CINRAは、2003年に自社メディア「CINRA.NET」を立ち上げ、そこで培ったノウハウを生かし、これまで50以上に及ぶ企業のオウンドメディアを手がけてきました。

本記事では、CINRAの「編集力」を生かして制作のお手伝いをさせていただいた、オウンドメディアやコンテンツのお仕事をまとめています。

オウンドメディア制作

資生堂オウンドメディア「こちら、銀座　資生堂 センデン部」

資生堂のインハウスクリエイターによる数々の広告作品を紹介するWebサイト「こちら、銀座　資生堂 センデン部」。

誰もが目にする華やかなCM広告はもちろん、すべての広告にこだわりを持って制作している資生堂宣伝制作部。彼らの活動やクリエイティブへの意思を様々な切り口で情報発信し、資生堂ブランドのさらなる発展を目的としたオウンドメディアです。

初期構築から公開後のコンテンツ編集までトータルに制作をさせていただきました。

サイトURL：https://creative.shiseido.com/jp/
制作実績：https://www.cinra.co.jp/work/shiseidosendenbu

森ビルイノベーション促進プラットフォーム「HIP（Hills Ignition Program）」

森ビル株式会社が主導するイノベーション促進プラットフォーム「HIP（Hills Ignition Program）」が持つ、3つの機能(カンファレンス・スクールイベント・zメディア)のうち、公式Webメディアを制作。

Webメディアの編集方針の提案から記事の企画、取材、撮影、編集などを担当。大企業の新規事業担当者を読者ターゲットに据え、公開後5年以上に渡りその方々の事業づくりや学びのヒントになるような記事をつくっています。

サイトURL：https://hiptokyo.jp/
制作実績：https://www.cinra.co.jp/work/hip

ADK社内横断プロジェクト 「POSTAD」

オウンドメディア「POSTAD」は、ADKホールディングスおよびグループ会社横断の編集員の皆様と共同で制作させていただきました。CINRAでは、プランニング、デザイン、実装開発、編集方針の策定、コンテンツの制作・運用のサポートを行っています。

「POSTAD」は、2,000人以上の社員を抱える同社を横断したプロジェクトで、部署や役職を超えて編集部を作っています。このことからオウンドメディアは一般的に外に向けて発信するものと考えられていますが、社内（インナー）をつなぐハブとしての役割も果たしています。

サイトURL：https://postad.jp
制作実績：https://www.cinra.co.jp/work/postad

マイナビ オウンドメディア「MY FUTURE CAMPUS」

株式会社マイナビのオウンドメディア「MY FUTURE CAMPUS」のリニューアルを行いました。本プロジェクトの目的は、まだ就職活動を始めていない大学1、2年生を対象に、就職活動に必要な情報だけではなく「働くこと」やその周りにある事柄について考えられる場を作ること。メディアの核となるコンテンツは2ヶ月毎に特集テーマを設定し、リニューアル時は「コミュ力」を特集テーマに据え記事を展開しました。

また、弊社の提案により、クライアントがもつ約6万人の学生会員を対象にアンケートを実施。アンケートから得られた意見を企画に反映させることによって、リニューアル前に比べ、より学生視点に立ったテーマ設定、コンテンツ制作が可能となりました。

リニューアル後のインタビュー記事には、クリエイティブディレクターなど様々な顔を持つ植野有砂さんやモデルの長井短さん、よしあきさんなど、若者のなかで認知度が高い方々をキャスティング。それらのキャスティングには、CINRAが長年培ってきたネットワークやブランド力が活かされています。

サイトURL：https://mfc.mynavi.jp
制作実績：https://www.cinra.co.jp/work/mfc

三井化学のオープン・ラボラトリー活動「そざいの魅力ラボ（MOLp）」

三井化学のオープン・ラボラトリー活動「そざいの魅力ラボ（MOLp）」（以降「MOLp」と記載）のサイトリニューアルを担当しました。

コンテンツの企画・戦略設計では、クライアントが伝えたい化学の面白さと弊社が得意とするカルチャーを掛け合わせることによって、化学や素材の魅力をより多くの人たちに届けることを目指しました。コンテンツの企画は3つのコンセプト「アート・ライフ・ソーシャル」を軸に決定。

