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クリエイターコミュニケーションのTOPを目指して!新設「クリエイターコミュニケーション部」部長が語る、"BitStarのスカウト"とは【Starインタビュー】
BitStarの社員に今までの経歴や現在のお仕事を掘り下げて聞く【Starインタビュー】、今回は、先日BitStar Productionにてチームから部へ成長した「クリエイターコミュニケーション部」部長の川﨑千尋さんにインタビューしました!
ー まずはスカウトというお仕事についてお伺いします!
簡単にまとめると、まず今後成長する可能性が高いクリエイターの発掘をし、面談のアポ取りをします。面談では、クリエイターのやりたい事や目標などをヒアリングし、それに対してBitStarはどういったサポートが提供できるのかすり合わせて、お互いに目指す方向が同じであれば所属して頂く。ここまでが一連の流れです。
ー スカウトしているクリエイターの方々はどのように探されるんでしょうか?
もちろん人力でも探しますが、多くは自社サービスのIPR(https://ipr.bitstar.tokyo/)を使って活動しています。IPRでは、クリエイターの成長率などを見ながら、ランキングでソートをかけることができるため、データベース上で今伸びている方を確認してお声掛けしています。従来のスカウトのように渋谷の路上に立って良さそうな人に声をかける、というようなイメージを持っている方もいらっしゃるんですが、BitStarではそういった形では一切行っておらず、あくまでもデータベースで数字を見て判断しています。
あとは特定のキーワードですね。例えば夏の時期だったらその時期に伸びやすい動画があったりするので、そういったキーワードからおすすめに上がるクリエイターを各プラットフォーム上で探したりすることで、くまなく網羅するようにしています。
ーデータベースを活用して効率的に発掘しているんですね。1日にどのぐらい面談されるんですか?
多いときは一日に一人あたり4名程とお会いします。リストアップはたくさんするんですが、実はその中の1割程度にしかお声掛けはしていません。毎日色々なクリエイターを探していると沢山候補はあげられるんですが、そこから可能性を感じて「この人だったらBitStarのサポートを提供することでちゃんと伸びそうだ!」とまで至る方はごく僅かで、さらにそこから面談につながる方は3割程度なので、リストアップしている人数でいうと本当に一日かなりの数です。
ー人数だけで想像すると、かなり地道な作業に感じます。
そうですね。笑 ただ1日に本当にすごい数のクリエイターを見るので、どのクリエイターが伸びそうかはすぐ判断できるようになるんですよ。日常的に沢山のクリエイターに会ったり、SNSを見てそのクリエイターの成長まで追っているので、「あ、この人は伸びるな」とか「この人はこのままだと多分横這いだろうな」という感度が高くなっていくのはこの仕事の面白いところだと思います。
ー オフでSNSを見るときも目利きセンサーが発動しませんか?笑
あ〜確かに!それはありますね!笑 ある意味職業病ですね。
一時期、本当にYouTubeをエンタメとして楽しめないことはありました。この仕事をしていると「最近おすすめのYouTubeクリエイターは?」ってめちゃくちゃ聞かれるんですけど、プライベートではそういう視点で見てなくて、あえてアカウントを変えて、仕事と関係ない自分が好きなものだけを見るようにしてます。やっぱりレコメンドで変わってきてしまうので。好きな動画をみるときには、もう伸びそうかどうかとか考えず、いちコンテンツとして純粋に楽しんでる感じです。
ー この度、新設部署となりさらにパワーアップするタイミングだと思いますが、どういった背景があったんでしょうか?
これまで私達はBitStar Productionに所属いただく方を見つけるためのスカウトをしていたので、タイアップ広告など、広告事業でのインフルエンサーキャスティングなどにマッチする方を探すこととは完全に分断していました。部署としてのミッションが違ったとはいえ、もったいないなという課題感はずっとあったんです。
改めて、”全社最適で考えるとどうクリエイターとコミュニケーションをとっていくのが正解なんだっけ?”という議論から、やっぱりベストは横断組織にして全方位のスカウトをやっていくことだよね!という結論になり、部として新設することになりました。
基本的には今までやってきた事がベースで、提案できる幅が広がります。所属クリエイターとして伸びそうかという視点に加え、クリエイターの持つ強みに対して、BitStarのサービスが提案できないか?という観点も持つようになります。たとえば、チャンネル登録者数は少なくてもすごく熱量の高いファンを抱えているクリエイターって、視聴者から「プレゼントを送りたい」と思われていることが多いんです。そうするとBitStarで提供しているPrebo(プレゼント受け取りサービス)がご提案できる可能性がある、という感じです。
ー実際面談ではどのようなお話をしているんですか?
