1
/
5

HTML5 Conference 2018 参加レポート

エンジニアの八谷 (@hachi_eiji) です。11月25日に行われHTML5 Conference 2018に参加してきたのでその振り返りです。「振り返り」と書くと少しだけEdtechな感じがしてますが、ただの感想文です。今回もng-japanのときと同じように「エンジニア:HTML5 Conferenceのスポンサーしたいです」→ 「人事:ええよ」という軽いノリでスポンサーをしました。半分本当です。すべて書くと大変になるので、気になったものを4つ書きます。

基調講演

起床デプロイに失敗したので途中から参加しました。日頃自分たちが作っているWebを保つ仕組みを作る仕組みのにGitHubが使われていたりとWebの健全な進化について講演をされていました。この数日前にWebの健全性を守る主役は果たして誰なのかという記事を思い出してました。

Webの健全性を守る主役は果たして誰なのか
前々から書かなきゃと思っていたことを書こうと思います。なんでこんな大仰な記事のタイトルなのか。中二病? そうかもしれません。でも多分当事者の方々はおそらく自分達の持っている社会的な重要性を自覚されていない、そう思っているので書くことにしました。 (続く......)
https://d-toybox.com/studio/weblog/show.php?id=2018111900

FIDO認証によるパスワードレスログイン実装入門

Classiは学校・生徒の情報をお預かりしているのでセキュリティに気を使っているのですが、パスワードの使い回しや、ショルダーハッキングなどシステムだけでは防ぎにくいところがあるのも現実です。そのような背景がある中で「Google、社員へのセキュリティキー導入でフィッシング被害が0件に」というのもでていましたし、FIDOというのは気になってました。私個人のGoogleアカウントはU2Fで二段階認証も使ってます。(ただし、Macbook ProがUSB TypeCのみなので挫折しかけてる) Yahooさんの事例というよりも基本的なところの説明という回でしたので、FIDO Alliance と一緒に見ると良いのかなと思います。学校にはスマホを持ち込めない or スマホを持っていない生徒もいるので使えるかなぁ、いや、セキュリティキーをなくしたときにどのようにしてリカバリするんだ?そもそもどうやってセキュリティキーを配るか?ということを悶々と考えつつ聞いてました。

Angularを使用したWebアプリケーションの最新設計手法

弊社は新しいプロジェクトではAngularを使っているのでここは外せません。(詳細は「Classiのフロントエンドエンジニア環境」を見てください) 今やっているプロジェクトでも紹介されている考え方に近いやり方をやっています。なので自分たちのプロジェクトでやっている方向が間違っていないかという方向性の確認をしながら聞いていました。自分はいつもModule構成は結構悩んで失敗するタイプなので、Module Structureのところは特に気になって聞いてました。

HTTP の今と未来 ー BBR, HTTP/2, QUIC の基礎から 5G 試験ネットワークでのブラウザベース評価試験まで

時間より前にフロアに入ったのですがすでに始まっていて、ご本人は「雑談」とおっしゃっていたのですが、全然雑談レベルではなかったという。そして10分ほど延長して終わるという、運営泣かせだけど非常に楽しかったセッションでした。ClassiはSoftbankが株主ということもあり5Gは気になるところではあります。合言葉は「ネットワーク技術の変化を知らないWeb開発者はヤバい」と「Softbank & WebDINO Japanが世界初の調査結果を公表」です。

2020年ごろには5Gが実現されるとのことなので、2020年にセンター試験が変わって5Gが徐々に入ってから、日本の学校教育がこれまでと違った感じになるのではないかと予想できます。現在は19インチラック2台分+巨大アンテナの検証されているものがあと1年でどのぐらいのコンパクトさになるのか、ユーザが使える金額になるのか、そして、おそらくHTTP3に対応しないであろうIEが2020年にきちんとサポート終了になってくれるのかが気になるところです。

Invitation from Classi株式会社
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
Classi株式会社's job postings
12 Likes
12 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Eiji Hachiya's Story
Let Eiji Hachiya's company know you're interested in their content