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前回は、Sさんがセレスと出会ったきっかけや入社を決めた理由、そして研修時代に感じた同期との差についてお聞きしました。
今回は、配属後の仕事の変遷やモッピー営業で成果を出すまでの軌跡を追います。
配属後の2年半は、どんな仕事をしていましたか?
── 研修を終えて、最初に配属されたのはどんな部署だったのでしょうか?
S:最初の半年は、不動産メディアの営業をしていました。
普通に楽しかったですし、営業という仕事が自分に向いているなと感じましたね。
── 「向いている」と感じたのは、どんなところから?
S:営業という仕事自体が性に合っていたんだと思います。成果が数字で分かるのが単純に面白くて。
あとは、最初の上司やチームの環境がすごく良かったんです。初めて社会に出る環境として恵まれていたなと思います。
── その半年で成果は出せましたか?
S:与えられた目標には届きました。でも、突出していたわけではなく「達成しただけ」でしたね。
新人賞も同期の別のメンバーに取られて、「悔しいな」と思っていました。
営業からマーケティングへの異動。その理由とは?
── その後、マーケティング担当に異動されたと伺いました。
S:はい。入社半年で異動しました。希望は双方からですね。
上司から「マーケをやってほしい」と言われたのと、僕自身も営業をしている中で自社メディアの改善に課題を感じていて、やってみたいと思っていたんです。
── 営業の中で、なぜマーケをやりたいと思ったのでしょうか?
S:営業をしていると「もっとこうすれば効果が上がるのに」と思う場面が多かったんです。だったら自分で改善してみたいなと。上司に「マーケやらせてください」とお願いして、実際に異動させてもらいました。
── 異動後のマーケティング業務はどうでしたか?
S:めちゃくちゃ楽しかったです。正直、挫折らしい挫折はなかったですね(笑)。
毎日新しいことを学べるのが新鮮で、単純に楽しかった。営業とは違う「お金のつくり方」を知れたのも大きかったです。
僕、結構「どうやって利益を生み出すか」を考えるのが好きなんです。
── 具体的にどんな仕事をしていたのですか?
S:既存メディアの改善だけでなく、新規メディアの立ち上げにも関わりました。
マーケターとしてデータを見て施策を考えながらも、事業開発的な部分まで任せてもらっていました。不動産メディアは本当に裁量が大きくて、やりたいことを上司に提案すればどんどん挑戦させてもらえる環境でしたね。
モッピー営業への異動。予想外の展開だった?
── 1年半マーケを担当した後、モッピー営業に異動されたそうですね。
S:そうなんです。今年(2025年)7月からです。
自分では全く予想していなかった異動でした。
6月中旬くらいに「来月からモッピー営業ね」と言われて、「え、そうなんですか!」って(笑)。
── 驚きますよね。それをどう受け止めましたか?
S:最初はショックでした。不動産メディアのマーケがすごく好きで、愛着があったので。関わる人も変わるし、「せっかく形になってきたのに…」という悔しさがありました。
でも、モッピーの営業って、実は僕が就活時代に志望していたASPの営業そのものなんです。「やってみたい」という気持ちもどこかにあって、最終的には前向きに受け入れました。
モッピー営業のリアル。難しさとやりがい
── 現在はどんな仕事をされていますか?
S:新規営業と既存クライアントのフォローが半々くらいですね。
メディア掲載の提案、コンサルティング、成果レポートの分析など、幅広く対応しています。最近は、他メンバーの商談同席や相談対応も増えてきました。
── チームの中で、少しリーダーシップを発揮するフェーズに?
S:そうですね。自分の数字を追いながら、チームのサポートもする。
自分の時間が減る分、効率化と質の両立が求められていて、正直かなりハードです(笑)。
── 営業として大切にしていることは?
S:リスト作りと準備です。テレアポの質を上げるには、どこにアプローチするか、何を提案するかを事前に考えることがすごく大事。
決まった商材を売るわけじゃないので、「どんな成果を出したいクライアントか」を深く理解するようにしています。
同業他社の動向も調べて、最適な提案をつくるのが営業の腕の見せ所ですね。
「クライアントと社内の間に立つ」難しさ
── モッピー営業の難しさはどんな点にありますか?
S:クライアントと社内の両方を納得させることですね。
社内では「この条件じゃ利益が出ない」と言われることもありますし、クライアントは「もう少し安くできませんか?」と要望してくる。
その間に立って、どちらも納得できる形を探すのが大変です。
── まさに“板挟み”ですね。
S:そうなんです。でも、そこが面白いところでもあります。
社内の判断をただ伝えるだけじゃなく、なぜその条件が必要なのかを説明して理解してもらう。
逆に社内には「この案件はこういう理由で受けるべき」と交渉することもあります。
うまく通せた時は達成感がありますね。
チームの雰囲気は「仲が良く、それでいて全員が本気」
── チームはどんな雰囲気ですか?
S:4人の新規営業チームで、全員がトップを狙っています。
仲は良いですが、良い意味で“緊張感がある”チームです。
誰かが良い成績を出すと、全員が刺激を受けてさらに頑張る。負けず嫌いの集団ですね。
── ライバル同士でもあり、仲間でもある。
S:そうですね。全員中途で営業経験があるので、それぞれが自分のスタイルに自信を持っている。
お互いのやり方を尊重しつつ、成果で競い合っている感じです。
この環境は正直プレッシャーもありますけど、すごく成長できる場だと思っています。
200%達成の裏にある原動力
── 予算達成率200%という成果を出せた要因はなんだと思いますか?
S:一番は「焦り」ですね(笑)。
チームの中で自分だけ社歴が長くて、絶対に負けたくないという気持ちが強かったです。
あと、自分が前職(マーケ)で広告主としてモッピーを使っていたので、「このサービスの良さ」をリアルに語れたのも大きかったです。
経験に裏付けられた言葉は、クライアントに響くと感じました。
まとめ(次回予告)
不動産営業、マーケティング、そしてモッピーの営業。
配属後3年間で様々な職種を経験、それぞれの仕事に「楽しさ」を見出してきたSさん。
現在は、全員がトップを目指す競争環境の中で、「次も1位を取らなきゃいけない」というプレッシャーと向き合っています。
クライアントと社内の板挟みになりながら、高い質を求められる営業。その難しさを乗り越えた先に、大きな達成感がある。
入社時に感じた同期との差を乗り越え、予算達成率200%という成果を出すまでに成長されています。
次回は、これからのキャリアビジョンと、セレスで働く魅力についてお聞きします。
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