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【INTERVIEW vol.12】民間企業から公務員、そして再び民間企業に戻ってきたPSM

メンバーインタビューvol.12は、2023年3月にパートナーサクセスマネージャー(以下PSM)として入社した吉村の登場です。元公務員が多いBot Express。吉村もそのうちの一人ですが、実は大手通信会社での勤務経験もあります。民間・公務員・民間のキャリアを歩む吉村に、公務員とBot Expressの違い、過去働いた民間企業とBot Expressの違いなどを聞いています。

1. 自己紹介

こんにちは、吉村です。Bot Expressでパートナーサクセスマネージャーとして、GovTech Expressを導入いただいている自治体様の、LINEの活用支援を担当しています。

私は大学を卒業後、民間企業(6年)→公務員(7年)→Bot Express(半年)と、転職を2回経験し、Bot Expressで働いています。私が感じたそれぞれの組織の違いや、なぜ公務員を経て民間企業に戻り、Bot Expressを選んだかもお話しできたらと思っています。当社が気になっている方の参考になれば嬉しいです。

株式会社Bot Express パートナーサクセスマネージャー 吉村 紗和子

2. 入社までの歩み

1.民間企業の営業
通信事業者の営業として、自社商品を取り扱っている販売代理店のスタッフに対して、販売目標の共有や販売方法のレクチャー、目標達成するためのキャンペーンの企画などを行っていました。
入社して最初の上司が販売代理店の出身だったこともあり、「相手の立場になって考え、行動すること」の大切さを叩き込まれました。Bot Expressには公務員出身者が多く、私も例に漏れず公務員経験がありますが、私にとっては、どちらかというとこの代理店営業としての経験が今の仕事の基礎になっていると感じています。

2.公務員
自治体職員として、都市計画課(2年)→自然環境共生課(3年)→広報課(2年)に在籍していました。庶務や小学校での自然環境体験授業の実施、広報紙の編集など、それぞれの課で全く違う分野の仕事を経験させていもらいました。
落ち着きのない性格なため、役所の中で椅子に座ってPCとにらめっこしているよりも、外に出て小学校の子どもたちやNPO法人の方などまちのいろんな人たちと一緒に活動する方が性に合っていました。自分が住むまちを知り、まちに関わる仕事ができたことは、このまちで生活していく上で大きな財産になっています。

自然環境共生課時代、小学校の授業で使う植物を採取するために池に入ったときの様子。

公務員とBot Expressの違い
圧倒的なスピード感と、責任の重さです。
全国の自治体職員の方の熱意とGovTech Expressの「自治体が自らサービスを開発できる」という特徴が組み合わさり、180を超える自治体で今この瞬間もさまざまなサービスが作られています。
複数の自治体を自分ひとりで担当しており、各自治体の皆さまのパワーに負けないようスピードと正確さを持ってサービス公開まで伴走することは、ハードではありますが楽しく、毎日があっという間に過ぎていく感覚です。

最初に働いた民間企業とBot Expressの違い
どちらもパートナーと共に取り組む仕事ですが、「行動を決めるための基準」が明確に違うと感じます。
最初の会社では、営業職だったこともあり、どうしても「販売目標を達成すること」が一番の目的になってしまいがちでした。もちろん不正はしませんが、どうしたらお客様やパートナーに喜んでもらえるか?よりも、どうやって今月の目標を達成するか?を軸に考えてしまっていた気がします。
一方でBot Expressでは、住民や自治体職員の「行動変容を起こす」ことに重きを置いており、パートナーサクセスマネージャーにも行動変容を起こすために何をするか?が求められます。それは私自身が大切だと思うことと一致しているため、ストレスなく意思決定し、やるべきことに全力で取り組むことができています。

どうして両方経験した上で、民間企業に戻ってきたか
公務員として、自分が住んでいるまちに関わることができるのはとても魅力的でした。ただ、3〜5年程度での人事異動が前提となっていて、基礎固めが終わってこれからもっと事業を充実させていくぞ!というタイミングで異動になったり、異動先(異動しないことも含めて)が選べず、運試しのような形で自分のやるべき仕事が決まることに不安を感じるようになりました。
同じ時間をつかうのであれば自分が心からよいと思えることに全力を注ぎたいと思い、民間企業に戻り、そしてBot Expressで働くことを選びました。

