2017年1月にディレクターとして入社した松下。入社半年にして、敏腕ディレクターとして活躍している彼に、クラベスに入社した経緯を聞いてみました。
アパレルの企画や商品撮影を経験
– 前職では何をやっていたのですか
クラベスに入社する前は2社勤続していました。
1社目
服飾の専門学校卒業後、アパレルのメーカーに営業として入社しました。新卒採用は販売員か営業職のみの採用でした。少しでも裏側の仕事に関わりたいと思い営業職を選びました。3ヶ月足らずで企画・生産管理へ異動がありました。もちろん未経験なのですが、学生時代に学んだ服の知識と当時自分で洋服を作っていた事もあり私に適任だろうと会社の決定でした。企画・生産管理とは?と馴染みのない方も多いと思います。企画会議で決まった商品をデザイナーがデザインを上げ、そのデザインを製品にするまでの仕事です。そして入社して1年程経った頃には、カタログ撮影・制作、雑誌広告なども兼任していました。
2社目
次の会社は、webの制作会社で商品撮影に携わっていました。いわゆる”ささげ”と呼ばれる業務です。「さ(撮影)、さ(採寸)、げ(原稿)」で”ささげ”です。当時からアパレルはECの市場規模が大きくなっていたので、アパレルの経験を活かせる仕事を探していたところ、EC向けの撮影を商品にしている会社に入社しました。洋服の撮影はメーカー自身がカメラマンやスタジオを手配してするものだとばかり思っていたので驚きでした。
そこでは7年ほど勤めました。商社、百貨店、出版社、セレクトショップ、メーカーなど様々なお客様の撮影を請け負い、ECの商品撮影以外にも自社サイトのビジュアル撮影や紙媒体でも流用するモデル撮影までしていました。入社5年目ころには、自分の抱えている部署が会社の売上の4~5割ほどの規模に拡大していましたが、撮影以外の仕事をしてスキルアップ・キャリアアップしたいと考え退職を考えます。規模の大きいECを運営している企業様数社からお声かけもありましたが、縁がありクラベスに入社することとなりました。
経験を活かしながらも未知の分野で成長したい
– クラベスに入社した理由はなんですか
先述のように商品撮影に関連したお仕事のお話はいくつかいただいていました。しかし、今までやってきた事と同じ業務よりも、経験を活かしながらも未経験の業界・職種で成長していきたいと考えていたところに、友人を通じて代表の堀内を紹介してもらいました。ちょうどディレクターを探しているとの事で、面接していただく事になりました。面接の場で、「自身の強み、弱みを理解した上で経験や知識を活かして一緒に働こう」とお誘いを受け、その日のうちに入社を決意しました。
入社の決め手はクラベスで求めている人材像とマッチした事と、私の経験やスキル、人となりを見て、先を見据えて誘っていただいたのが大きいです。以前の会社を急いで辞めた大きな理由は、AIRJAM2016(大好きなバンドの参加するライブイベント)にどうしても行きたいという事がありました。これからも毎年行き続けたいと考えています。
– クラベスではどんな仕事をやっていますか
ディレクターとして主にECを運営しているお客様のサイトをディレクションしています。サイトの改善をはじめ、デザインや販促の企画までお客様と取り組んでいます。業界の動向は、入社前から常にアンテナを張り調査していました。現在担当しているお客様はアパレルやファッション雑貨系のお客様が中心です。直近の企画やシーズン・年間の販促計画をもとに、ECでの企画やサイトデザイン改修、売上やアクセスの分析を行い売上改善のお手伝いをしています。
社員同士の距離が近く、プライベートも尊重できる
– クラベスの魅力はなんですか
社員同士の距離感が近い事です。これは「ただ仲が良い」「アットホームな職場」とかと言う意味ではなく、「情報の共有や意見交換がしやすい」という事です。どんなに少人数の会社やチームでも、案件や職種が異なると情報共有がされない事は多々ありますが、クラベスではそれがありません。ただし受け身でも情報を得られるのではなく、自分から聞きに行くと言う姿勢があるのが前提です。もう一つは、個人のプライベートを尊重されるところです。勤務時間内にその日の仕事を終わらせてしっかり休んで、仕事も休息もしっかり両立するというのを全社員実現しています。お陰で私は好きなバンドのライブと平日でもバスケをしたりとアフター5(定時は19時です)も充実しています。
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流行が著しく変化するファッション業界で、先の先まで見据えてお客様を導いてくれる姿はとても頼もしいです。松下のように異業界からの転職でも、いままでの経験を活かしつつ新しい世界でチャレンジしてくれる仲間が増えれば、会社としてもより面白くなりそうですね!