ある程度聞くべき項目は決めてありますが、やっぱりその場の会話から生まれるものってあるので、基本は会社の説明よりもクリエイターさんのヒアリングがメインです。
どういった目標で活動していて、悩みや困ってるところはあるのか、などを深掘って聞いた上で、「弊社だったらこのサービスが合いそうですね」と価値提供できることを提案していくので、ただスカウトするというよりも、いちクリエイターと向き合ってコンサルティングをしているような、そんな感覚もあるかなと思います。
ーそこまで丁寧に対応されていたら、その場で成立しなくてもその後BitStarにお声掛け頂く方もいらっしゃいそうです。
多いです!実際1、2年前に面談して、「あのときは事務所所属にそこまで興味なかったけど、一人でやってみた結果やっぱり入りたい、BitStarとの面談のコミュニケーションがすごくよかったから興味持ってます」とご連絡いただくことは意外とありますね。
私達のゴールはBitStarに確実に所属してもらうことではなく、きちんと相性の良いクリエイターを探すことだと思ってます。なので面談中に「このクリエイターは他社さんのほうが合うな」と思った場合は「そこを重要視されているのであれば、◯◯社さんが強いのでそちらが合うかもしれないですね」と正直に伝えています。
クリエイターの課題感を解決するベストなソリューションは何かをご提案して、その上で他社さんを選ばれるのはいいんです。結果的にその時の私達の正直さとかそのクリエイターを思う行動は必ず後に繋がっていくので、クリエイターがいつか成長して、「そろそろ自分の夢も変わってきたし、もう一度BitStarから話聞きたいな」って戻ってくれる時のために、私達は本当にロングタームで見ています。
ービジネスでもありつつ、人としてのお付き合いを大切にされているんですね。
すごく大事にしていますね。あとは所属がその場で決まらなくとも、BitStarは代理店の機能も持っているので、フリーのクリエイターとして企業案件を相談させていただくお付き合いが生まれたりします。 クリエイターの悩みはひとそれぞれですし、面談はあくまでもクリエイターの課題解決の時間だと思って向き合っています。
そのためにBitStarのサービスと他社サービスをくまなく理解して、「それならこれが良いです」と即ご提案できるようでありたいとは思っています。
ー今いるメンバーの皆さんには、共通点などあるんでしょうか?
共通点ありますね!でもいい意味でみんな違うんです!
みんなすごく明るくてコミュニケーション力が高いというのはもちろんそうなんですが、彼女たちの面談に同席するとやはり個性はあります。例えば自身もクリエイター・インフルエンサーとして活躍しているからこそ、インフルエンサーの悩みに共感して寄り添って提案していくタイプの人もいますし、もともとクリエイターのマネージャー経験がある方は、事務所としてのサポート周りなど具体的に何ができるかを論理的に話すのが得意だったりします。
ーそれぞれ特性はありつつ、みなさんオールマイティに対応できる方なんですね。
そうですね、このチームメンバーは、どんな飲み会に行ってもその場をうまく回せると思います。笑
私達は担当するクリエイターをジャンル別に分けたりしていないんです。全ジャンルを全員が対応するので、ゲーム実況者、エンタメ系、カップル系のYouTubeクリエイターはそれぞれこういう性格の人が多いなどの傾向がある中で、全てに対応して、どんな方ともうまく話す能力はすごく磨かれます。
ー 川﨑さんは、どのようにメンバー育成をされていますか?
私自身、交渉術やトーク力系の本をよく読むんですね。それを皆に読んでもらったり、結構しっかり勉強もしてもらいます。正直、本ってなにか理由がないと読まないと思うんです。でもこの読書は自分の仕事に生かせるし、トークや交渉力はプライベートにも活用できることなので、みんな積極的に読んでくれます。その結果がクリエイターとのトークに反映されているのを見るのも私としてはすごく嬉しいです。
あとは細かい所ですが、面談の同席や普段のクリエイターとのコミュニケーションを見てフィードバックしたりしています。
ーでは、新しい組織の今後の展望をおしえてください!
「BitStarと繋がっておけば何か仕事が生まれる」だったり、「BitStarに相談すればどんなソリューションでも提案してくれる」など、「クリエイターに関する部分は360°で強い」と第一想起される存在になりたいです。これからスカウト組織のミッションもより幅広くなるというところで、BitStarがこの業界でクリエイターとのコミュニケーションのTOPっていうポジションをとっていきたいです。すでにクリエイター取引数で言うと業界ナンバーワンかなと思いますが、コミュニケーションの濃度や数の部分も今後しっかりと可視化していきたいと思っています。
またインフルエンサーには本当にいろんな個性をお持ちの方がいるので、チームの多様性がジャンルの多様性への鍵になると思っています。メンバーそれぞれの得意分野を活かして刺激し合いながら、360°網羅するチームを目指して、どんなクリエイターにも刺さる提案ができたらと思います。
ー最後にこれから応募される方にメッセージをお願いします!
人と話すことが好きな方や、とにかくSNSが大好き!という方など、このお仕事に興味を持っていただくきっかけは様々だと思います。SNSが大好きなのであれば「一日中でも見続けられます!」というのも、この仕事にとってはとても強い武器になるんです。仕事として自信を持ってやっていけるかまだわからない…、という方でも「好き」という気持ちがあれば、まずは一度お会いさせていただきたいと思っています!クリエイターのスカウトをしたことがある人自体がそもそも世の中には少ないので、ご経歴やいままでやってきたことが全然違うなどは気にせず、ぜひ気軽にドアをノックしてほしいです。
ー クリエイター、社内ともに、どんな相手にも熱量と誠実さを大切に向き合っていらっしゃることが伝わってきました!ありがとうございました!