それらのコンセプトに従って、「MOLp」の活動を深掘りするインタビュー記事や、素材の魅力を伝えるコラムなどを展開。化学や素材にまつわる素朴な疑問に答えていく連載記事「カガクのギモン」では、イラストレーターのヘロシナキャメラさんにユーモラスなイラストを描いていただき、化学への親しみやすさを表現しました。また、アート面ではアーティストや造形作家などともコラボするプロジェクトを企画し、様々なクリエイターとのネットワークをもつ弊社の強みを活かしたメディアリニューアルを行いました。

サイトURL：https://jp.mitsuichemicals.com/jp/molp/
制作実績：https://www.cinra.co.jp/work/molp

株式会社TENGA「iroha」コンテンツ制作

株式会社TENGAが企画・販売するirohaが、女性の「気持ちよさ」について真っすぐに考え、発信しているオウンドメディア「iroha CONTENTS」のコンテンツ企画及び制作を行いました。

クライアントであるirohaには、女性が気持ちよさを追求することは決して恥ずかしいことではないと伝えるため、より多角的な視点のコンテンツを増やしていきたいという思いがありました。そこで、弊社のプロジェクトチームは、これまで培ってきたネットワークを活かしてコンテンツを企画・提案。人気イラストレーター・たなかみさきさんのインタビューをはじめ、多くの記事を制作。女性の「セルフプレジャー」と「カルチャー」を掛け合わせることによって、「iroha」や「セルフプレジャー」に関わる情報をより多くの人に届けることを目指しました。

サイトURL：https://www.cinra.co.jp/work/iroha-contents
制作実績：https://www.cinra.co.jp/work/iroha-contents

メディア機能を携えたPR TIMESコーポレートサイト

株式会社PR TIMESのコーポレートサイトをリニューアルさせていただきました。CINRAでは、コミュニケーション戦略の設計、プランニング、デザイン、実装開発、コンテンツの制作と、運用のサポートを担当しています。

本コーポレートサイトは、メディア機能を携えた構造にしています。コーポレートサイト内に発信機能を持たせることで、サイト訪問者に対してより深く会社からのメッセージを伝えることができるようになります。また、コンテンツの企画に社員を巻き込むことで、会社自体がMission / Valueを常に意識するサイクルができ、当事者自身が会社について考える機会としても、当事者周辺の社員にその考えを波及させていく機会としても活用していくことができます。

サイトURL：https://prtimes.co.jp
制作実績：https://www.cinra.co.jp/work/prtimes

「CINRA.NET」メディア内メディア

VOLVO×CINRA.NET 北欧カルチャーマガジン「Fika（フィーカ）」

北欧カルチャーウェブマガジンン「Fika」は、「クラフトマンシップ」「最先端技術」をテーマに、さまざまな視点から北欧文化を紹介しています。

「北欧デザイン」という言葉は市民権を獲得しましたが「クラフトマンシップ」と「最先端技術」というその本質を担う思想はいまだ浸透していません。機能面、デザイン面で研ぎ澄まされたVOLVOの自動車が体現している「クラフトマンシップ×最先端技術」をメディアのコンセプトに掲げ、既存の北欧ファンだけでなく、カルチャーやイノベーションに関心が髙い層に向けて「北欧デザインの思想」を伝えるコンテンツを企画しています。

VOLVOの見込み客層である30代、40代のプレファミリー層への認知向上施策を展開しました。

サイトURL：https://fika.cinra.net/
制作実績：https://www.cinra.co.jp/work/volvo_fika

Spotify×CINRA 音楽ガイドマガジン「Kompass（コンパス）」

ストリーミングサービスの普及により、いつでも世界中の音楽にアクセスできるようになった一方、私たちは膨大な情報に取り囲まれています。「Kompass」は、音楽の大海原を旅する読者の「指針（コンパス）」になりたいという思いから生まれました。

