きなゴールに向けて、ようやく小さな一歩を踏みしたところです。

道のりは果てしなく長い。成功するかどうかもわかりません。それでも僕は、広告の世界を飛び出して、日本酒で勝負することを決めて心から良かったと確信しているんです。

「誰もやったことのないことをやって、自分たちが未来をつくる」

これほどワクワクすることって、たぶん、ないんじゃないかな。Clearのメンバーは、みな同じ気持ちだと思います。

生意気に聞こえるかもしれませんが、日本酒の未来をリードするのは、わたしたちClearだと本気で思っています。日本酒という伝統産業の長い歴史と、それを支えてきたたくさんの素晴らしい酒蔵の皆様に心からリスペクトをもって、わたしたち自身が「新しい日本酒の歴史」を紡いでいきたいと思っています。

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