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【INTERVIEW vol.13】少数精鋭の組織で自分のスキルを発揮したくてメガベンチャーから転職したエンジニア

社長がエンジニアなBot Express。メンバーインタビューvol.13は、2023年5月にエンジニアとして入社した岩谷です。前職LINEのエンジニアだった岩谷は、社長含め3人の開発チームに所属しています。少数体制となった中で気づいた開発のおもしろさ、スタートアップでの開発と大企業での開発の違い、それぞれに必要なスキルなど、詳細を語ってくれています。

1. 自己紹介

こんにちは。エンジニアの岩谷です。前職はサーバーサイドエンジニアでした。現在はサーバーサイド、フロントエンドの境目なく横断的に「GovTech Express」の開発全般を行っています。特に現在は既存のJavaScriptによるコードベースへのTypeScriptの導入や開発プロセスの整備・改善に力を入れています。また、ChatGPTやベクターデータベースを利用したAIによるQ&Aシステムなどの開発も担当しています。

株式会社Bot Express エンジニア 岩谷 明

2. 入社までの歩み

私は新卒で入ったLINE株式会社で、7年ほど自社サービスの開発を行っていました。御多分に洩れず、そろそろ転職活動でもしようかという頃、ちょうど元同僚である弊社社長の中嶋さんにお誘いをいただきました。合計2回のZoomミーティングで、会社の説明を聞いたり、自己紹介をした後に、すぐに条件などを話し合い、採用が決まり、かなりスピード感がありました。

技術イベントでブースを担当する若かりし頃

3. Bot Expressとの出会い・入社を決めた理由

大企業よりも、そろそろ少数精鋭のスタートアップのような会社で自分の力を発揮してみたいと思っていた私にとって、Bot Expressはまさしくそのような理念を体現しているような会社であることが、中嶋さんとの最初のZoomミーティングでわかりました。

当時は、転職するとしても、どのようなプロダクトを展開している会社に行くべきかと自分に問うていた時期でもありました。ユーザーの役に立ちたいとは常に思っていたものの、ではどのようなプロダクトで、となると、有名な会社でも個人的な興味分野と外れていることも多く、かといって、ではその興味分野というのはどのあたりにあるのかと悩んでもいました。

そんな中で、GovTechというのは、考えてもみなかった領域ではあるのですが、話を聞くと、まさに上記のような悩みが解決する分野でした。自分が住んでいる自治体で手続きをすることは、全ての人が経験するものです。ここをアップデートができたら、自分のスキルを活かして全ての人の役に立つことができます。

また、いわゆる「スタートアップ」と聞いて想像するような会社らしくないのも自分にとっては興味深い点でした。Bot Expressではメンバーの貢献に報いる最も重要な方法は給与だと考えられています。このような考え方からも通常のスタートアップとの違いを感じ取っていただけたらと思います。興味のある方は Bot Expressの報酬制度(2023年度昇給実績含む)をご覧ください。

4. おもしろさ・やりがい

自分の書いたコードが、事業を拡大・加速してるというドライブ感を感じることができます。リリースサイクルも速く、自分の作った機能が即座に役に立っていることを実感することができます。

また、一口に自治体手続きといっても、通常の申請を出すものから、施設の予約をするもの、決済を伴うものなど、作る機能はとても多岐にわたります。それぞれロジック上、考えることやGUIの有無なども変わります。ですので、似たような機能をずっと作っていると飽きてしまうようなタイプ(自分も少しその傾向があります)にとってはおもしろいと思います。

一方、機能が多いといっても、多種多様なニーズを個別に開発するのでもありません。GovTech Expressは Salesforceを活用して、各機能を再利用可能なパーツのように提供しています。自治体職員の方にそれぞれのニーズを自由度高く実現していただくためです。そのため、エンジニアからすると、「システムを作るシステム」を作っているような面白さもあります。

GovTech Expressの概要図

5. ビジネススキルの成長

入社してから約4ヶ月が経過していますが、この期間の中でもソフトウェアエンジニアリングについていくつか洞察を得ることができました。一つは、ソフトウェア開発において気をつけるべきことや重要なことは規模によらず変わらないということです。当たり前に聞こえるかもしれませんが、組織の大小によって方法論はカスタマイズする必要がある部分もあるものの、基本的なことをしっかりとやっていくことが大事だということを再確認しました。大企業は歩みが遅い、や、スタートアップはスピード感がある、は組織の規模や文化の話でしかなく、エンジニアリングにおいては銀の弾丸はないと思います。

