4月からBlueAIにジョインした、エンジニアインターン生の神山くん。今回、研修1ヶ月を終えた節目に振り返りを残してくれました。
インターン選考になかなか受からず悩んでいた彼が、どんな気持ちでBlueAIにジョインし、1ヶ月間どう向き合ってきたのか。研修の実際の流れや成長実感、これから業務に入るにあたっての決意まで、リアルな体験談を語ってくれました。インターンを探している学生さんや、選考で苦戦している方にぜひ読んでいただきたい内容になっています!
自己紹介
大学2年の神山陸です。
情報工学部に通っています。
現在は、BlueAIのエンジニアインターンに参加させていただいております。
はじめに
なぜこの記事を書くのか
この1ヶ月間、自分なりに本気で研修に取り組んできました。未経験の技術や知らない概念、毎日出てくる疑問や問題、エラー。しんどいと感じるときもありましたが、ひとまずやり切ったと思える1ヶ月でした。
この記事では、「1ヶ月のまとめ・感想」ではなく「どういう気持ちでこの研修に向き合ったのか」「何を学んで、どう成長したのか」「何を意識して取り組んだのか」「これから業務に入るにあたり何を目標とするか」を自分の言葉で残しておきたいと思います。
この記事を読んで欲しい人
この記事は、次のような人に向けて書いています。
- 今インターンを探しているものの、不安な人
- 選考に落ちまくって、自信をなくしている人
- BlueAIの研修はどのような雰囲気か知りたい人
- 研修前にどんな姿勢で臨めばいいのか、イメージを掴みたい人
- 本気で成長したいと思っている人
実際に自分自身、「経験を積みたいのに、インターン選考に全然受からない。もう何したら良いのかわからなくなってきた...」と焦っていました。応募する前の情報も少なく、どこに向かうべきなのかすら曖昧で。とりあえず応募を出せそうなところには全部出しましたが、それも全落ち。
そんななかで唯一通過したのが、BlueAIでした。JOINしてから1ヶ月間の研修を終えて、今やっと「ここからスタートだ!!」と思えるようになりました。
だからこそ、あのときの自分のような人に読んで欲しいし、この記事が少しでも誰かのためになれば嬉しいです。ただ、生半可な気持ちで研修に入ると、途中で投げ出してしまうと思います。それくらい覚悟が必要な環境です。
なぜこのインターンに参加しようと思ったか
選考を通して感じたこと・知ったこと
私の選考フローは「書類選考->一次面談->二次面談->研修に関する面談->研修スタート」でした。一次面談と二次面談どちらも、BlueAIのカルチャーに自分が適しているかの確認をしっかりしました。お話をした際、研修や実務は結構ハードだということも伝えられました。私のような実務経験もない人が「リモートだから最高じゃん」みたいなスタンスでは、入ったあとに大変な目にあうかと。
あくまで、自分で進行できるレベルの人たちが集まっているからこそ、リモートで成り立っているわけで。隣にいつでも相談できる人がいるわけでもなく、すべて自分で管理する必要があります。ただそれが私にはすごくあっていて、一次面談が終わる頃にはここで頑張りたいとすでに思っていました。
入る前の期待や不安
正直、やる気でみなぎっていて、不安に思う暇もなかったです。このようなチャンスを与えていただけること自体にすごく感謝していて、絶対に研修で「こいつは良いぞ」と思ってもらえるようにと意気込んでいました。やる気だけは面談を通して精一杯伝え、それに伴った行動は研修で示すと決めていました。
研修への心構え・目標
どういう姿勢で臨もうと思ったか
代表から最初に伝えられたのは「この研修で出せる自分の力の%が今後、エンジニアとして働いていくときに出せる力の%。60%だったらずっと60%」という言葉でした。
これを聞いたうえで、120%の力を出すという姿勢で臨みました。また、「とにかく終わらせる」ことやBlueAIのカルチャー「期待値以上の結果を出す」ことを常に意識しました。
成長の定義をどう考えていたのか
成長の定義は「技術スキルだけでなく、思考力や行動力も含めた成長」だと考えています。そして自分の成長を一番に考えてはダメだということ。あくまでインターンなわけで、参加する会社に自分が入ることで、何をその会社にもたらすことができるのかを考えることが大切です。
研修全体の流れ
どんなフェーズがあったか
私が研修を始める際に提示されたのは「IT基礎知識編を1ヶ月でやる」というものでした。基礎的なweb知識からインフラやDBに関する知識まで幅広く、23項目程度ありました。
