この4・5月の時期になると、新卒の子たちから、
「新卒で大切にした方が良いことって何ですか?」と質問をもらいます。
そう言われると、あれもこれもと大切にして欲しいことは出てくるのですが...
最近自分の中でしっくり思えることがあったので、自分へのアウトプットの意味も含め、書いてみました。
私は社会人6年目を迎えますが、この期間にも様々な経験をしました。
社会人になって初めて気づいた大切なことはたくさんあるし、失敗から学んだことも山ほどあります。
その中には、なんでもっと早く気がつかなかったんだろう...と思うことがたくさんあります。
それを教えてあげることもできるけど、でもそれは、自分で体験したからこそ納得してわかることで、結局は人から教えてもらうよりも、自分で体験して気づいていくことが一番大事なんだなと思っています。
ただ、毎年の新卒の子を見たり、自分を振り返って思うのは、新卒の1年間で身についたことは、良いことも悪いことも、全て自分の癖として染み付くんだなということです。
何年間も同じことをやり続けたら、やり方を変えるのはすごく難しい。(私自身苦戦中)
無意識のうちに、自分に染み付いたやり方で行動したり考えたりしているもので、悪い癖ほど中々変えられないものです。
私が思う新卒で大切にした方が良いことは、挨拶・笑顔のような基礎的なことはもちろん、先輩から言われたこと、教えてもらったフィードバックを受け取って、まずはそれを素直に行動に移すことだと思っています。
何も知らない1年目の時期に教えてもらうのは、すごく有難いこと。
経験値0の自分が、やったことがない想像の世界であれこれ考えるよりも、過去に経験している先輩が教えてくれることを、まずは素直にやってみようということです。
素直にやってみようと思えるのも、信頼・尊敬できる仲間だからなんだと思います。
会社や上司によって、企業のビジョンや大切にしていることは違います。
だからこそ、共感できる会社に入って、信頼・尊敬できる仲間と働くのが大切なんだと、この1〜2年で感じました。
今、信頼できる仲間とお仕事ができることは、すごく恵まれた環境にいることだと思っています。
どの会社・仕事を選び、どんな1年間を過ごすのかは、人それぞれの背景があるかと思いますが、やっぱり何事も「基礎となる土台づくりが大切」と思うことが出来ました。
一度しかない社会人1年目の時間を大切に、毎日を楽しんでください!