こんにちは!CISOの採用担当です。
突然ですが、セキュリティ会社のゴールとは何でしょうか。
セキュリティ診断を実施すること、守るためのサービスを導入すること。そう思われるかもしれません。しかしCISOが本当のゴールに置いているのは、その先にあります。
本日は、CISOが目指す「お客様を守りきる」という考え方と、そのためにつくろうとしている“穴のないバリア”についてご紹介します。
「セキュリティ会社について興味がある」「誰かの役に立つ仕事がしたい」と思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
CISOがゴールに置いているのは、中小企業のセキュリティに“穴のない状態”をつくり、お客様を守り切ることです。
セキュリティは、どこか一箇所でも“穴”があると、そこから被害が及んでしまいます。たとえばパソコン端末の対策を強化しても、それだけで情報事故がなくなるわけではなく、メールの誤送信、ファイルのアクセス制御の不備など、様々な理由から被害につながってしまうこともあります。
そして、たった一度の被害が、企業に計り知れないダメージを与えることも。
取引先からの契約見直しや取引停止、損害賠償への発展、社員の離職など、その影響は事業の根幹にまで及びかねません。一つの対策だけでは、別の場所に穴が残ってしまうのです。
だからこそCISOは、セキュリティ診断やサービスの導入を「ゴール」にはしていません。診断は、あくまで「どこが狙われやすい状態なのか」「最適な対応はなにか」「すぐにできそうなことは何か」など、現状を知るための入り口です。お客様の「CISO(Chief Information Security Officer=最高情報セキュリティ責任者)」として、情報事故を起こさせない状態をつくりきること。それが、私たちの目指すゴールです。
“バリア”をつくる仕組み ― 入り口から出口まで、一気通貫で
それでは、どうやって“穴のないバリア”をつくるのか。
CISOの支援は、診断・コンサルティング・運用代行・人材育成・研究開発という5つの領域にわたります。入り口から出口まで一貫してお客様に伴走し、私たちのサポートがなくてもお客様自身で守れる状態になるまで支え続けます。
支援の出発点となるのが、『セキュリティ診断』です。現状を把握できていない状態では、対策のしようがありません。まずは診断を通じて、自社のセキュリティ状況を網羅的に理解していただきます。
この診断では、セキュリティに精通していないお客様が見てもわかるよう、わかりやすい項目に分類して点数化し、やるべきことが整理された報告書とともに、優先順位をつけた“処方箋”をお渡しします。
その上で、見えてきた課題に対して適切な対策を伴走します。
たとえば、外部からの侵入や攻撃に備えたパソコン端末の監視、OSのアップデート管理、困ったときに何でも相談できるアドバイザーサービス。さらに、セキュリティルール規程の作成や、従業員に向けた教育の実施など、組織づくりまでを含めて、お客様の現状とご要望に沿って支援します。
加えて、当社ではクラウドやAIといった新しい領域のセキュリティについても研究開発を進めています。攻撃の手口は日々進化するため、私たち自身も学び続け、お客様を守る力を高め続けています。診断という一点ではなく、あらゆる領域を底上げしてこそ、“穴のないバリア”に近づいていけると考えています。
そしてこれらのサービスはすべて、私たちが主に支援している、中小企業に特化したサービスとして設計しています。CISOは、中小企業を専門とするセキュリティ支援の会社です。だからこそ、診断の項目もサービスの内容も、そして価格や運用の仕組みまで、中小企業に最適化されたサービス設計となっています。
バリアに穴を残さないために、抱え込まない ― 競合とも手を組む理由
セキュリティ業界では、会社ごとに役割が分かれているのが一般的です。セキュリティの状態を調べる「診断」、対策の進め方を助言する「コンサルティング」、機器やソフトを提供する「製品ベンダー」など、それぞれの会社が専門性を活かして、自分たちの得意な領域を担っています。いずれも、お客様の安全を支えるうえで欠かせない、大切な役割です。
一方で、中小企業には、こうした複数の専門会社をまとめ、全体を見渡せる担当者がいないことが多いのも実情です。そのため、各社の領域のあいだに対策の抜け漏れが生まれたり、どこに相談すればよいか分からなくなったりして、結果として"穴"が残ってしまうことがあります。
CISOは、入り口から出口までを一貫して担い、その全体を見渡す役割を引き受けることで、この穴をなくそうとしています。とはいえ、すべてを自社だけで完璧に担えるとは限らず、ある領域においては、別の会社のほうが強みを持っていることもあります。
そうしたとき、CISOは「自社の利益」ではなく、「お客様のセキュリティの穴をふさぐ」ことを優先し、競合に当たる企業とも連携してお客様のサポートをすることもあります。
これは、私たちが中小企業のCISO(Chief Information Security Officer=最高情報セキュリティ責任者)」だからです。他社から受けた提案について「この内容で大丈夫だろうか」とご相談いただいた際も、当社への乗り換えを勧めるのではなく、CISOとしてとして誠実にお答えしています。
立場はさまざまでも、診断を担う会社も、助言するコンサルタントも、製品を提供するベンダーも、それぞれがお客様の"穴"をふさぐために欠かせない存在で、そこに上下や優劣はありません。「お客様を守りきる」という目的が重なる同じなのであれば、立場を越えて手を組む。その根底にあるのは、自社の利益ばかりを追わず、心根を大切にするという価値観です。
一社を守ることが、日本全体を守ることになる
CISOがここまで「守りきる」ことにこだわるのには、理由があります。
日本企業の99%は中小企業で、その数は300万社を超えると言われており、日本の経済や私たちの暮らしは、こうした数多くの中小企業によって支えられています。それにもかかわらず、企業を守るセキュリティの体制は、まだまだ弱いのが実情です。
この一社でも多くに“穴のないバリア”を張ることこそが、「日本中にセキュリティのバリアを張り巡らせる」という私たちのビジョンの実現につながっていきます。実際に被害に遭う会社が減り、セキュリティを過度に意識することなく事業成長に集中できる会社が増えていく。CISOは、そんな世界を本気でつくろうとしています。
そのためにCISOの仕事は、一つの方法だけでお客様を支えるものではありません。診断から運用、教育まで、なんでも相談できるパートナーとして寄り添い続けることを目指しています。その責任は大きいですが、その分、お客様から頼りにしていただき、信頼が積み重なっていく手応えを日々感じられます。
CISOが何より大切にしているのは、難しいセキュリティのことをわかりやすく、優しく、丁寧に伝え、お客様が安心して任せられる存在であろうとすること。その誠実さこそが、私たちの価値だと考えています。
最後に
前職で何をしていたかは、私たちにとってそれほど重要ではありません。大切なのは、セキュリティを通じて日本の中小企業を守りたいという想いを持っていること。そして、お客様に誠実に向き合い、真剣に支え続けたいと思えることです。私たちは、知識や経験だけでなく、「人の役に立ちたい」「困っている人を守りたい」という心根の良さを、本気の武器だと考えています。
CISOは、企業を守るために最後まで伴走する存在です。だからこそ私たちは、給与や福利厚生だけで仕事を選ぶのではなく、「日本の中小企業を守る」という使命に共感し、その価値を一緒に創っていける仲間と働きたいと考えています。
5年後、10年後にお客様から信頼されるCISOとして活躍したい。そんな志を持つ方と、ぜひお会いしたいと思っています。
少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度お話しする機会をいただければ幸いです。皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております。