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やりたいことを形にする天才!CAMPFIREトップクラスの行動力を誇るセールス酒井 涼旦郎へインタビュー

こんにちは。HR部人材採用チームマネージャーの畠山です。
#CAMPFIREで働く人々 は年齢・経験問わず様々な人たちが集うCAMPFIREの「働く人」に迫るインタビュー企画です。

第6回目は「CAMPFIRE DATA BASE」という新規事業立ち上げや、CAMPFIREに入る前からの生業であるコーヒー焙煎に関するクラウドファンディングプロジェクトの立ち上げなど、行動力が凄まじいセールスの酒井さんにお話を伺います!

酒井 涼旦郎(さかい・りょうたろう)CAMPFIRE事業統括部セールス部セールス・アライアンスチームサントリーコーヒーロースタリー㈱にて缶コーヒーBOSSの焙煎に従事。コーヒー焙煎や作業設計、新工場設立プロジェクトに携わる。個人ではスペシャルティコーヒー関連のイベントやコミュニティ立ち上げ、競技会に出場。2019年6月にCAMPFIREへジョイン。現在は購入型クラウドファンディング飲食領域にてセールス・アライアンスを担当。

–現在行なっている業務や活動について、教えてください。

普段はCAMPFIRE事業本部のセールス・アライアンスチームで対外的な事業連携を担当しています。その他、CAMPFIRE DATA BASE*というデータに関する新規事業の推進をしています。それ以外ではコーヒーの焙煎士だった経験を活かして、コーヒーの卸事業を行っています。そして今まさにコーヒーに関するクラウドファンディング*の真っ最中です!

酒井さんの新規事業CAMPFIRE DATA BASE*とは?

CAMPFIRE、クラウドファンディングデータから潜在する顧客ニーズを分析。「CAMPFIRE DATA BASE」ベータ版の提供開始株式会社CAMPFIREのプレスリリース(2022年3月29日 11時00分)CAMPFIRE、クラウドファンディングデーprtimes.jp

クラウドファンディングの支援データを活用し、モノづくりの前段における潜在顧客のニーズを分析する新サービス

酒井さんのクラウドファンディング*

camp-fire.jp#厚木焙煎所計画 僕の地元"厚木"にコーヒー焙煎所を作りたい!!酒井 涼旦郎まちづくり・地域活性化

支援する¥1,514,000207 人残り 2 日

プロジェクト概要:#厚木焙煎所計画 僕の地元"厚木"にコーヒー焙煎所を作りたい!!厚木生まれ厚木育ち厚木在住の僕が厚木で焙煎所を開設!高校卒業後に全く興味の無いコーヒー焙煎士になって10年、ついに地元に焙煎所を構えます。

–合わせて4つの事業やプロジェクトを同時に進めているんですね!とてもお忙しそうですが、時間配分はどんな感じですか?

時間配分は、本業であるセールス・アライアンスが8.9割です。CAMPFIRE DATA BASEはこれからというフェーズなので1.2割、焙煎は週末に行っており、クラウドファンディングは仕事が終わって子育てを終えてから22時から深夜1時くらいまでです。

平日は朝起きるのが7時半くらいで、子どもたちを送り出して自宅の掃除やゴミ出しをして9時くらいから稼働しています。
午前中は、メールやslackを見て、10時から17時くらいまでMTGを行い、18時から事務作業をしています。19時以降は子どものご飯やお風呂をやって、21時から自分の作業というスケジュールです。
あと、時間に余裕がある時は、友人とサウナに行ったり飲みに行ったりしています。

新規事業は、もともとコンテストで優勝しなくてもやろうと思っていた

–まず、新規事業について伺いたいのですが、すごい副業 新規事業コンテスト*で優勝してからどのような経緯でリリースに至ったのですか?

新規事業コンテストで優勝してから色々動き出しました。もともと、優勝しなくてもやろうと思っていたので、すぐに進めました。
クローズドのベータ版を提供できたのが昨年の11月で、それまでは社内調整が多かったです。

これまでのクラウドファンディングとは異なるビジネスモデルだったので、社内での法務確認が大半でした。また、データが絡むのでデータチームと動き方の相談を3ヶ月間くらい行っていました。

ベータ版を数社の企業様に触ってもらってアップデートし、需要は確認できたので、マネタイズを図るためにオープンベータ版の提供を今年4月に開始しました。現在は、その問い合わせをいただいて対応をしているというフェーズです。

すごい副業 新規事業コンテスト*とは?