そのためには、もちろん色んなことを考え、手を動かしていく必要があります。前職では誰かがセットアップしてくれた仕組みに乗っかっていたような部分を、自分たちでやる必要があります。あるいは、前職ではフロントエンドとサーバーサイドは分業しており、私は後者だったので前者は業務としてはほぼ未経験でした。ですが、今では仕組みづくりやその上で動くプロダクト作り含めて、様々なことを行っていて新しいスキルを身につけることができています。

また、これまで今まで身につけていたエンジニアとしてのスキルはどこでも有用なことを再確認できました。大企業にいるときにはあまり意識できなかったり、見失いがちだったりするのですが、自分をはじめとしたこれを読んでくださっているエンジニアの方は、自分の仲間や全国で困っている人のために役立つスキルを持っているということにしっかりと自信を持っていただけたらと思います。

6. 労働環境・労働条件

Bot Expressには業務をする場所の制限は(セキュリティ的に問題のない範囲で)ありません。私は自宅からリモートワークをしています。いわゆるワーケーションにも行きたいのですが、結局家が楽みたいになってしまっています。というのも、自宅に導入したDellの4Kウルトラワイドモニタ(U4021WQ)と、PREDUCTSというブランドの素敵なデスク、Flexispot、HHKB Professional HYBRID(黒、無刻印)の組み合わせがきわめて快適だからです。

エンジニアとしては支給されるコンピュータのスペックも気になるのではないでしょうか。コンピュータに特に指定はなく、私は入社時に新しいM2 MacBook Airのメモリを24GBにして色はミッドブルーとまで指定しました。

Bot Expressは裁量労働制なので、労働時間にも制限はありません。私は、主に9時〜19時で働いていますが、昼ごはんを自分で作ったり、当然休憩もとったりしています。用事がある時は早く上がったり、逆に遅めから働いたりもします。
最初の頃は、前職が10時開始という遅めスタートの会社だったので(信じられないことに、当時はこれでも早いと思っていました)、8時過ぎくらいから働いている方を見ると、早起きすぎないかとは感じました。裁量労働制なので、自分のスタート時刻を10時にしても問題はないのですが、引っ張られている部分はあります。

7. Bot Expressの仲間

Bot Expressの職種には、エンジニア、パートナーサクセスマネージャー、PRマーケ、営業があります。

私が密に一緒に仕事をしているのは、エンジニアとしての仲間でもある社長の中嶋さんと、Salesforce側を主に担当している湯田さんです。エンジニア同士フラットに、コードレビューや議論などもしっかりと行なっています。一方で、エンジニアの比率は少ないので少し寂しいとも思っています。

続いて、パートナーサクセスマネージャーの皆さんです。実装した機能を使ってもらって、自治体の皆さんに説明いただいたり、あるいは質問をあげていただいたり、一緒に機能を作り上げたりすることもあります。非技術職の方とも開発できるのは、Salesforceが提供しているNo/Lowコード開発の仕組みによるものです。

営業の仁志出さんとも、直接こんな事はできないかとヒアリングいただいたり、作った機能を紹介していただいたりしています。

また、PRマーケの松尾さんとも一緒に採用コンテンツを作成したり、プレスリリースの技術的な面をチェックしたりしています。

中嶋さん(左上)、松尾さん(左上)、やや照明が当たりすぎな岩谷

8. こんな仲間募集

様々な職種で募集をしていますが、まさしく一緒にはたらくエンジニアに今すぐにでも来ていただけたら、と思います。まだまだやりたいこと・やるべきことはたくさんあります。新機能の追加も、運用の自動化や改善も、エンジニアのスキルを活かすところはとてもたくさんあります。

私の今後の目標は、単体の個人の力を足し合わせた以上の成果を出せるようなエンジニアリングチームを作ることです。ぜひ、一緒にそのようなチームで働く方を募集しています。

また、いわゆる「コードを書くこと」以外にもたくさん活躍の場があります。今月にリニューアルしたエンジニアの募集要項は、私がベースを作り、社長の中嶋さん・PRマーケ執行役員の松尾さんとディスカッションして作成したものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。もしご興味を持っていただけました、ぜひぜひカジュアル面談をできたらと思います。気軽に以下のボタンからご連絡ください!私ももちろん参加します。

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