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【CS interview #05】突然の、親族の死から気づいた「有限な人生」。限られた時を“人々の健康”に費やす

こんにちは!採用担当の福重です。
前回に引き続きキャンサースキャンのメイン事業でもある特定健診等の受診率向上事業のプロジェクトマネージャーのご紹介です!

キャンサースキャンではフロント職と呼んでいるこちらのポジション。
よくエントリーいただいた候補者の皆様に「キャリアパスは?」といったご質問いただくのですが、
キャンサースキャンでは、各社員が様々な思いで入社し、それぞれのキャリアプランに合わせて仕事をしていける環境です。
今回ご紹介する増永さんもそのうちのおひとり😊
自治体との業務の進め方やご自身のキャリアプランについて聞きました。

キャンサースキャンに入社して4年目の増永貴和。自治体の受診率向上に向けて、年間のスケジュール調整や、アプローチ方法の提案を行うプロジェクトリーダーとして活躍しています。翌年度も事業が継続できるよう、年間通じて滞りなく対応するのが求められる業務です。担当しているのは、東京都と埼玉県、栃木県。競合も多い都市部でのプロジェクトに奮闘する毎日です。
そんな増永が医療に興味を持ったのが、親族の死がきっかけでした。「人生が有限であること」に気づかされた、忘れられない光景とは――?


自治体とキャンサースキャン、お互いにとって“学び”になる事業をつくる

自治体への提案のときには、どのような工夫をしていますか?

過去の自治体様の取り組み状況や、逆にキャンサースキャンを導入するにあたっての目的意識を丁寧に聞いたうえでズレがないように気をつけています。

また、自治体様にとってもキャンサースキャンにとっても学びになるような事業をどのように作ればよいか、考えて提案するようにしています。最終的にキャンサースキャンを含めた委託業者を使わなくても自治体様側にノウハウが残るのが理想だと思うので。例えば「ハガキなどの通知物を送るときでもサイズによって受診率に変化があるのか」というような小さな検証を、自治体様と一緒にできないか毎年考えるようにしていますね。

そうした検証ができると、弊社の知見にもなるので、同じ職種のフロントメンバー間でも共有して、キャンサースキャンとして提供できるものの幅を広げることができます。

逆に、自治体側から相談を受けることもあるのでしょうか。

他の自治体様での成功事例を聞いて、そのやり方が導入できるかどうか相談を受けることもありますね。他の自治体が取り組んでいるソリューションが、必ずしもその自治体様にも当てはまるわけではないので、予算やスケジュールを伺いながら、アプローチ方法を決めていくことが多いです。もちろんこちらから事例をご紹介しながら、どういうやり方が合うのか探ることもあります。

地域ごとの違いはありますか。

都市部とそれ以外では、産業の構成が全く異なります。例えば東京都以外では農業など一次産業に従事されている住民の方が多い地域もなども良くあるのですが、東京都の都市部では農業など一次産業関連の住民の方がほぼいません。職業によって行動に違いが出ますね。そもそも都市部は医療機関が多くアクセスのしやすさがあるので、受診率が高い傾向にあります。また、都市部は同業他社も多いので競争が激しいのは難しいところです。

自治体とお仕事をするうえでの工夫は?

自治体様特有の意思決定プロセスを念頭に置いて対応するようにしています。自治体様の内部で確認を行う際には、何人もの担当者に回覧をして決裁を取ることが必要です。多くの人の目を通して決裁を通す必要があるという自治体様のルールを考えながらスケジュールを組むようにしています。

お仕事のやりがいは何でしょうか。

影響力の大きさを感じています。自治体の先にいる住民の方たちに対して、きちんとお知らせを届けることができれば、健康診断を受けることによって、生活習慣病の兆候を見つけられます。健康につながる行動を促せる、インパクトの大きい仕事だと思います。


親戚の死から気づいた、「人生が有限であること」と「人を幸せにしたい」という思い

増永さんのキャリアについても教えてください。

キャンサースキャンが3社目です。新卒では大手予備校の職員、そこで2年半ぐらい勤めて、その後製造メーカーの系列会社に行って、貿易の仕事をしていました。その後キャンサースキャンに入社したのです。

キャンサースキャンに入ったのは、どういった理由からですか。

親戚が心臓の疾患で突然亡くなった経験があったんです。本人も自分が亡くなるとは思っていないので、次の日に食べようと思って買っていたパンがカバンに入っていたんですよね、その光景が忘れらなくて...。その時に自分の時間が有限であることを痛感したんです。有限な時間をどうやって使うのが自分にとって納得できるのかなと考えさせられました。

そこで、興味を持ったのが医療の分野です。私自身の母もがんを患っていたこともあり、親戚の死をきっかけに「健康に暮らせることってすごく幸せなことだ」とシンプルな気持ちが湧いてきたんです。それまで就いていた貿易の仕事にもおもしろさは感じていたのですが、限られた時間を「人を健康にすること」に費やしたいと考えるようになって、キャンサースキャンに応募しました。

実際に入社されて、その思いに何か変化はありましたか。

今キャンサースキャンでは、健康診断の受診率向上だけではなく、検診・健診を受けた後のフォローアップの取り組みも少しずつ始まっています。これは私が入社した段階からずっとやりたいと考えていたことでもあるんですね。これらの取り組みが始まることでより広く自治体さんのお役に立てるようになり、さらなるやりがいを感じています。

増永さん自身の働き方としてはいかがですか。

入社時から「がん検診に関わる仕事がしたい!」という希望を強く言い続けてきた甲斐あって、会社としては縮小傾向にあるがん検診の受診勧奨事業や、社長と一緒に企業のがん対策のプロジェクトに関わらせていただいています。例外的な部分もあるかもしれませんが、やりたいことを言い続けていれば、会社としてもメンバーのやりたいことを叶えようとしてくれるので、本当にありがたいです...!

どういう人と一緒に働きたいですか?

スピード感や、機動性の高さは大切だと思います。業務上、軌道修正も多いのですが、急な変更に着いてこられる方と一緒に働きたいです。迅速な動きをしなければならないことには、何かしらの理由があると信じて、一緒に走っていける人に入社していただけたら嬉しいです。よりよい方法の模索をすることを「おもしろい!」と感じられる人にとっては、魅力的な環境といえるのではないでしょうか。

最後に、今後のキャリアプランを教えてください。

キャンサースキャンのキャリアは職能コースとマネジメントコースの2つに別れているのですが、私はプレイヤーであり続ける決断をしました。プレイヤーとして最前線に立ち続けることで、お客様である自治体様や、自治体様の先にいる住民の方たちの反応を近くで見られるところにいたいですね。

もちろんマネジメントにも興味はありますし、後輩もかなり増えてきたので、新しくチームに入ってきたメンバーや後輩ををサポートし、これまで学んできたやり方を伝えながら仕事に取り組んでいきたいと思っています。後輩に仕事のやり方を伝えるためには、自分の職能も高めていかなければならないので、検診・健診についてもっと詳しくなりたいと、勉強を続ける毎日です。

(キャンサースキャン プロジェクトマネージャー増永貴和、取材・構成/吉田瞳、撮影/横田貴仁)


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