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【日本初】オンラインゲーム会社説明会をやってみた

広報・採用担当の藤沢です。

「オンラインゲーム上で会社説明会やったら面白いんじゃない?」

とある日の会議で思いついたので、実際にやってみました。

オンラインゲーム会社説明会のYotube Live映像

日本(世界?)で初めての「オンラインゲーム会社説明会」をやってみて

  1. メリット、デメリット
  2. 配信方法
  3. おもしろポイント

についてやってみてわかったこと、感じたことをまとめました。

概要


  • 対象は全国の21卒生
  • オンラインゲーム内で移動しながら会社説明を聞ける
  • ゲーム内で社内見学、職業体験(?)もできる

「学生の方に楽しんでもらいながら参加してほしい」という気持ちと「やってるほうも楽しみたい」という気持ち、どちらもが叶う企画です。

メリット・デメリット

オンライン上で説明会をやることは、企業と学生の双方でメリットがあります。

メリット

  • 交通費がかからない
  • 移動時間がいらない
  • 全国の学生さんが参加できる
  • スーツを着なくてもOK
  • 対面よりもリラックスして参加できる
  • 楽しい

お互いコストがかからない、という点は非常に大きいです。

学生さんの精神面でも、負担は軽減できているはずです。

しかし、良いことばかりでもありません。

デメリット

  • オンラインゲームを持っていないと参加できない
  • オフィスの雰囲気を知ることができない
  • お互いの人間性を探れない、会話のキャッチボールが困難

オンラインでの面談・面接でもそうですが、「会話をする」ということが一番のネックになってきます。

お互いがオンライン上でのやりとりに慣れていれば問題ないのかもしれませんが、そうとも限りません。

とくに今回のオンラインゲーム会社説明会では、学生さん側からはチャット上でのやり取りのみになるので、企業側が一方的に話す流れになってしまいがちです。

配信方法


オンラインゲームを持っていない人でも参加できるようにYouTube Liveでも生配信

オンラインゲーム会社説明会用のサーバーを弊社エンジニアが構築し、そのIPアドレスを学生さんに伝えてログインしてもらう形で実施しました。(クラウドはMicrosoft Azureです)

質問は随時チャット欄に書き込める

ゲーム内参加の方もYouTube Liveのみ参加の方も、いつでもチャットに質問を書き込むことが可能です。

オンラインゲーム内参加の方には、ゲーム内ならではのギミックも用意

ゲーム内参加の方にしか体験することのできない「社内見学」「アラート対応体験」も用意しました。

おもしろポイント

スキンが個性豊か


ゲーム内参加の学生さんはそれぞれ自由にスキンを作成することができます。

一応説明会なので、ちゃんとスーツで来てくれた方もいれば、就活には全く関係のないキャラクターで来てくれた方も。

直接会って会話をすることができなくても、こういった個性の出し方でどんな人なのか感じ取ることができるのはオンラインゲームならではです。

ブロックでオフィスを完全再現


実はこのステージ、キッズプログラミングスクール「8x9(ハック)」に通っている高校生の方がすべて作ってくれたのです。

普段私たちが仕事をしている大阪オフィスの写真を数枚お渡ししただけで、あっという間にステージを作成してくれました。

▼ご協力いただいた株式会社ハックのみなさま(左が天才高校生のぼるくん)


ゾンビ大量発生で業務を疑似体験


弊社がメインで事業を行っている「クラウド/サーバーの運用監視」をゲーム内で体験できないかと思考を巡らせた結果、「ゾンビを倒して障害対応をしてみよう」ということになりました。

急に発生したサーバーの障害をゾンビに見立てて、物理的に殴って倒していくという、これまたゲーム内でしかできないことです。※実際の障害対応では殴ったりしません

予期せぬことにも冷静に対処していく、というインフラエンジニアが常日頃取り組んでいる業務を、多少なりともは味わっていただけたのではないかと思います。

最後は爆破して終わり


通常の会社説明会では絶対にできないこと、会場を爆破させることです。

せっかくなのでオチは盛大にしたい、ということで急遽 爆破オチを用意しました。

一瞬にして木っ端みじんになるステージを見て、自分から爆破オチを希望したのに何とコメントしたらよいのか分からなくなってしまいました。

参加者の方からの感想アンケートでは「びっくりしました」とあり、そりゃそうだよなと思いました。

このように、オンラインゲーム内での会社説明会はなんでもアリなのです。

さいごに


オンラインゲーム会社説明会は無事に成功しましたが、改善点もまだまだあるのかなと感じます。

企業側が一方的に話すのではなく、参加者の方ともっとコミュニケーションを取りながら進めていけたら相互の理解も深まるのかなと思いました。

21卒の採用活動では弊社だけでなく、ほかにも様々な企業がオンラインでの選考を行っています。

中には最終面接までオンラインで完結させている企業もあります。

オンラインのメリットとデメリットそれぞれ感じ方はありますが、個人的な話をしますと私はまだまだオンライン上で人と会話をするのが苦手です…。

なので今の課題は、もっと数をこなしてオンラインの環境に慣れていくことです。

この環境を受け入れるのには少し時間がかかるかもしれませんが、徐々に適応していけるように努めていき、オンラインで学生さんと上手くコミュニケーションを取れるような策を練りだしていきたいです。

先日、弊社主催で開催した「関西ITオンライン合同会社説明会」についても詳しく記事を書いていきますので、ぜひご一読いただければと思います。

それでは、在宅勤務中の藤沢でした。

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