3. Bot Expressとの出会い・入社を決めた理由

自治体で広報課の職員としてLINE広報を担当していた時に、GovTech Expressと出会いました。広報課として使用するのはメッセージ配信機能のみでしたが、どうやら他にもいろいろできるっぽいと気づき、便利じゃん自分の自治体で使いたい→むしろ全国の自治体で使ってほしい!と思うようになり、気がついたらBot Expressの採用にエントリーしていました。笑
エントリー後は3回くらい面談で話をして、私からも今後の方向性など納得がいくまで質問させてもらいました。事業拡大よりも一つの成功に重きを置く考え方やコンパクトな組織のあり方に共感し、入社を決意しました。

4. おもしろさ・やりがい

一番のやりがいは、GovTech Expressで構築したサービスによって住民が窓口に並ばなくてよくなったり、職員の方の作業負担が大幅に軽減されたりといった、行動変容を目の当たりにしたときに感じます。複数の自治体からそういうお話を同時にいただいたりすると、嬉しくて、贅沢な仕事だな〜と思ったりもします。

5.ビジネススキルの成長

Bot Expressに入社してからは毎日2〜3回自治体職員の方とお話をさせていただいているので、人前で話をするスキルは徐々に身についてきたかなと思います。一方でまだまだ知識が足りておらず、いただいた質問にその場でお返事ができなかったり、後からこうすればよかったと思うことがあります。もっと勉強して、より的確な提案ができるようになりたいです。

6. 労働環境・労働条件

Bot Express的にはどこで働いてもよいのですが、ほとんど家で仕事をしています。というのも、家には犬がいるからです。犬飼いの皆さんはおわかりかと思いますが、犬はとてもかわいく癒されるので、家で働くのが一番元気がでます。
また、労働時間も決まっていませんが、私は朝7時半に仕事を始め、19時ころに終業(を目指す)ことが多いです。世の中が動き始める前の早い時間帯に集中して取り組みたい案件に時間を割くなど、効率的に働けるよう日々工夫しています。
このように、あえて家から出ないという選択肢も含めて、働く場所や時間を自分で決めることができるのがBot Expressのよいところだと思っています。

ちなみに家で働くと集中できないのではと心配される方もいらっしゃるのではないかと思いますが、私はポモドーロテクニックを使うことで、オフィスで働いていた時よりも集中して仕事に取り組むことができています。
ざっくりいうと仕事を25分ずつに分け、その間に短い休憩を挟むことで集中力を維持しながら生産性を上げることができる時間管理術だそうで、私は休憩中にストレッチをしたり犬を吸ったりして気分転換しています。

区切りたい時間の面を上にするだけでカウントダウンを始めてくれるポモドーロタイマーと、
通報機能のデモを行うときに使う壊れた公園の遊具(ガチャガチャで入手しました)

吸われる5秒前の犬

7. Bot Expressの仲間

Bot Expressでは、全員がフルリモートで働いているため、実際に会う機会はなかなかありません(入社して半年間で、多い人で4回くらい)。でも、常にSlackでやりとりしたりオンラインMTGで顔を合わせたりしているので、直接顔を見てもあまり久しぶりという感覚はありません。

みんな一見困難に思える課題にも前向きにチャレンジし続ける、素敵な仲間たちです。また、パートナーサクセスマネージャーとして担当させていただいている自治体の皆さまも、やはり直接お会いしたことがない方がほとんどですが、オンラインMTGで活発にやりとりさせていただいています。いつも元気をもらっています、ありがとうございます…!

8. こんな仲間募集

HPやnoteを読むとキラキラしているように見える(?)かもしれませんが、仕事は割とハードです。キラキラさせるかさせないかは自分次第なので、大変なことも含めて、自分で選択してチャレンジできる方と一緒に働けたら嬉しいです。また、民間・公務員出身を問わず、これまで「パートナーと向き合い、同じ目標に向かって取り組む」経験をしてきた方にも、ぜひ応募してほしいです。

今このストーリーを読んでくださっているあなたと、いつか一緒に働けることを楽しみにしています。

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