ランジャタイが好き過ぎて夢に出てくる広報・採用担当の藤沢海です。
ビヨンドはこれまで「オンラインゲーム会社説明会」や「ノベルゲーム会社案内」など、何かと変わった採用手法にチャレンジしてきたのですが、23卒採用ではついに「バーチャル面接」を実施することになりました。
名前・学校・年齢・性別・住所・国籍を隠した状態で、アバターでオンライン面接を行うというものです。
エントリー時に必要なのはニックネームとメールアドレスのみで、エントリーシートで2つの質問にお答えいただき、通過者にはバーチャル面接への案内をします。
なんでアバターで面接?
元々ビヨンドは学歴重視の選考を行っておらず、エンジニアになりたいかどうか、ビヨンドの社風に合うかどうか、面接官がその人と働きたいと感じたかどうか、ということを重視してきました。(実際、この記事を書いている藤沢は高卒です)
そんな中、2020年から新型コロナウイルスの影響で面接がオンラインになり、内定出しまで一度も対面で会うことなく選考を進めていたのですが、こんな状況を逆手にとってオンラインでしかできない面接はないかと広報チームで考えていたところ、「いっそのこと名前も性別も学校もすべて隠して、アバターで面接してみてはどうか」という話になりました。ちなみに広報チームは代表取締役と取締役と藤沢の3名です。
学校名を出さずとも学校でどんな勉強をしてきたか聞くことはできますし、名前・性別・住んでいる場所などの情報を排除することで、よりその人の内面を知れるのではないか、と考えたのです。
アバターを使うことによってその人の表情を読み取ることはできないのですが、どんなアバターを準備してくるかによってその人の個性を知れるのではないかとも考えています。
どうやって面接するの?
オンラインツールは Zoom を使用します。
アバターを使用するにあたり、ツールの指定はありません。もし面接を受ける方がいつも使っているツールがあればもちろんそれを使っていただくのが1番ですし、使ったことがない方でもビヨンドが推奨するツールのインストールマニュアルを共有しますので、心配ご無用です。
アバターはZoom のカメラ設定を変更することで簡単に使用できるのですが、PCが重たくてアバターを起動できない、という方はお面や被り物など「顔が隠れるもの」をご準備いただければ大丈夫です。つまり「仮想」と「仮装」どちらでもOKということです。
ボイスチェンジャーの利用も自由ですので、自分の好きな声で面接に挑んでください。
バーチャル面接って普通の選考と何が違うの?
まず、面接官が聞かない(聞いてはいけない)質問事項は下記になります。
- 名前
- 学校名、学部学科
- 性別
- 年齢
- 住んでいる場所
- 選考状況
通常の面接では最初に「自己紹介をお願いします」という流れがあると思うのですが、バーチャル面接では自己紹介をしません。その代わりに「なぜ今日、そのアバター(または仮装)を装備してきたのか」というアイスブレイクをすることになります。これがバーチャル面接の1番の醍醐味でもありますし、この部分でその人の個性が結構分かるのではないかと思っています。
質問の内容もバーチャル面接では、より学生さんの内面を深掘りするような質問をさせていただきます。どのような質問をしたかは、実際にバーチャル面接を実施したあとのブログでまた書きたいと思います。
また、選考フローも変わってきます。通常の選考は【一次面接 → 二次面接 → 最終面接】の流れなのですが、バーチャル面接は【バーチャル面接 → 最終面接】という中々ぶっ飛んだ流れになっています。
※最終面接はさすがに通常のオンライン通話形式で行います
バーチャル面接で楽しみにしていること
やはり、学生さんがどんな姿で現れるか、ということです。
アバターとボイスチェンジャーで面接をするなんてことはもちろんビヨンド側も初めてですので、お互い戸惑いがあると思います。
でも、テンプレート通りの受け答えではなくバーチャル面接でしかできない会話があると思いますし、何より学生さんの記憶にビヨンドのバーチャル面接が強く残ると思います。
お互い初めての経験を楽しみながら、よい出会いになることを期待しています。
バーチャル面接ぜひ受けに来てください
ということで、23卒でエンジニア志望の方は、ぜひこの機会に「バーチャル面接」を受けてみませんか。こんな特殊な選考方法を実施しているのは多分ビヨンドだけです。
コロナ過で就活をしている学生さんは様々な不安を抱えていると思うので、そんな方に少しでも楽しんでいただけるような面接にしたいと思っています。
「そんな面接やってる会社、信用できない!」なんて思った方は、ぜひオンライン会社説明会にご参加ください。ちゃんと代表取締役とエンジニアと採用担当の顔が見れます。しっかり仕事内容をお話してしっかり質疑応答を行います。
そしてもちろん通常の選考も行っていますので、会社説明会を聞いたうえで バーチャル面接か通常面接か、お選びいただければと思います。
メディア掲載記事
ありがたいことにバーチャル面接を様々なメディアで取り上げていただきましたので、記事リンクも載せておきます。
【PANORA】ビヨンド、エンジニア採用でバーチャル面接を実施 面接官と学生の双方がアバターで会話
【SankeiBiz】新卒面接でアバター活用 学歴や性別などの個人情報は不要「面白いネタは大事」
【なんば経済新聞】なんばのIT企業がバーチャル面接で新卒採用 面接官・学生、アバター同士で会話
【ICT教育ニュース】ビヨンド、アバターで「バーチャル面接」23卒エンジニアの採用を開始
【GIZMODO】性別・学歴・年齢、不問。バーチャル面接でサーバーエンジニアの採用を行なう企業現る
【ABEMA TIMES】「外見や肩書きにとらわれない採用を」内面重視の“顔隠し”採用が話題に 社長を取材
以上、広報・採用担当の藤沢でした。