こんにちは。コーポレートコミュニケーション局の川島です。皆さんが働かれている企業ではどのようなバリューを掲げていますか？ビルコムでは、会社の原則「ビルゲン」として、5つのバリューが掲げられています。なぜこの5つがビルゲンとして策定されたのか。今回は、その理由を代表の太田にインタビューすると共に、ビルコムメンバーが1番好きなビルゲンはどれか、アンケート結果を発表します！

まずは、ビルコムの5つのバリュー「ビルゲン」をご紹介します。

どのような想いを込めてこの5つを策定したのか、代表の太田に聞いてみました。

現在のビルゲンに更新した際の意図や想い

太田：ビルコムでは、社員の多様性を重んじていますが、それは意見や属性の多様性であって、仕事に向き合うスタンスは、なるべく同じ方が強い組織になる。そう考えて、全社共通の行動指針であるビルコムの原則、通称「ビルゲン」を策定しています。創業のころは、ビルゲンが20個あって全てを覚えられないため、2014年下期に改訂して今の5つになりました。わかりやすく、大切な5つに絞り、覚えやすいように改訂しました。ちなみに、創業のころのビルゲン20個は、今も「ビルコムの“口ぐせ”」として生きています。

ビルゲンを5つにした理由

太田：第二創業期をより成長させるためです。そのためには、わかりやすく、覚えやすい行動指針の明文化が必要でした。2003年に創業して約10年が経ち、多くの挑戦と失敗を繰り返してきました。そこからもう一歩成長していくためには、組織規模を拡大させて、強いチームワークを作っていく必要があり、行動指針をシンプルな形で可視化した方がいいと感じていました。

この新ビルゲン5つの要諦は、他者視点を持つということです。自らの欲求よりも顧客の欲求。未来を語るのではなく創る。大きな100も大事だが、目の前の1が大事。個よりもチーム。他責するのではなく、前向きに自らの学びに変えていく。こうした他者視点を持つことで、驕りや昂りを律することができます。ビジネスは相手に価値を提供して対価をいただき、共に成長していく行為です。そのためには、素直や謙虚な心を保てる他者視点が大事だと考えたのです。

ビルゲンから期待する社内外への効果

太田：ありがたいことに、ビルゲン5つに共感して入社を決めてくださる方が増えました。ビルゲンは社内にポスターとして掲出するだけでなく、朝礼でのスピーチや、アワードなど様々な社内施策と連動して共有しています。仕事の実務においては、日々の意思決定の軸になっています。「“顧客の欲求からスタート”だから、お客様がどう感じるのかまずヒアリングしてみよう」や、「“評論より実行”だから、まずは行動に移して仮説検証してみよう」といった声をよく聞きます。もちろん、私自身も経営の意思決定の軸としています。また、ビルコムを卒業された方々からも「自分の成長の糧はビルゲンだった。今の会社でもビルゲンを大事にして仕事をしている」という話も聞いたことがあります。嬉しいですね。

社会や顧客ニーズは時代とともに移り変わっても、本質は変わらないことがあると思います。ビルゲンが、会社にとっても、社会においても仕事に向き合う大切な価値観になればいいなと思っています。

ビルコムメンバーに聞いてみました！あなたの好きなビルゲンは？

社内で浸透している5つの「ビルゲン」について、ビルコムで働く社員を対象に「皆さんが1番好きなビルゲンとその理由」と題したアンケート調査を行いました。

なんと、「一枚岩の最強組織」が1番好きという回答が50％という結果になりました。社員一丸となり、日々業務や新たな施策に取り組んでいるビルコムらしさがこの結果にも現れていると思います！「一枚岩の最強組織」が好きな理由としては、下記内容が挙がりました。

・1つの目標を達成するには多くの力の結束、同じベクトルで向かうことが何より大切と痛感しているから
・困った時にお互いを助け合う心／助け合いの精神でチームワークが生まれ、人間関係も良くなるので
・全ての根本にあるもの。大事にしたいビルゲンであり、力になるビルゲンです
・スキルやノウハウを自分の中だけに溜めずに、会社の集合知としてみんなで成長していけるところ

中には、「何か1つのビルゲンを語ろうとすると他のビルゲンにも関連していて、全部好き！と言いたいです」という熱い声もありました！

私自身も、5つのビルゲンは日々業務をする中で常に意識していますし、太田の話にもあったように「強い組織」になるためには、社員一人ひとりが行動指針を明確に理解することが大切だと考えています。これからも他社視点を大切にした強い組織として、社員一丸となって世の中の課題解決に努めていきたいと考えています。

ビルコムでは、更なる一枚岩の最強組織になるべく、共に働く仲間を募集しています！