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~自然の偉大さに魅せられて~ Staff Story Vol.18

山に登ろうと思ったのは

好きなアーティストがニュージーランドの山を登っているのを見た時に、なんて奇麗な景色なのだろうと、感動したのがきっかけでした。

家族が登山をしていたのも、引き金にはなりました。それまでも家族からは、何度か誘われていました。が、トレッキングやハイキングは好きだけれど、登山は上ったり下ったり大変そう・・・というのが私の正直な感想で。

息子の “プレゼン” にやられた?!

それが、息子が北アルプスの「常念岳」に登り、帰ってきたときに、

苦しかったけど、登りきった時の景色がすごかったし、自分との闘いだった!!

と熱く語っている姿を見て、私もやってみようかなと背中を押された気持ちになったのです。

  • 飛騨山脈(北アルプス)南部の常念山脈にある標高2,857mの山。
  • 長野県の松本市と安曇野市にまたがる、日本百名山のひとつ。

 実際に登山して驚いたのは、登山人口の多さです。またその年齢も様々。家族連れの人たちもいれば、80歳は越えていそうな高齢のお元気な方、また、学生のグループなど老若男女が楽しんでいました。すれ違いざまに挨拶したり、道を譲り合ったり、情報やアドバイスをくれたりと、登山をしているというだけでこんなコミュニケーションが取れるものなのだ、と驚きました。

「絶景」に魅了される感動

初登山。当初の私が持っていた登山のイメージは、山の頂上を目指して登り、頂上からは下に向かって下るものだと。ですが実際には、上る過程にも常に ”Up and Down” があって、なんとも辛いものでした。

まだ、3合目?と心が折れそうになりながらも登りきると、天気が良かったこともあり、山頂の景色は思いをはるかに超えた「絶景」。疲れが吹き飛ぶってこのことだなって。

下りはおりるだけかと思いきや、登りよりも膝への負担が半端なく、ストックのありがたみ、支えになってくれました。

無事に下山でき、ケガをしなかったことへの安堵と疲れ、大きな達成感に満たされました。

成長している自分

山登りに慣れてくると、途中に咲いている植物に目を向ける余裕をもてたり、登ってきた道のりを振り返ってみたり、視野が広がって自分が歩んできた過程を楽しむことができるようになります。

同じ山に再び登る際も、前回よりタイムが上がってるとか、疲労を感じなくなるとか、それを期待しているわけではないけれど、あれ?成長している!と。

そんな喜びを感じるからこそ、また挑戦したくなるのですね。

■2022.6  本社管理部スタッフ

CHUBU SCIENCE

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