「Kompass」のなかでCINRAが提供しているのは、「新しい音楽との出会い」。膨大な数の楽曲・プレイリストから、自分がまだ知らない音楽と出会いたいという読者の思い。そして、様々なプレイリストを通じて紹介するアーティストやクリエイターたちの素晴らしい作品を、これらが生まれた文脈や背景とともに読者に届けたいというSpotifyの思い。リスナーと作り手の新しい出会いを生むようなコンテンツを、制作しています。

サイトURL：https://kompass.cinra.net
制作実績：https://www.cinra.co.jp/work/kompass

KDDI×渋谷未来デザイン×CINRA 未来を耕すWebメディア「CUFtURE」

未来価値を生み出そうとする「テクノロジー」と「カルチャー」の横断的なチャレンジを紹介することで、未来志向な人々の思想・哲学から新たなヒントを見つけていくことを目的としたメディアです。

CINRAは、本サイトの構築と、記事の運用を担当。「テック」というテーマから未来（デジタル）感を出しながらも、硬くならないようポップで親しみやすいデザインを目指しました。

サイトURL：https://cufture.cinra.net
制作実績：https://www.cinra.co.jp/work/cufture

DTP

アシックスジャパン新商品「MOTION SENSOR」プロモーション

アシックスジャパン株式会社の新商品「MOTION SENSOR」のパンフレットとコンテンツ制作を担当しました。

CINRAでは、この商品発売に向けてランニングをライトに楽しむランナー（以下、ファンランナー）をターゲットにブランディング方針を立て、サービスプロモーションのためのキービジュアルや、ブランドページ、パンフレットを制作しました。

パンフレットでは、ファンランナーをイメージした４人のキャラクターをイラストで設計し、「全ランナーに贈る挫折あるある108」をイラストとコピーで表現。「走ろうと思った途端に雨」「ほかのランナーがプロに見える」「友人の走りました投稿がプレッシャー」など、ファンランナーなら一度は経験したことがある「あるある」を108個集め、イラストレーターのはしのちづこさんにユーモラスに描写いただきました。

サイトURL：https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/running/motionsensor
制作実績：https://www.cinra.co.jp/work/asics

JAXA広報紙「JAXA’s」

JAXA（国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構）が年4回発刊している広報誌「JAXA’s」のフルリニューアルをCINRAで担当しました。

宇宙に関心がない人にも気軽に手にとってもらえるよう、編集方針とデザインを一新。デザインは、専門的な内容をイラストなどのビジュアルでわかりやすく伝えることを意識しました。

編集では、文化・芸術分野で活躍する様々なアーティスト、クリエイター、研究者などが持つ宇宙への視点を交えることで、 「JAXA’s」の新たなターゲットである20代、30代の若者たちの宇宙への入り口をひらくことを目的としています。

リニューアルによって、社内にも変化がありました。「次世代を担う若い人にもっと宇宙の魅力を伝えたい」という意識が高まり、「ライト層向けなら、もっと配布先を変えないと」という声から、次の配布先を検討し始めたそうです。少しずつ広報意識が社内に浸透するきっかけのプロジェクトにもなりました。

制作実績：https://www.cinra.co.jp/work/jaxas

CINRAでオウンドメディアづくりのお手伝いをさせていただく際には、企画段階から綿密な打ち合わせを重ね、メディアの大枠となるコンセプトを策定します。時にはワークショップなどから策定したコンセプトに基づき、デザインやコーディング、コンテンツを制作していきます。

社内には、プランナー、編集者、ディレクター、デザイナー、エンジニアを抱えているため、戦略設計からプラットフォームの制作、コンテンツ制作まで一気通貫で制作ができるほか、オウンドメディアを自走させるために、編集の独り立ちサポートも用意しています。