cami/IoT-Hands-on
IoT体験会の配布資料. Contribute to cami/IoT-Hands-on development by creating an account on GitHub.
https://github.com/cami/IoT-Hands-on.git
株式会社CAMI&Co.に新卒で入社しました藤廣と申します。
社会人1年目ですが、IoT体験会の実施が会社にとって必要だと感じ、提案から実行まで主体的に動いた1か月を振り返ります。
IoT体験会とは、趣味や業務でよく使われる Raspberry Piというシングルボードコンピュータを用いて、実際に手を動かしながら電子回路を作成したりコーディングしたりする体験会イベントです。
IoTとは何か、を簡単に体験してもらうことを目的としています。
事業拡大に伴い、エンジニアの人材不足が顕著となり、主体的な採用活動を行いたかったからです。
「弊社自体や弊社の事業を知って興味を持ってもらうこと」が最優先の課題だと感じているからです。
弊社を知ってもらうには、参加者が興味を持てる内容でイベントを開催したほうが効果的です。
そこで、IoT機器として有名な Raspberry Piを利用して、IoTを体験してもらえるイベントを開催しようと考えました。
さらに、CTOをはじめとした弊社のエンジニアが講師となり、交流会にも参加してもらうことにしました。
エンジニアの方の知名度を獲得したかったので、募集チャネルをconnpassに決定しました。
PythonでconnpassのWeb APIを叩いて、過去のイベントの開催数や申し込み具合を取得して、人気の高かった「Raspberry Pi」を教材に選定しました。
過去のイベントの申し込み具合から仮説を立てて、具体的なイベント・タイトルを付けました。
タイトル:【参加無料】ラズパイで監視カメラを作ろう
1. 周囲の状態をセンサーで取得する
2. Raspberry Piでの処理結果をアウトプットとして吐き出せる
という2点の理由から、監視カメラを作成することにしました。
「センサで人がいるかを監視し、人を検知したら写真を撮影し、Slackに通知を送る」という構成です。
「集客できそう」という理由で無料にしました。
応募自体は、定員の2倍近くありました。
しかし、やむを得ない事情も含め、前日・当日キャンセルが応募者の4割近くあったため改善すべき点だと考えています。
焦電センサを手に持ち、電子回路を作成しています。奥側の緑色のボードがRaspberry Piです。
当日使用した資料はこちらです。
参加者の方にアンケートをお願いしておりました。
「イベント内容に関して興味を持った部分」をうかがった質問に対し、回答者全員に「監視カメラを自作する」部分と回答いただけました。
弊社に興味をもってくれた方もおり、一定の成果を出せたので、今後も開催できることになりました。
「監視カメラを作成する」という基本的な部分に、さらに機能を追加していきたいと考えています。