地域・教育魅力化プラットフォーム(以下「CPF」)で地域みらい留学リピート営業チームのマネジメントを担う成相直樹さんは、この夏故郷である島根県にUターンし、CPFにジョインしました。どんな思いで転身されたのか、そしていまCPFで働くやりがいをどのように感じているか聞きました。
▼成相直樹さんプロフィール
島根県安来市出身。2008年に株式会社リクルートに入社。飲食・美容サロンへの営業、コールセンター業務の立ち上げ、生成AI、DXツールなどの運用設計・導入に従事。2024年7月にUターンし地域・教育魅力化プラットフォームにジョイン。趣味は、渓流釣り/キャンプ/筋トレ/激辛グルメ/サウナ/レザークラフト/漁具制作と幅広い。
▼これまでのキャリア
新卒で就職活動をする際に、自分の将来の可能性を広げるために自分に必要なものを考えたのですが、その際に『世の中のニーズを捉え、ビジネスにする力』『ビジネスを円滑に進めるコミュニケーション力』という2つにテーマを決めました。その両方が身につけられそうな企業として、総合メディア企業である株式会社リクルートに入社しました。配属時には販促メディアの営業となり、研修を受けてすぐに飛び込み営業を開始、1km四方の狭いエリアで1日30件の飛び込み営業を毎日行っていました。もともとコミュニケーション力に課題感を持っていたのもあり、営業では予想どおりに苦戦しました。当時ガラケーほどの広告枠を受注することがこんなに難しいことなのかと何度も心が折れそうになりました。そして事業成長にはサービスの進化と営業の両方が必要であること、企業の成長の原動力は顧客接点であることを身をもって知りました。その後、企画職としてコール組織の業務設計やBPR、大規模な体制変更、新組織立ち上げなどを経験しましたが、顧客やメンバーの業務を作業レベルで分解したり、そのときの心理状況などを想像したりと、現場感を理解して徹底的に考える大切さを学びました。リクルートでの仕事は業界影響も大きく、働く仲間も当事者意識の高いメンバーばかりでとても大変でしたが、充実していました。
▼CPFに入職したきっかけや理由
もともと就職するまでは島根県で育ち、就職で広島、東京と生活の拠点を移してきましたが、自分は将来は自然豊かな地域で、仕事をしたいと思うようになりました。物心ついてからずっと自然の中で過ごすことが好きだったこともあり、将来はそのような場所で生活したいと思っていました。そこで、もともと興味のあった関係人口に関する体験プログラム福井県や地元島根県の方との交流などを通じて、あらためて地域やそこで活動している人たちと関わることの面白さや学びを得ました。それと同時に、そのような地域から若者が離れていき、次の地域の担い手がいないという課題に触れる機会も多くなり、この課題に対して何かできることがないだろうかと考えるようになっていました。そんななか、同じ島根県出身でリクルートでも交流のあった尾田(専務理事)にCPFの事業について聞く機会があり、自分のやりたいことが実現できる、そして日本の将来を変えるインパクトのある事業であると共感し、入職することに決めました。
▼いま取り組んでいること・目標は?
現在は『地域みらい留学』の参画校の既存営業を行うチームのマネジメントを行っています。地域みらい留学生を拡大していくためには、参画する学校数を増やす必要がありますが、新規営業とともに重要なのが既存営業です。自治体や高校の生徒募集の実現、そして継続して参画いただくために必要な活動など、営業組織の戦略戦術を設計しています。もともと既存営業に関する設計などが弱かった背景もあり、属人的になっていた対応を見直し、最適な顧客接点を抜本的に組みなおしています。現場のニーズを把握し、営業の介在によって学校や知識の課題解決につながるように顧客から高い信頼を集められる強いチームを作っていきたいと考えています。
▼どんな仲間と働きたいですか?
CPFで働く仲間には過去の経歴や価値観など本当に多様な方がいますが、みんなに共通して言えることがあるとすれば、それは『当事者意識の高さ』だと思います。目の前の高校や自治体、生徒など、私たちが関わる方たちへ強い想いをもち、相手のために自分が何ができるのかをとことん考えながら仕事に向き合っている方ばかりです。自分たちの事業が社会に対して与える好影響やその成果に誇りを持ち、全員が責任感をもって取り組んでいます。そして社内においても誰かが困っていたらすぐに気づいて全力でサポートする、みんなで協働する、新しいことにも果敢にチャレンジするといった風土があります。これだけ前向きで意欲のあるメンバーが揃っているから、日本の未来を変える大きなチャレンジを仕掛けることができていると思います。