これを期限通り1ヶ月かけてやっていたら、今すでに研修を続けていなかったかもしれないです。最初から、1ヶ月で全部終わらせて業務に入りたいという強い目標があったので。2、3ヶ月もかけてやってたら、自分が考えていた理想とかけ離れ、諦めていたのではないかと思います。
そして自分の予想では、代表は本当に1ヶ月かけるのか、それとも早く終わらせて次に進むのかを見ていたのではないかと思っています(笑)。だからこそ、最初から全力で取り組んで、結果を出す姿勢を見せたいという思いもありました。
次に提示されたのがDB・アーキテクチャ設計です。この分野はIT基礎知識編のようなインプットではなく、自分なりに考えてアウトプットするものでした。
各フェーズでの取り組み方
まず研修が始まって考えたことは「23個だから1日5個やれば、5日で終わるな」ということ。期待値以上の結果を出せると示すには、与えられた期間よりも早く、とにかく終わらせようと思いました。結果として、5日では終わらせられなかったものの、1週間で終了しました。
次に取り組んだDB・アーキテクチャ設計は、知らないことが多く時間もかかり、苦しみながら頑張りました(笑)。こちらも、あらかじめ自分で期日を決めて行いました。
なんとか乗り越え、最後に実装編。詳しい内容は次の見出しで詳しく書きますが、ここに一番時間がかかりました。実装編になるとクラウドの操作など考慮することが多くて、丸一日同じエラーに悩まされることもあって。このおかげで、少しはエンジニアとしての忍耐力が鍛えられた気がします(笑)。
毎日どれくらい取り組んだか。時間、ペースなど。
1日でだいたい8〜10時間は取り組み、多い日は12時間以上やった日も。必修の授業などで毎日学校はあったものの、午後がほとんど空きだったので、空いている時間はずっと研修に取り組んでいました。これは「何時間やる!」と決めていたというよりも、終わらせるタスクを決めておいて、最終的にこのくらいの時間がかかったという感じです。
研修を通して自分がどう変わったか
技術面の成長
私の感覚としては、技術が成長したというよりも、忍耐力が鍛えられました。実装編では「全然解決できない」「解決の糸口が見つからない」ということが多発して、思い通りに進まない日が何日も続きました。いろいろやっているうちに、朝になっていたことも。しかし、そこで絶対挫けずなんとか乗り越えられたという経験は、この先に良い影響をもたらすと思っています。
マインド面の成長
「一旦やってみる」マインドが育った実感があります。最初は「これでやってみて」と指示をもらっても、どう動けば良いのかまったく分からないことばかりで。しかし、そこで「どうすればいいですか?」とすぐに聞くのではなく、「やってみます!」とまずは手を動かすように意識しました。
わからないことに自分から飛び込んでいく経験を何度も繰り返す中で、わからないことに向き合える精神的な強さが身についてきたと思います。
また、できない自分を素直に受け止めて、適切な質問ができるようになってきたとも思います。よく「わからないことがあれば質問しよう」と言われますが、質問ってとても難しくて。「質問したい!」と思っていざ文章を書いてみると、何をどう質問したら良いかが分からない。自分が「何がわからなくて」「どこで詰まっていて」「何を知りたいのか」を具体的に整理しなければ相手に伝わらないし、自分も理解できません。
今でもうまく質問の意図が伝えられず、代表から指摘されるときがあります。そのおかげで、質問する前に自分なりに考えて、整理してから伝える力が少しずつ身についてきた気がします。
これから業務に入るにあたっての決意・目標
業務に入るからには、「BlueAIチームの一員」になるという意識で責任感を持ちながら取り組んでいきます。
まだまだ技術的にも経験的にも足りない部分はたくさんあります。だからこそ”自分にできる最大限”を出し、まずは任せていただくことを確実にこなし、その中で期待値以上の価値(value)を出すことを心がけていきたいと思っています。
終わりに
1ヶ月の統括
業務に入る前の準備期間の1ヶ月としては、充実したものだったと感じていて。このインターンにおける私の熱量と行動力を示せたのではないかと思っています。
読者へ伝えたいこと
BlueAIの研修は、ただ学ぶだけではなくて、自分の行動や思考をアップデートしていくことが求められる場所です。楽をするか、自分で自分を苦しめるか。それも全部自分で決めることです。もちろん大変ですが、乗り越えた先には良い未来が待っているかもしれません。私は今からそれを掴んでいきたいと思っています。