iOSエンジニアの榎本 (@enomotok_) です。6月4日から8日までアメリカ・カリフォルニア州サンノゼで行われたWWDC18に参加してきました。 期間中は西海岸らしい晴れに恵まれ、少し日焼けした？と訊かれました。

WWDCとは

WWDCはApple主催の開発者向けイベントで、新デバイスや新OSの発表が行われる年に一度の恒例イベントです。世界中からApple製品に携わるデベロッパーが集まります。技術発表のセッションだけではなく、Appleのエンジニアに直接質問できるラボや、ARのアプリを体験できるブース、エンジニア同士が交流するビアバッシュが開催されるなど、お祭りのようなムードの一週間です。

今回は新しいOSに関するリサーチと、自社アプリについて質問をするために参加しました。

今年のWWDC

今年は新しいハードの発表はありませんでしたが、OSの最適化、開発ツールの強化、AR、機械学習、GPUを扱う新しいフレームワークの発表と、開発者目線ではなかなか充実した内容だったように思います。個人的にはアプリの最適化やテストやデバッグに関するセッションがとても興味深かったです。
また、現地ではAppleのエンジニアと直接コミュニケーションする機会をたくさん持つことができました。

ラボでは自社アプリで長年課題になっていた内容について質問できました。WWDCに伴って開催された「try! Swift San Jose」の会場では、Swiftコンパイラについてコンパイラチームのエンジニアに質問することができました。

日本から来た他のエンジニアの方や現地で働くエンジニアの方とも沢山交流することができました。様々な環境で働く他のエンジニアとコミュニケーションが出来るのも、WWDCの醍醐味の一つではないかと思います。

最後に

Classiではこのような国内外のカンファレンスへの参加を奨励する文化があります。アンテナを高くして、新しい技術をキャッチアップしたいエンジニアの方を歓迎します。