なるべく豊かな暮らしをして、親がしてくれたことを自分の子どもにもしてあげたい——。親族に自営業者が多い佐藤 亮さんは、家族の働き方を見て育ち、独立を念頭に独自のキャリアを築こうとしています。
大学卒業後、プロ野球選手、大手不動産会社での経験を経て、自分の本心に気づいたと言いますが、それからなぜBOXに至ったのか。そしてBOXに来たからこそ手にしたものとは。佐藤さんに話を聞きました。
目次
異なる業界に移るなら最後のチャンスだと思い転職
人材紹介だけをしたいわけじゃない
今後も自分の可能性を拡大させるため、社内外の交流を活発に
異なる業界に移るなら最後のチャンスだと思い転職
選手時代の佐藤さん
——これまでのキャリアを教えてください。
大学卒業後、プロ野球12球団への加入を目指すため、BCリーグで3年間プレーをしていました。選手を引退後、不動産会社に転職しました。
——なぜ不動産会社に?
選手を引退するタイミングで自分の将来を考えたときに、できるだけ稼ぎたい気持ちがありました。大学時代にNPBを志していたころと同じく、良い家に住んで、良い車に乗りたい。
また、僕はサラリーマン家系に生まれておらず、父親と、父方・母方の祖父が3人とも自営業者でした。学生時代から自分の力で稼ぐ人たちの背中を見ていて、いつかは自分もこうなるんだと。これからはプロ野球選手ではなく、今度はビジネスマンとして稼げるようになりたいと思ったんです。
それで、シンプルに取り扱える商材が高価な方が、稼げそうなイメージがありました。さらに営業職であれば、自分の成果に伴ってインセンティブがあり、ボーナスにも反映されそうだと思ったので、注文住宅や建売住宅などを販売する不動産会社に転職しました。
——前職では、自身のキャリアについてどう考えていましたか。
前職にいたときから、「自分で事業を起こしたい」と考えていて、今もその気持ちは変わりません。
自分で事業をしていた父は、学校行事に積極的に来てくれて、時間を自由に使っていました。それができる家庭を自分もいつか作りたい。そのためには、父や祖父と同じ働き方をしたいと考えていたんです。
もしもこれから結婚して子どもができたら、自分が親にされたことと同じか、それ以上のことをしてあげたかったので、独立こそが自分の道だと考えるようになりました。
その一方で、不動産業界で自分が独立するイメージがなかなか湧きませんでした。仮に不動産の仲介を生業にする場合、事業の開始当初から不動産の購入や保有にかかるコストなど、個人では抱えきれない固定費がかかってきます。
自分に十分な経験やコネクションがあれば起業する道があったかもしれませんが、自分が責任を取れる範囲で、ミニマムに事業を始めたかったので、野球や不動産以外の業界も見ておいた方が良さそうだと考えたんです。それで不動産以外の業界へ転職しようと思うようになりました。
——転職活動はどのように始めましたか。
転職を意識したのは27歳ごろだったのですが、実はすぐには始めなかったんです。今の職場で営業職からマネージャーまで経験したくらい、30歳を超えたタイミングで転職するのが良いだろうなと、ぼんやり考えていました。
ただ、ちょうど前職の同期が転職活動をしていると聞いて、彼のおかげで転職に意識が向くようになりました。「20代のうちに異業種に行って、その業界で早くキャリアを積んだ方が良い」と彼からアドバイスをもらい、確かにそうだなと。
役職がついてから転職すると、転職先を選り好みしたくなりそうだし、採用する側も躊躇してしまうだろうなと納得したんです。転職するなら今だと思い、転職エージェントに登録して本格的に転職活動を始めていきました。
人材紹介だけをしたいわけじゃない
——BOXとはどのように出会いましたか。
自分が歩みたいキャリアや、そのためにいろんな業界を見られる仕事をする必要があるとエージェントに話したところ、人材企業を8社紹介してもらいました。その中の1社がBOXでした。
さまざまな業界のクライアント企業とつながっている点や、BOXが所属しているSEVENRICH GROUP(以下、セブンリッチ)には、会計・飲食・健康・マーケティング領域などさまざまな企業が所属していて彼らとも協業できる点、代表を含め野球部出身の熱いメンバーが多い点など、自分に合いそうな要素が揃っていたので、エージェントを信じて応募しました。
——BOXに対する意向度が上がったタイミングは?
