いつからだろう?
自分は大したことない存在だと思うようになったのは。
今の自分は誇れる自分だろうか?
思い返せば、
小学生の頃までは、大きな夢を恥ずかしげもなく語っていた。中学生くらいになると、自分より才能がある人たちが周りに増えてきて、比較して、自分なんて...
気が付いたら、どんどん自分から見て現実的な夢しか語れなくなっていく。
僕もそんな一人だった。
なんとなく大学に行き、なんとなく就活をして、なんとなく安定してそうな会社に入った。
そうだな、平均よりほんのちょっと賢いくらいのただの凡人だった。
夢なんてものは考えることすら忘れていた。
社会人になった。
しんどかった。でも、それが当たり前でその状況を疑いもしなかった。
ある時、"ふ"と気付いたんだ。
子どもの頃、なりたくない大人の姿になっていた。
会社に向かうその顔は、気力もなく、つまんなそうな顔をしていた。
なんだか少しだけ悲しくなった。
仕事に向かうその姿を中高生の時の自分が見たら、
「こうはなりたくないな...」と間違っても憧れはしなかっただろう。
何かを変えなきゃいけないだろ?
この状況を変えるには。
経営者になろうと決めた。
かっこいいからだ。
理由はダサいけど、想いは強かった。
その代わり一つ、自分と約束した。
「今回、途中で諦めてがんばれなかったら、今後一生無理だ」と。
そして今の会社に入った。
毎日起きている時間は、すべて仕事のことを考えていた。土日もだ。
しんどかった。
でも不思議と継続できたんだ。
今回、途中で諦めてがんばれなかったら、一生無理だと本気で思っていたからだ。
今日くらいは...なんて許しは存在しない。
だめだったら、その時点で終わりだ。
毎日、自分にそう言い聞かせた。
なにより生きていてこんなに成長や充実を感じるのは初めてだった。
僕は世界を少しでもよくしたい。
今も僕は大した存在でもないし、なにも成し遂げていない小さな存在だ。
ただそれでも、少しだけ自分にも誇れることができたんだ。
君はどうだろうか?
僕は知っているぞ、
君はそんなもんじゃないはずだ。
それも本当は君が一番知っているはずだ。
大した存在になれるかは知らないが、少なくともこんなもんじゃないはずだ。
そう思っているのなら、是非一度、君の話も聞かせてくれないか?
もう一度、世界を変えられる気がしていた頃の君を取り戻さないか?
今の能力や他人に言われたしょうもない評価なんてどうでもいい、
君の哲学や思想がどうかが大事なんだ。
一緒になりたい自分になろう。
一緒に誇れる自分になろう。
そして、一緒に世界を変えよう。
君が何を考えているか、君の哲学や思想を本音で教えて欲しい。
そんな君を僕らは必要としている。
可能性はいつだってゼロにはならない。