「すごい副業」第19弾!家入一真を唸らせる新規事業アイデア募集 | YOUTRUST家入一真を唸らせる新規事業アイデアをYOUTRUST会員限定で「すごい副業」にて募集中!今すぐチェックyoutrust.jp

昨年夏頃に実施したYOUTRUSTさんが運営する”すごい副業”とコラボレーションした新規事業コンテスト。酒井さんの新規事業案が最優秀賞を受賞。

–新規事業コンテストで優勝して、その後実際にローンチまで繋げるのは難しいことだと思いますが、苦労した点や乗り越えた壁などがあれば教えてください。

まず、新規事業コンテストから実際にリリースすることが難しいという概念が全くなかったです笑
プレゼンの動画は見ていて情報は持っていたけど、その先までは特に不安に感じていなかったですね。
ただ、どんな方法でも、実際に形にしたいという強い想いはありました。

新規事業を立ち上げるのは初めてだったので、どう進めていいか分からないことが一番大変でした。
色んな人に、丁寧に話を聞きながら進めることを意識していましたね。

関係各所への調整が多く、普段からコミュニケーションをとらない部署との連携が必要だったので、自分が何をしたくてなぜこれをやっているのか?という点をしっかり伝えること、そして関係構築を丁寧にすることを意識していました。

–新規事業について共有する専用チャンネルも作っていましたね。参加メンバーもどんどん増えてきた気がします。

新規事業コンテストは社内で多くの人に見てもらっていたので、その後どうなったか気になっている人は多かったと思います。
会社としても、その後のプロセスをしっかり伝えることは大切だと思いました。
なので、専用チャンネルを通じて嬉しいことや苦しいことをリアルに伝えようと思いチャンネルを作りました。

このような発信は、クラウドファンディングに似ていると思います。
最初は反応がなくても、想いを持って発信し続けていくと、気がついたら参加メンバーや応援してくれる人が増えていたという感じです。
どんな状況でも、自分の想いを発信し続けていくことは大事ですよね。

–次に、酒井さんが企画したクラウドファンディングについて伺わせてください。どのような想いでプロジェクトを立ち上げたのですか?

もともと前職でコーヒーの焙煎士を7年、CAMIFIREへ入ってからも3年やっていました。今の焙煎スペースが手狭になってきたので、しっかり場所を作ろうと思ったことがきっかけです。
#厚木焙煎所計画という発信を4月からTwitterで開始しました 。

最初は、コストをかけずにやるために、おばあちゃん家のガレージを借りてガスと電気も借りながら行おうと思っていました。
ガレージでの掃除風景や見積もりを業者さんから取っているところなどをTwitterでリアルタイムに発信していました。

その後、色々具体的に情報を集めたところ、予算オーバーに気づきました。
自分一人ではこの計画が難しいと感じていた時に、厚木グラススタジオという工房のオーナーさんから、「ちょうどカフェを作る予定だからうちにきたら?」とお誘いを受け即決しました。

今年5月頭から焙煎所を厚木グラススタジオに作ることが決まり、ちょうど5/19が自分の誕生日だったのでその日にクラウドファンディングをスタートしました。

厚木グラススタジオと繋がるきっかけは、面白いご縁でした。
コロナになって会社がフルリモートワークになり、地元厚木にいる時間が増えたことで厚木の面白さに気づきました。
そこで、中学時代の友人とまちづくりの任意団体をつくり、そのご縁で厚木グラススタジオのオーナーさんと知り合いました。厚木という場所を盛り上げたいという想いは合致していたので、すぐに仲良くなりトントン拍子に話が進みました。

人との繋がりやコミュニティは常に大切にしてきた

–酒井さんの活動で共通しているのは”自分の想いを形にして、周りを巻き込みながら実現する”ことかと思うのですが、大切にしているポイントはありますか?

周りを巻き込むという点では、育った環境が大きいですね。

実家が、母親の友人や親戚がたくさん遊びに来る家で、常に人に囲まれて育ったのでその環境が影響していると思います。

学生時代からちょっぴり目立ちたがり屋で、中学時代は演奏の指揮者をやったり、高校時代は応援団長をやったりしていました。
また、一人でいる時間が苦手で、常に誰かといるような感じでした。
友人と友人を繋げることが好きだったし、友人の夢を後押しする動きも好きで、人との繋がりやコミュニティは常に大切にしてきたと思います。

やりたくないことをやっている場合じゃない

–やりたいことへの行動力・実行力がすごい酒井さんですが、その裏側には何か原点があるのでしょうか?

最初からやりたいことが明確にあった訳ではないです。
学生時代は自分が楽しいと思うことをやるだけ。勉強は苦手という感じで、ひたすら友人と遊んでいました。
就職してからも、やりたいことはなく、言われたことだけをやる社員でした。ただ、このままではまずいと思い、”あまり楽しくない環境の中でどうやったら楽しめるか?”ということを真剣に考えるようになりました。

自分が楽しいと思うことや、やりがいに感じることを分析し、苦手な部分を認めつつ好きなものを突き詰めていけるようになりました。
結果、当時働いていたコーヒーの工場で、一年で一番改善提案をした人に選ばれ、それが社内報に載った時もありました。

ただ、少しずつ前に進んでいる実感はあったものの、大きなきっかけはありませんでした。

ほぼ今まで誰にも話したことがなかったのですが、CAMPFIREに入る1年くらい前に一番下の弟が事故で亡くなったんです。
弟は自分の分身みたいな存在だったので、そこから自分の死生観が変わりました。自分の中で衝撃的な体験だったので、自分もいつ死んでもおかしくないと思いました。
今、健康体ではありますが、人は常に死と隣り合わせだということを実感し、やりたくないことをやっている場合じゃないと強く思いました。

