2009年度入社の坂本春菜です。
今年紅白に初出場されるLiSAさんにちなんで記事を投稿します。
私は2014年にフリーランスのディレクターとして独立。独立後、初めていただいた番組がLiSATVでした。
「LiSA TV」は当時から海外で人気があったLiSAさんが『日本の良いところを紹介する』というコンセプトの元始まった番組で、当初は日本では公開されず外国の方しか視聴できない特殊な番組でした。
しかし「LiSA TV」が日本でも口コミで広がり、国内でもみたい!という声が多かったため2016年から日本国内でも視聴できるようになりました。秋葉原、中華街、渋谷、銀座、葛飾立石、築地市場、横浜、箱根など様々な場所を旅しました。
当初は予算の少ない番組だったため、自分のPCでPremiere Proを使って編集を行い、テロップ入れ、BGMも全て自分で行いました。また、制作スタッフも私しかいなかったためディレクター業務以外にもロケ先のリサーチ・選定・仕込み、ロケ当日のスケジュール作成、弁当発注といったAD業務からロケ日の調整・アテンド・カメラマンのバッティング・予算管理といったプロデューサー業務まで一人でこなしていました。
とにかく大変でしたが、ファンの方から「LISA TV 面白い!」「ライブと違ったLiSAの顔が見られる」という声が耳に入るととてもうれしく、とてもやりがいがありました。
また、私はAD時代、バラエティ番組・情報番組・旅番組・クイズ番組・通販番組・生放送と様々な番組を経験しており、その経験がとても役立ちました。
一番心に残っているのは、番組アシスタントがロケに来れない日があり急遽私がアシスタントとして出演した回です。
( https://entertainmentstation.jp/111727 )
下手くそな自分のMCに突っ込みながら編集したことを覚えてます。
そしてプロのタレントさんは本当にすごいんだなあと改めて思いました。
番組自体は2018年に終了してしまったのですが
ウェブ上で今でも見られるので興味があったら是非ご覧になってください!
https://entertainmentstation.jp/series/lisatv
LiSA TVがきっかけで、私が昨年担当した「青春舞台(Eテレ)」という番組のナレーターにLiSAさんが出演してくださったり、現在はLiSAさんのファンクラブ「リサラボ」内の動画作成を担当させていただいています。そんなLiSAさんが紅白に出場されるなんて・・・長年一緒に仕事をさせていただいたディレクターとしてこんなに喜ばしいことはありません。
(代表の野田より)
野田です。坂本春菜は面接の時から熱い想いを持って入社してくれた社員でした。
しかし、関西出身ということもあり、「東京でナメられてはいけない」という気持ちが大きすぎて
空回りすることも多かったように思います。
そんな坂本も当社の2週間の研修を受けると考え方が変わったように思います。
しっかり考えを持って現場で動くこと。これを実践してくれたから、今でもディレクターとして活躍しています。
最後に坂本春菜のコメントを紹介します。
テレビマンは「仕事がきつい」「休みが取りにくい」といったネガティブなイメージが先行しがちです。しかし、その先にはこのような、他の職業では味わえない達成感や感動を体験できる仕事でもあります。
もしテレビや動画に興味がある方は一度ブリングアップ史の説明会に参加してみてください。