こんにちは!キャリアフィールド株式会社です。
弊社代表・都築のポッドキャスト番組『ココキャリ園長通信ラジオ』。今回は、長野市との連携協定から生まれた具体的なアクションと、現地取材の裏話をお届けします。
『園長通信』増刊号の特集取材で長野市を訪れた際、実現したのが長野市長自らによる「半日間の保育現場体験」でした。
元・世界トップレベルのアスリート(スキージャンプのレジェンド)として知られる市長でさえ、半日子どもたちと向き合った後に出てきた言葉は、「ヘトヘトになった……」という本音でした。
1時間のパフォーマンスではない「本気の半日体験」
通常、メディア向けの視察や体験といえば1時間程度で終わることがほとんどです。しかし今回は、現場の凄さと専門性を肌で感じてもらうため、幼稚園・保育園の現場に「ほぼ半日」入っていただきました。
圧倒的な体力と集中力を持つ市長が「ヘトヘトになった」と語ったことこそが、保育士や幼稚園教諭が毎日くり広げている仕事の高度さと凄まじさを物語っています。
市長自身が現場の体温を感じたからこそ、「体験」を軸とした長野市の子育て支援や、保育現場の社会的地位向上に向けた取り組みが一層熱を帯びて動き出しています。
保育士不足を「職業体験」から変えていく
長野市との連携協定で現在リアルに進んでいるのが、高校生向けの「保育職業体験」です。
実は、保育士不足の陰には大きな壁が存在します。それは、子どもが好きで興味を持っている高校生に対して、周囲の大人が放つ言葉です。
「大変な割に給料が低いからやめておきなさい」「もっと他の選択肢も考えたらどうか」
こうした、いわば「親ブロック」「進路指導ブロック」が、進路選択に影響することもあります。周囲からのブレーキによって諦めてしまう若者が多いからこそ、実際の現場に入り、子どもたちの熱量と先生たちのプロの姿に触れてもらう。「大変そうだけど、思った以上にやりがいがあって楽しい!」という実体験を作ることで、周囲の反対を押し返す意欲と選択肢を育てる狙いがあります。
今回の取り組みでは、すでに多くの高校生から参加希望が出ています。受け入れ可能な園の数などを調整しながら、地域を巻き込んだ職業体験として動き始めています。
「協定を結んで終わり」にしない。モデルケースを全国へ
自治体との連携協定は、結ぶこと自体がゴールではありません。大切なのは、そこから地域にどんな変化を生み出せるか。
長野市では、高校生の職業体験に加え、資格取得支援についても自治体や関係団体と役割を分担しながら、具体的な仕組みづくりを進めています。今回の取材では、市長だけでなく、長野市の担当課や幼稚園関係者など、現場を支える方々からもお話を伺いました。
一つひとつの地域には、それぞれ異なる課題や使える資源があります。だからこそ、全国でまったく同じ仕組みをそのまま導入するのではなく、地域の状況に合わせて組み合わせていく。そのためのモデルケースとして、長野市での取り組みを積み上げています。
長野市で生まれた取り組みが、別の地域でも形を変えながら広がっていく。それが、今回の連携協定が目指す一つの未来です。
今回の長野市での取り組みの裏側や、取材で伺った市長・現場の方々の声は、『ココキャリ園長通信ラジオ』で詳しくお話しています。ぜひ本編もお聴きください。
▼ポッドキャスト本編(約17分)はこちらから聴けます
行政と現場を動かし、社会の意識を変える仲間へ
ひとつの地域で生まれたアイデアを仕組みに変え、行政や首長を巻き込んで現場を動かしていく。これこそが、キャリアフィールドの仕事の面白さです。
「表面的な求人支援ではなく、業界のイメージや社会の意識そのものを変えたい」
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