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【CS interview #13】「いい意味で裏切られた」―未経験でデータサイエンティストとして入社した松谷の現在

キャンサースキャンは「人と社会を健康に」というミッションを掲げ、全国各地の自治体と連携して予防医療事業を推進しています。事業推進にあたって欠かせないものの一つがヘルスデータです。今回は、ヘルスデータを活用して社会への価値創出を担う、データサイエンティストの松谷に話を聞きました。

◆松谷拓弥プロフィール◆
大学院卒業後、食品メーカーの研究に従事し、2018年4月、キャンサースキャンに入社。データサイエンティストとして、医療費分析事業の立ち上げを行い、現在は分析系事業の新規開発とチームマネジメントに従事している。

はじめに、キャンサースキャンへの入社経緯を教えてください。

前職は大学院で味覚の研究をしていたことから食への関心を持ち、美味しくて健康になる商品を創りたいと思い、健康食品メーカーで研究開発に従事していました。実際に仕事をしてみると、「良い商品を作るのではなく、売れる商品を作る」ための仕事であり、当初思い描いていた商品開発ができないと感じられました。消費者側が良い商品を選べるような仕組みを創れば、自然と良い商品開発も出来るようになるのではと思い、マーケティングやAIに興味を抱くようになりました。そのような中、キャンサースキャンを知り、実現しようとしているミッション・ビジョンに共感しました。さらに、未経験ながらもデータサイエンスの領域にチャレンジさせてもらえるとのことで、入社を決めています。

入社してからはどんな仕事をされてきましたか。

入社した年から今も担当している医療費分析事業に取り組んでいます。2年目以降は、医療費分析事業を標準化させていくことに加え、コンソーシアム型疾患啓発事業や後期高齢者向け予防医療事業立ち上げにも参画したり、採用やチーム作り・マネジメントにも携わったりしています。
事業内容はこちら

未経験でデータサイエンティストとして入社されていますが、データのハンドリングはどのように取得したのでしょうか。

レセプトデータ(診療報酬明細書)の構造やデータ処理については、学習方法や資料を先輩社員に教えてもらいつつ、業務に必要な知識・スキルをみにつけていきました。分析手法や臨床的な視点を踏まえた分析デザイン等、高度な専門性が必要となる部分については、大学の研究者の方に教えていただいています。ただ、実際にコードを書いてデータ分析を進めること自体、周りに経験者が少なかったので、自分で試行錯誤しながら必要な情報をかき集めて対応できるようにしていました。


(写真:自治体訪問後、上司の辻と)

医療費分析事業は立ち上げから担当されていますよね。

はい、ちょうど私が入社した2018年から事業開始となっています。2018年は、国民健康保険の都道府県単位化が法改正により始まり、都道府県にも自治体の保健事業運営の予算が確保されるようになりました。その流れもあり、都道府県が地域の医療費分析を行い、自治体の保健事業へ還元する流れがありました。
プロポーザルで獲得しなければならない案件だったので、副社長・疫学を専門とする上司・提携している大学の研究者の方とともに提案を作るところから始まっています。どういう事業にしたいか?という大枠のコンセプトは当初からありましたが、提案のストーリー作り、疫学のどういった手法を使って分析するかというデザインや、そのデザインを分析のコードにどう実装させるかについて、チームで議論して提案を作っていきました。
多くのことが手探り状態で、お客さんと一緒に事業を作っていました。分析項目や報告内容はあらかじめ決まっていることばかりでなく、事業の中で都度修正を加えながら完成させました。中間報告等で分析結果を見せて、それをもとに追加分析の切り口を議論する等もしていて、そういった打ち合わせ時には私も同席し、データ分析の観点からどう実現させるかについて検討・提案していました。

