先日、茨城県行方市における二十歳のつどいの取組について紹介をしました。この取組は全国で広がっています。そして今回は、同様の施策ではありますが、多くの若年層の友だち登録に繋がった神戸市の取組について紹介したいと思います。

目次

1. 神戸市概要
2. 取り組み詳細
3. 結果
4. さいごに

1. 神戸市概要

神戸市HPより人口　1,509,397人（2021年10月1日現在）LINE開設　2019年12月友だち登録者数　　83,878人（2022年1月5日現在）LINEのトーク上で完結する手続き　令和5年はたちを祝う会、受信設定、受信設定の居住地区に応じた区役所混雑案内

2. 取り組み詳細

はたちを祝う会の来場者を対象に、入場の事前登録をLINEで受付する仕組みを構築されました。事前登録いただくことによって来場管理はもちろん、市側でおおよその来場者数が把握できるとともに、当日の諸注意事項を任意のタイミングで対象者にご案内できるようになっています。

登録完了までの所要時間は約20秒。

3. 結果

約7,500名以上（1月6日時点）の方が事前登録されました。
これは対象者の半数にのぼり、来場者管理、そしてLINEを通じた事前のご案内など当初の一定の目的を果たすことができました。さらに副次的な効果として、神戸市LINE公式アカウントの友だち登録者数がグンと（+8,000人以上！）伸長しました。友だち総数の内訳をみると、突出して20代の友だち数が多いことがわかります。これは全国の他の自治体と比較しても顕著であり、今回の取り組みが功を奏したことがうかがえます。

4.さいごに

今回の取組では、はたちを祝う会のLINEによる事前登録が、若年層の友だち確保に繋がることをご紹介しましたが、学校の欠席連絡等、使う世代にあわせたサービスを実装することが、欲しい属性の友だちを確保することに繋がります。
実際に欠席連絡を行っている沖縄県与那原町では、公式LINEに登録された保護者に対して学校からの連絡事項等も配信しており、学校の連絡網システムとしても機能しています。
情報配信を行いたい属性が利用するサービスを、私たちパートナーサクセスマネージャーと一緒に作っていきましょう！