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★この一年間で気づいたこと。世界への愛と感謝のきもちを込めて。ごーまんかましてよかですか。2022/12/31(社長ブログ)

実に濃くて面白い、そう文字通り、自分自身を磨けた感覚がある一年間でした。

そして世界の欺瞞的な側面や多様性、美しさと善、そして人からの愛も沢山味わった一年間でした。

葛藤というものから目を背けずに、葛藤の中に在り喜怒哀楽の中で肚に力を込めて右往左往しつつ、呼吸しつつ、葛藤を外側から見ることの味わい深さよ。

葛藤は砥石だなあ。

世界を十分に味わう自分自身を、観客として楽しんでいるような感覚がどんどん強くなっています。ほんと、めちゃくちゃ面白い!

せっかくの一年間だったので、振り返り的に、浮かび上がってくることをざーっと書いてみたいと思います。

ここから記載することは、自分以外のことでもあり、そしてそれは同時にすべて私自身にも当てはまることだったりすると思っています。

ただしね、

約10年間自分に矢印を向け続けてきて、特に今年はほとほと疲れたのと、その過程で発見したことの数々が本当にエキサイティングで彩りに満ち溢れていて面白いので、今日は自分のことは棚に置いて、ジャッジメント的なことも書いてみようと思います。

ごーまんかまして、よかですか。

●劣等感を起点とする自己顕示欲というものがもたらすものは、想像以上にインパクトが強いということ

●分かる人は分かるし気づく人は気づくが、現段階で分からない人は分からないし、気づかない人は気づかないということ

●葛藤体験というものの共有や、それを肴にした対話を通じて人がよく見えるということ

●優しさや自然を謳う人の中には、実は単に積み残した成長課題から逃げているだけだが、それを自覚していない人もいるということ

●「こちらから見るとそれは正しく、こちらから見るとこちらは正しいよね」ということで結論付ける言説は、ときにその人が意見を言えない/言いたくないだけだったりするということ

●人が葛藤体験を話し始めた途端に、よかれとおもってモードチェンジをする人がいること、そしてその人に表情や呼吸を観察される体験は、人の心理的安全性を脅かし、閉じさせるリスクがあるということ

●「人の支援」はややこしく、面倒くさく、とても難しいということ、だからこそ尽きぬ面白さがあるということ

●その人そのものを信じたとき、ときに、アドバイスというものは不要で、ただそこに共にいるだけでよい場合があるということ

●体系的な学習は現実を多様に見るためのものさしになること

●「前後の混同」という概念は世界を見るときに、特に現在の私にとっては、幻の中に安定性をもたらす実践的な概念だということ

●「子供」から見ると、「大人」というものは幼く見えることがあるということ

●自己欺瞞は、その本人の本来の目を曇らせ、そして長所すら消してしまうということ

●現実直視から目を背けると、自分自身がシステムの一部だと気づくことも難しくなること

●目を見て嘘をつく人がいること、しかも本人は人を騙す前に自分自身を騙していることに気づいていないため、自身を正義そのものだと信じてやまないということ

●自己欺瞞から雄弁に語られる話に、ときに人は簡単に騙されるということ

●自らも葛藤を糧としてきた人は、自己欺瞞からの語りに騙されない鋭さをもっているということ

●葛藤の面白さに囚われている私には、いまだ見えていないものがたくさんあり、そしてまた新しい世界が今後広がるのかもしれないと思わせてくれる世界からの招待がありそうな気もしていること。知らんけど

●ゼロヒャク思考からグラデーション思考への変化を強烈に目指した結果、「その変化のあり方そのものがゼロヒャク思考のうちにいる」ことに気づいてしまったこと

●人間としての進化や成長を志し、蝶を目指し、結果として蝶にはなれずに「大きなさなぎへの軌道」にのっていることもまた面白いということ

●「キングが本当に大好きな人だけから好かれればいいじゃん」と大好きな人に言ってもらっても、私はそれでもなお、誰からも好かれたいと思い、私にとってどうでもよいと思える人から誤解されることに不安を感じたり、妄想の中で哀しい思いをしたりするということ

●他律ステージの人は、アンバーマインドの人の過保護に共依存しやすいということ

●人のあり方は、やがて現実となり世界に投影されるということ

●「よい、わるいでジャッジメントしてはいけない」ということもまた、囚われであること

●ときに世界を分断して循環を遮ったりしてもよいということ。なぜならば、私は神ではなく、不完全がゆえに面白さを持つ人間というものであるから。ただしそこに「自覚」があることは大事

●人の矛盾や言行不一致を執拗に攻撃してくる人は、その人自身が矛盾を含む痛みに耐えられない人だったりすることがあること

●人のことを執拗に頑固だという人は、その人の形が固定的であるため、実はその人の外に広がる柔らかな側面に気づくことができないということ。つまり実は、その人そのものがめちゃくちゃ頑固だったりするということ

●抑圧と投影とはいうが、ほんとそうだよなぁ。自分も気をつけないと。大学時代にニーチェを読んで知ったルサンチマンという言葉は世界を切り取る際に使いやすい言葉であること

●世界はそれでもなお味わい深く、美しいし、愛でできているのではないかと思わせてくれること

●傲慢かつ謙虚な私は、それでもなお愛される存在であるべきだし、私の存在はとても尊いし可愛いということ

●「ない」ことも「ある」。そして、「ある」ことも「ある」ということ

●私たちが生きる意味とは、少なくとも私にとっては人間を生きる、今ここにいるかけがえのない自分自身を生きるということだと腑に落ちたこと

●楽しいことや嬉しいことだけが幸せではないこと。喜怒哀楽を含むことが私にとっての幸せ。せっかく人間として生まれたんだから、欲張って色々な感情を味わいたいと思えたこと

●人間を生きるということは、すなわち自己や世界の矛盾や不完全性を赦すこと。もっというと、それを面白がり、尽きることのない原則化できない世界に感動しつづける覚悟のようなものと共にあることが大事な気がする、ということ

●人間を生きるということは、きれいごとではなくて目の前の現実のすったもんだとすったもんだするので、外側から見ると原則や一貫性がなく矛盾に見えたりするが、そんなもんだし、それでいいということ

●なんだかんだ言っても、自分自身が創り出した葛藤は、自分自身を生きる、人間を生きる、いのちを生きるという私自身のミッションに気づかせてくれる有難いものであるということ

へっぽこだけど、一生懸命生きている私を面白がってくれる人がたくさんいることに愛と感謝を。

私の体験に寄り添ってくれる人たち、ともに涙してくれる人たちもたくさんいることに愛と感謝を。

私と一緒に世界を探求してくれる人たち、心よりありがとう!愛と感謝を。

そして私に葛藤を与えてくれるすべての物事と世界の神秘性に、愛と感謝を。

一年間、ありがとうございました。

まだまだキングの面白珍道中は続きます。

来年も、へっぽこキングとビヨンドをよろしくお願いいたします。

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