なので、自分が作りたい世界を作るために動き出そうと思ったことが大きいですね。

–行動力という点でいうと、酒井さんはCAMPFIREに入社した時のエピソードも一部で有名ですよね。

そうですね。
当時は高卒で工場に勤めていて、CAMPFIREは勢いのあるWEBベンチャーでした。経験も業界も全く違うし、入りたいけど入り方が全然わからないという状態でした。

求人媒体からエントリーしましたが反応がなかったので、家入さんにDMを送り、とにかく色んな手段で連絡をしました。
また、ある日家入さんが登壇するイベントが開催されることを知って、参加費1万円を払い、仕事終わりに仕事場の海老名から青山に向かいました。
登壇の時間が終わり、「会場にいるので会場内で話したい」とDMしましたがダメでした笑

無理なのかな..と諦めつつあった時に、友人からCAMPFIREでのアルバイト募集の話を聞き、当時すでに子どもがいたのでアルバイトは難しいと思いつつ話を聞いてもらわないと始まらないと思い面談の時間をもらい向かいました。
面談の中で正社員で採用してほしい旨を伝え、やっと正社員として採用してもらえることになりました。

CAMPFIREへ入るまで最後まで諦めなかったという、社内ではちょっと有名なエピソードです笑

–どうしてそこまでしてCAMPFIREへ入りたかったのですか?

純粋に、CAMPFIREのミッションが自分の考えていることと同じだと思ったからです。

前職で取り組んでいたコーヒー事業の関係で、グアテマラへ行く機会がありました。
現地のコーヒー農園を訪れると、コーヒー豆を摘む農家の人が1日1ドルや2ドルで暮らしていました。
会う人は皆幸せそうに見えましたが、子ども達は先生や医者になりたいという夢がある中で、挑戦するスタートラインにも立てない現実にショックを受けました。

ただ、当時の自分には解決する手段が見つけられませんでした。

そんな時にCAMPFIREを知り、お金を理由にできないということがなくなる世界が作れるかもしれないと感じました。
よく調べるとCAMPFIREのミッションもバリューも、まさに自分が考えていることばかりだったのでこの会社に入るしかない!と思いました。

–「やりたいことが中々見つからない」「自分のやりたいことがわからない」という声も時に耳にしますが、酒井さんの場合やりたいことはどうやって見つけていますか?

自分は、その場所に行くとか手に取るとかの行為をとても大事だと思っています。

何でも現場が大事です。

前職の時から、生産地に行くとか、農園に行くとか、とにかく現地へ行くことを大事にしています。今も飲食領域をメインで担当しているので、担当の飲食店へ行くのは当たり前ですが生産地や関係する現場へ行くことを大事にしています。

全ては現場から起きるので、そこから得る学びをとても大事にしています。実際、現地での会話や情報から自分のやりたいことが次々と出てきていますね。

クラウドファンディングの素晴らしさを伝えていきたい

–これからの展望を教えてください。

クラウドファンディングがすごく好きなので、一般的な選択肢となるようにもっとアクションしていきたいですね!

サービス認知は広まってきていると思いますが、応援したり、プロジェクトを作る人が増えるといいなと思います。
また、自分自身が常にプレイヤーであることも意識しています。

コーヒーの卸事業や自分で立ち上げたクラウドファンディングでの経験を本業であるCAMPFIREのセールスとしての仕事に活かしたり、逆に本業のセールスの仕事を自分の課外活動に活かしたりという循環を繰り返していきたいです。

直近だと自分でクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げた経験はとても大きかったですね。この大変さは当事者じゃないと分からないかもしれないです。

クラウドファンディングは、プロジェクトのページを作る、リターン品を設計する、目標金額達成のためのロードマップを作る、SNS発信をする、チラシを作るなどやることがたくさんあります。

チラシ制作一つとっても、言うのは簡単ですが実際作るのは大変だということを身を以て痛感しました。プロジェクト起案者さんも最初は不安に思う方もいらっしゃるんじゃないかなと思うのですが、自分も不安だったのでこれからは実体験をもとに話したいと思っています。

ただ、大変なことばかりではなくて良い面もたくさんありました。

厚木をテーマにしたクラウドファンディングをしたことで、地域のフリーペーパーやWEBメディア、厚木市役所などがプロジェクトについて取り上げてくれました。また、疎遠だった親戚や友人とも連絡を取り合うきっかけになり、素敵なご縁に繋がっています。

自分が経験したことで、改めて素晴らしい仕組みだと実感できましたし、
少しずつ信頼してもらえるキュレーター・セールスに近づけているんじゃないかなと思います。

今後も、クラウドファンディングの素晴らしさを伝えていきたいですね!

酒井さん、素敵なお話をありがとうございました!
行動力に加え、前向きさ、芯の強さ、やさしさのある酒井さんの人柄が垣間見えるインタビューでした。お話を伺いながら、こちらも元気をもらいました。
CAMPFIREでは、以下募集をしています。ご興味ある方は、ぜひエントリーをお待ちしています!

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株式会社CAMPFIRE|組織情報まとめ更新日|2022/05/25 問合せ先|recruit@camp-fire.jpwww.notion.so

カジュアル面談:Meety

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