事業立ち上げの醍醐味かもしれませんが、相当大変ではなかったでしょうか。

しんどいな、と思った記憶はないですね。分析結果の解釈や分析のデザインに関しては頼れる方もいましたし、レセプトデータの分析も進めてみて分からないところに関しては、周りに聞くことで解決していくことができました。
むしろ、新しいことにチャレンジできることが楽しかったですし、分析結果を解釈することで示唆を出し、その示唆をもとに議論が発展していくことが嬉しかったです。分析結果とその解釈が自治体の中でも意思決定に影響を与えていて、それが社会的なインパクトに繋がることに、この仕事のやりがいを感じます。自分が作成した分析シート等をお客様が使用してくれていて、フィードバックをいただけるのも嬉しいですね。

幅広い領域で仕事ができるのは、楽しくもあり、チャレンジでもありますね。分析事業についても分析だけではなく提案から報告まで取り組んでいます。プロジェクト単位では医療費分析のみならず、疾患啓発事業や後期高齢者事業立ち上げ、特定健診事業のサービス開発、厚生労働省との実証事業、特許の申請、採用、マネジメント等にも携わっています。
手を挙げればチャレンジさせてもらえますし、そこで成果を出せばさらなるチャレンジの機会もあります。入社当初からはプロダクトの開発環境や組織体制も大きく変化していて、対応するべきことも多いですが、成長企業ならではの面白味ではないでしょうか。

今となっては松谷さんの役割も大きく変わりましたよね。

メンバーが増えて、自分がプレイヤーとして事業を推進する役割から、チームマネジメントを行う役割へと変化しています。2020年は入社したメンバーのトレーニングと、業務の標準化を同時並行で取り組んでいました。

チームマネジメントもまたデータ分析とは違った難しさがあると思います。

とても難しかったです。どういう情報を与えれば動けるのか、モチベーションはどのように保たれるかといった、チームマネジメントのノウハウがなく、自分にとっては大きなチャレンジでした。
自分が入社した当時、「あったらいいな」と思ったものを振り返って共有することからはじめました。私自身、社内外から必要な情報を集めることに苦労したので、チームメンバーで共通した認識を持てることが大事だと思ったからです。顧問の方から学んだことを、チームに還元するようにもしています。
チームマネジメントは、上司から学んだりとか、社内のマネジメント勉強会へ参加したり、推奨書籍を読んだりして、実践へと繋げています。キャンサースキャンでは、上下のメンバーとの1on1ミーティングを定期的に実施する文化があります。自分自身も上司との1on1を活用していますが、チームメンバーのモチベーションの把握などは1on1の時間でも意識していることです。


(写真:リモートワークが多いですが、出社日を決めてチームで集まることも)

入社時に自分がチームマネジメントをすることは想定していましたか。

まさか自分が採用活動に取り組んだり、チームマネジメントをしたりするなんて思っていませんでした。分析業務もですが、こんなにいろいろなことにチャレンジできるとは思っていなかったです。私もデータサイエンティストとしては未経験で入社しましたが、成果を出せば評価をしてもらえる環境なので、これからも会社の中でやれることを増やしていきたいです。

ぜひ未経験でもチャレンジ意欲のある方に仲間になってもらいたいですよね。

主体的に動ける方にぜひ仲間になってもらいたいです。成長段階の企業であり、事業内容や組織体制、役割の範囲はまだまだ流動的なので、ひとつひとつの業務にオーナーシップを持って取り組んでいただける方、一緒に事業や組織を創っていける方だと嬉しいですね。
経験は問いませんが、公衆衛生や予防医学に興味があって知識を自らキャッチアップしていける方にとっては楽しいと思います。もちろん最低限必要な知識は社内で共有がされていますし、それでも足りない場合は書籍や学習教材のサポートが手厚くあるので、活用していけばよいです。また、複数の分野で専門知識豊富な外部顧問の方がいらっしゃり、zoomやslack等で気軽に相談できるようになっています。
リモート環境下でも、チーム毎に定例MTGをしたり、毎週の1on1を開催したり、業務に加えてキャリアの悩みも話せる環境になっているので、安心して入社してください。お待ちしています!

(話し手:松谷拓弥/取材・執筆:北村早紀/撮影:横田貴仁)

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