当時の経営メンバーだった澤田さんとの面談ですね。採用面接というより、「亮はなんでそう思った?」と深堀りされ、先輩と後輩で1on1をしているような時間でした。
「NPBでプロ野球選手になる夢を追っていたころが100%だとすると、現職では20〜30%の力しか発揮できていない」と話したら、「どうしたらこれから熱中できるか考えてきてほしい」と、採用面接なのに宿題を出されたのが印象深いです。
それから澤田さんには、「正直に言ってしまうと、人材紹介だけをやりたいとは思っていない」「自分が知らない野球と不動産以外の業界をできるだけ知って、自分の可能性を広げていきたい」「仕事を通じて出会った人といろんなことをやっていきたい」と、素直な気持ちを話しました。
澤田さんからは、「BOXにはその環境がある」「自分の目標に向かって突っ走る、亮と同世代の子がたくさんいる」「セブンリッチのメンバーと話す中でやっていきたいことが見えてくる」と言っていただいて。澤田さんと何度か話す中で、個のWillを尊重し、応援してくれる風土があるのだと感じられました。
最終面接のときには初めてオフィスに行き、話を聞いていた通り面白そうだと感じられたので、その場で内定承諾をしました。
——入社してみて、自分の可能性や世界が広がっている感覚はありますか。
そうですね。とにかく人との交流が多い環境だと感じています。たとえばセブンリッチにはアサカツという文化があります。始業前にいろいろな事業部のメンバーが集まり、身体を動かしたりカフェに行ったりして、親睦を深めています。
ほかにもグループ内にはいくつか部活があり、僕は野球部の副キャプテンを任命されていて、野球を通じて新たなつながりが生まれています。
またクライアント企業の経営者や人事の方がオフィスに来訪し、説明会や親睦会を頻繁に開催いただいており、日々新しい人と出会えています。人材という特定の業界に留まらず、さまざまな業界の人とのつながりが生まれているのは、自分にとって大きな一歩です。
今後も自分の可能性を拡大させるため、社内外の交流を活発に
——BOXで約1年経験してみて、率直な感想は?
BOXは体制変更の多い組織なのですが、自分にとってはそれが良い刺激になっています。具体的には1年間で、所属するチームが3回変わり、4人の上長のもとで仕事ができたことが成長につながっています。
たとえば中川さんからは自分の面談でのパフォーマンスについてフィードバックを受け、事実と解釈を混ぜてしまう自分の癖に気づかされました。
僕は、求職者の話を理解したつもりになって、「それってこういうことですか?」と自分の解釈をすぐに伝えてしまっていたんですよね。大きくずれた解釈を言っているわけではないから、求職者も「そうですそうです」と納得したかのように、そこで思考を止めてしまっていた。「感覚的に解釈するのではなく、もっと求職者の言葉を、事実を聞きなさい」と中川さんから言っていただいて、それは今でも自分の中に強く残っています。
ほかにも白木さんから、「自分の一つひとつの仕事に、意味を見出して、時間を制限しなさい」と言われたのが印象深いです。入社してすぐは、未経験だからこそ体力だけが武器だと考え、ひたすら労働時間を拡張し働いていました。ですが白木さんの言葉を受け、自分が持っている時間の使い方が明確に変わりました。今取り組んでいる業務は求職者や企業にどんな良い影響があるのか、それは適正な工数なのか、意識する癖が身についてきたと思います。
リーダーやマネージャー陣に限らず、知識と経験を一定数持っている人ばかりなので、それぞれの人たちの意見を自分の中に落とし込んでいる最中です。
最近になってからは、求職者の転職先となるクライアント企業を支援するリクルーティングアドバイザー(RA)も、CAと兼任するようになりました。
すでにRAを担当しているメンバーの話や議事録を確認して、仕事内容を把握していたつもりでしたが、実際に自分が企業を担当するとまるで違うなと感じていて。事前に企業情報を調べ、現在募集しているポジションやそこにマッチしそうな人物像など、必ず聞きたい質問を準備しても、いざ経営者や人事の方と向き合うと、聞きたいことが山ほど出てきます。
限られた時間でどんな話をすれば、この企業らしさをつかみ取れるのか。どうやったらこの企業の良さを、BOX社内や求職者に周知させられるのか。RAとして、やるべきことが見えてきているところです。
——最後にBOXへ転職を検討している方へメッセージをお願いします。
自分の中で叶えたい何かがある方にはBOXがマッチすると思います。まずは話を聞いてみたい、くらいでも大丈夫ですので、気になった方はまずは遊びに来てほしいです!