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「好きだからやる」のではなく、「やってみたら面白い」。

ビーダッシュ株式会社に入る前

大学での専門は商学部で、就職活動では専攻とのつながりから、なんとなく金融関係の会社を眺めていました。情報収集やエントリーはしていたのですが、いくつかイベントに参加したり数社グループ面接を受けたあたりで就活はストップしました。周りの同期が先々を考えて会社や仕事と向き合っているのを見ていたら、なんとなくで活動を続ける自分がこの人達と一緒に就活をするのはなんだか申し訳ないな、と思ってしまったんです。

就活を撤退して大学卒業後、半年間は街をふらふらしたり家でごろごろしたりしていました。いわゆるニートですね。なんとなく謝っておきます、ごめんなさい。実家にいれば食うには困らず、半年は本当に一瞬で過ぎ去りました。そろそろ仕事ってものを探さないとなと思ったとき、たまたまビーダッシュのリクルートサイトを見つけたのがこの会社との縁でした。

なんというか、「面白そうなことをとりあえずやってみた」ような抜けた感じが良かったですね。なんとなくで色々と手を出したがる自分に通じるものを感じて、クリエイティブの経験はなかったのですが、いきおいで応募をしました。そしてあれよあれよという間に面接が進み、サラッと採用されて現在に至ります。

現在

「ディレクターって何をする仕事ですか?」というスタンスでの入社だったため、最初は手探り状態でした。先輩から「これをお願い」「あれをやってみて」 と言われることをひたすらに取り組んできました。

そして仕事が複雑になってくると、次は自分で考えて仕事を進めていくスタイルになります。当然失敗やダメ出しもあり、「もう少し最初にヒントをくれたらいいのに…」と思ったこともありました。ですが、その「自分で考えるということ」が今の仕事のベースになっていると感じています。

懇切丁寧な説明をして仕事を進めさせるのは難しくないが、それが本人の気付きを奪うこともある。そんなことを考えてトライアンドエラーの経験をさせてくれたのかもしれませんね。

気がつけば僕も3年目。仕事に関しては自分の特長が見えてきて、色々な欲も出てきましたが、引き続きトライアンドエラーの日々を送っています。

ビーダッシュ株式会社について

ここでひとつ白状をさせてください。僕は特別やりたいことを持っている人間ではありません。ディレクターの仕事は、毎回違う案件や取材で真新しい話を聞くことの連続でなかなか楽しいです。楽しいのですが、世間のキラキラした方たちが持っていらっしゃるであろう「この仕事が大好き!」 という感覚は、残念ながらありません。

以前代表の田島と、僕の印象について話をしたことがありました。そのときは、「どんなこともフラットな考えで素直に受け取るところかな」と当人は言っていました。

現在のIT関連の制作物のディレクションにしても、その他のクリエイティブにしても、好きで好きでたまらないからやっているという感覚はありません。その点「好きを仕事に」を掲げているビーダッシュの他のメンバーとはちょっと違うのかも知れません。だから僕の場合は「好きだからやる」のではなく、「やってみたら面白い」というのが仕事のモチベーションで、特別興味がなかったことも深掘りしていけば面白くなっていくだろうというのが、今までの経験から得た僕なりの仕事との向き合い方です。

ビーダッシュには個性的なメンツがそろっていて全員が自分の持ち味を活かした仕事をしています。スキルと知識は日々身につけていく必要はありますが、得意不得意や好き嫌いを考えず、フラットな気持ちで新しい仕事にチャレンジできるのが僕の持ち味だとしたら、これからもその気持ちは大事にしていきたいと考えています。

今後どういうことをしていきたいか

これからの仕事の中で、僕自身の「本当にやりたいこと」を見つけられるかもしれません。しかし僕は正直なところ、それが見つからなくてもいいとも考えています。仕事は何事ものめり込めばのめり込むほど面白い。何も自分のオンリーワンを仕事にしなければならないなんてことはないと思うのです。

僕にとってビーダッシュは、そんな「のめり込める仕事」に次々と出会える職場です。個性を殺して仕事をするのではなく、「自分らしさ」を活かして仕事ができること。それがこの会社の魅力です。これからも、仕事の面白さを発見しながらディレクターとして伸びて行きたいと考えています。

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