こんにちは。
今回は、私たち「Kubernetesチーム」がどのような業務を担い、どのような雰囲気で働いているのかをご紹介します。
目次
Kubernetesチームとは?
チームの役割・活動内容
主な役割
具体的な活動
業務の進め方・1日の流れ
チーム文化・雰囲気
技術力向上への取り組み
今注目のトピック:AI活用
多様性を受け入れる職場環境
今後の挑戦
まとめ
Kubernetesチームとは?
クラフトマンソフトウェアのKubernetesチームは、Kubernetes技術に特化し、設計・開発〜保守・運用フェーズをワンストップで担っています。
Kubernetesは柔軟性が高い一方で、運用負荷が大きい技術です。そのため私たちは、
”Kubernetesを使って構築されているアプリケーションの運用を止めず、アプリケーション開発者の生産性向上に寄与すること”
をミッションに掲げ、様々な施策に取り組んでいます。
チームの役割・活動内容
主な役割
- Kubernetesを使って構築されているアプリケーションの保守・運用
- 新しくKubernetesを使ったシステムを構築するための設計・開発
- アプリケーション開発者がインフラ起因の問題で開発を止めないようにサポート
- Kubernetesの高い運用負荷を巻き取る
- 開発者の生産性の向上に寄与する
- 予防的なセキュリティとリスク管理
具体的な活動
- EKSおよび関連パッケージの運用・保守
- セキュリティのフレームワークであるCIS(EKS Benchmark)への準拠・維持対応
- プラットフォーム環境の提供
- Kubernetes上で動くアプリケーションの管理・アップデート
業務の進め方・1日の流れ
Kubernetesチームでは、アジャイル・スクラム開発をベースに、柔軟かつ効率的に業務を進めています。
- 毎朝9:30から15分のデイリースクラム
軽い雑談から始め、和やかな雰囲気で1日をスタート。 - 必要に応じた小規模ミーティング
課題や疑問をすぐ共有・解決できる風通しの良さが特徴。 - 活発なコミュニケーションで属人化を防止
コミュニケーションが活発なので、特定のメンバーしかわからないような属人化した業務がほとんどありません。 - 定期的なタスクリファインメント
「このタスク、具体的には何をすればいいんだっけ?」といった認識のズレが生じないよう工夫。 - 2週間単位のスプリント
スプリントごとに開催されるミーティング時にはメンバーがオフラインで集まり、チームのほぼ全員がオフラインで集まる貴重な機会に。
チーム文化・雰囲気
技術力向上への取り組み
- 毎週:CNCF Top Contributorによるペアプログラミング会
- 2週間に1回:最新技術キャッチアップのための勉強会
メンバー全員、技術への探求心が深く、常に新しい知識を吸収しようとする姿勢を持っています。
今注目のトピック:AI活用
最近特に盛り上がっているのは、AI活用に関する議論です。
Claude Codeの可能性に賭けるメンバーがいる一方で、Roo Codeこそが未来だと主張するメンバーもいます。
開発環境についても、VS Codeが最強だという意見もあれば、「Emacsを使わないエンジニアはエンジニアじゃない」という熱い主張をする方、そして「いや、Vimでしょ、何言ってるの」と返す方まで、実に多彩な価値観が共存しています。
多様性を受け入れる職場環境
このように異なる技術的な信念や好みを持つメンバーが集まっていながら、お互いを尊重し、活発な議論を通じて切磋琢磨できる環境が整っています。
多種多様なバックグラウンドを持つエンジニアが集まる、非常に楽しい職場です。
今後の挑戦
現在、我々のチームでは、
「来年はKubernetesチーム全員KubeCon Japanで発表する!」
そんな目標を掲げ、チーム一丸となってスキルを磨き続けています。
まとめ
Kubernetesチームは、Kubernetesの魅力を広く伝えながら、現場を静かに力強く支える存在です。
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひカジュアル面談でお話ししましょう!