「あなたにとって仕事とは何ですか?」と面接で聞くようにしています。そこにその人の価値観が出るからです。お金?それともやりがい?注目?自己満足?色々あると思います。私は20代の頃テレビ局で働いていて年収1,000万円を超えていました。そしてある程度収入のある外資系コンサルティングとか金融の方々と遊んだりしていました。そんな時にあるきっかけで年収診断というサービスを受けました。そこで衝撃を受けたのは、あなたの想定年収は今の半分ですと言われたことでした。
想定年収とはすなわち市場で求められているニーズと自分の持っている能力があっていない。つまり市場ニーズが低いということですね。これはどういうことか悩みました。仮に仕事が出来たとしてもその仕事や能力は多くの人のニーズを満たしていない、もしくは満たせる可能性が少ないということでした。そこで時間あたりの給与を上げるよりは、時間あたりの成長を考えて仕事をするようにしました。資格も取りましたし、より未来伸びそうな領域の仕事をするようになりました。そして転職の際、収入が半分くらいになっても時間当たりの成長で仕事を選びました。
結果的に収入が下がってもまた上がるようになりました。そしてそこから今は時間あたりの成長から時間当たりに喜んでもらう総量をイメージして仕事をしています。これはどういうことかというと多くの人に喜んでもらえれば、結果的に価値を生みだし、おそらく結果的にお金で帰ってくると考えています。そしてこれからはどんな人を喜ばせたいかが未来の仕事になると思います。壮大な夢も素晴らしいと思いますが、そういう人はごく少数だと思っていて、身の周りの困っている人達を助けたいという人が大半だと思うので身の周りの人の笑顔をどうしたら増やせるかを考えるようになると思います。兄弟が病気で苦しんだので医療の世界で仕事したいとか、母子家庭で育ったので女性が一人でも収入を得られる仕事を作りたいとか、子供たちをしっかり育てられるような教育領域で仕事したいとかというところから仕事になっていくことが望ましいと思っています。
仕事は結果的に愛と愛の交換でその交換として今はお金を使っているけど、それが変わる可能性もある。ただ愛自体は無くならない。それを生み出すことが仕事であって欲しいなと思っています。
私達の仕事はインフルエンサーという仕事を通じて世の中に良い商品やサービスを紹介する仕事ですし、そういうインフルエンサーの方々が活躍する未来を作る仕事をしています。おそらくインフルエンサーという仕事はサービス業と融合して多くの人達が副業も含めて関わることになるでしょう。これから伸びる領域ですがまだまだ活躍する人が少ない業界です。時間あたり成長する領域がたくさんある仕事なので皆さんの挑戦お待ちしています。