山崎文栄堂では、社内全体がチームとなってお仕事することを大切にしています。

チームで仕事をすると言われても、「？」とか、
なんとなくしかイメージが湧かないことが多いと思います。
私自身も数年前までそうでした。

最近、チームを意識しているからこそ、
社内文化として成り立つことがあると感じたことがあります。

それは
社内のみんなのために、自分が出来ることをやる
ということです。

「当たり前なことじゃん」と思うかもしれませんが、
会社というコミュニティに属した途端に
周りの人を考えて行動する人が減ってしまうように感じます。

例えば、
使ったものを元に戻す
在庫がなくなりそうなものに気がついて発注する
など。
すごい簡単なことでも、出来ない人はいるんです。

小学生の頃に、両親や学校の先生から
散々言われてきたようなことが
「忙しいから」という理由で、
大人になるとやらなくなることが多くなっていると、私自身感じています。

自分の効率や、やりやすさを優先しすぎて、
自分の欲や気の合うような人にしか目がいかなくなってしまうことが増えて、
会社全体で考えた時に、誰かに大きなしわ寄せが発生してしまうのです。

私は3年間、一人で経理総務をしていたこともあり、
異動した時は、チームで仕事をするということが、
あまり理解できていませんでした。

言われたことは、全部自分でやらなくちゃと抱え込んでいることが多かったです。

しかし、チームを意識するようになってから、
みんなが仕事をしやすくするにはどうしたらいいか、を考えるようになりました。

今まで自分の中だけで頑張ろうとしていたことを
周りに発信することで協力が得られたり、
今まで話さなかった人とも、普段から雑談することで
自分の周りが明るく楽しくなったり。

"一人で抱え込まない"を意識するようになってから、
自然と周りの環境が良い方向に変わっていく感覚がありました。

これは「チームでお仕事をする」を意識して、
周りへの声かけを始めたことがきっかけだったと思います。
自分が変わると、自然と周りも受け入れてくれて、それも嬉しかったです。

ただ声をかけるという行動が、場の雰囲気を良くして
それが波紋のように広がっていきます。

社員が一丸となってチームになると、お互いが助け合うようになります。
お互いを思いやる仲間とお仕事が出来ることを嬉しく思います。