弊社代表・都築のポッドキャスト番組『ココキャリ園長通信ラジオ』。今回は、地方で深刻化する保育士不足に対する、目からウロコの解決策「地元の人を自ら育てる仕組み」についてお届けします。
かつては都市部の問題だった保育士不足ですが、養成校がない地方では「若い人が外へ出ていき、現場の高齢化が進む」という別の形で深刻化しています。
そんな中、ビジネスピッチの現場で出会った「人口300人に満たない村の村長」との会話から、地方の課題を根本から変える大きなヒントが見えてきました。
「保育士は足りています」の裏側
懇親会で村長から聞いたのは、意外な言葉でした。
「うちは保育士、足りているんですよ」
しかし、詳しく話を聞いてみると、その人材は村の外から来てもらっているとのこと。
人を確保するために高いコストをかけても、一定期間働いた後に地域を離れてしまえば、定住にはつながりません。今は足りていたとしても、将来的には人材不足になる可能性もあります。
そこで浮かんだのが、「村にいる人を保育士に育てる」という発想でした。地域の中に、保育士を目指せる人がいるなら、その人が働きながら資格を取得できる仕組みをつくる。外から人を呼ぶのではなく、地域の中にいる人を育てる。小さな村だからこそ、この考え方には大きな可能性があります。
保育士を増やすことは「地域の所得」を増やすこと
地元の人が保育士資格を取得するメリットは、単に現場の人手が増えるだけではありません。都築はこれを「地域経済の活性化」という視点で捉えています。
・安定した雇用と所得の向上: 資格取得によりキャリアと所得が向上する
・国からの財政支援: 保育士の給与には国の財政的な裏付けがあるため、地域内に確実な所得が生まれる
これはまさに「地域への企業誘致」と同じ効果を持ちます。企業を誘致して雇用を生むように、地域内で保育士を育てて雇用し続けることで、地域の中にしっかりと所得(お金)が残っていくのです。
「予算がない」地域でも、できることがある
予算や人員に余裕がない地方自治体や公立園に向けて、キャリアフィールドが提案しているのは「新たなコストをかけずに、働きながら資格取得を支援するスキーム」です。
莫大な予算をかけて外から奪い合う「狩猟型」の採用から、地域にある潜在的な人材を「育てる型」へ切り替える。
「人がいないから外から呼ぶ」のではなく、「まず地域の中を見渡して育てる仕組みを作る」。人口300人の村で生まれたこの小さなモデルケースは、同じ悩みを抱える全国の地方自治体を救う強力な武器になります。
▼ポッドキャスト本編(約16分)はこちらから聴けます
おわりに:人口300人の村から、地域の未来を変える
人口300人の村から始まったこの取り組みは、単なる「人手不足の解消」を超えて、地域の雇用、所得、そして定住(地域の存続)を守る大きな挑戦です。
キャリアフィールドは、単に求人枠を売る会社ではありません。
「採用の手法だけでなく、地方創生や地域経済に繋がるビジネスがしたい」
「人を右から左へ動かすのではなく『育てる仕組み』を創りたい」
「社会課題の根本に切り込む、視座の高い仕事をしたい」
そんな想いを持った方、ぜひ一度カジュアル面談でお話ししてみませんか?アイデアを仕組みに変え、地域の未来を一緒に作っていきましょう!