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ERPエンジニアの経験を活かし、付加価値の高い成果を出すコンサルタントを目指す

より難易度の高いERPシステムにチャレンジすることで、エンジニアとしてキャリアップしたい。そして、自分らしく働ける企業で学び続けたいと考えていた堀井美穂さん。 

自分よりもスキルの高いエンジニアたちとコミュニケーションしながら、付加価値の高い仕事ができる条件を満たしたのが、アバナードだったという堀井さんに、その情熱の源を聞きました。 

堀井 美穂(ほりい みほ)/ERP-TC アナリスト  大学卒業後、システム開発会社でERPエンジニアとして、スクラッチからのシステム開発や人事業務に特化した人事情報管理、給与計算、年末調整などの製品パッケージソフトの導入に携わる。アバナード入社後は、「Microsoft Dynamics365」の基幹業務全般にわたるパッケージソフトの導入を担当。4年後に2段上の職位であるコンサルタントになることを目指し、目下猛勉強中である。 

ERPシステムと海外案件に関わりたくて、アバナードを選んだ 

 ──堀井さんがエンジニアからコンサルタントへ進みたいと思った理由と、アバナードに転職したきっかけについて教えてください 

 転職しようと思った理由は、企業会計の領域までカバーするERPシステムに関わりたいと考えていたからです。ERP領域のエンジニアとして経験を積みながら、いずれはお客様と直接話ができる「コンサルタントになる」と、決意していました。 

 アバナードを選んだのは、端的にいえば「こういう会社でこのように働きたい」という私の理想や条件に最も近かったからです。ERPシステムに関われること、海外案件に関わるチャンスや海外出張や赴任の機会があることなどが私にとって魅力的でした。 

 働き方のスタイルがフレックス制で、時間をある程度自由に使えることも大きかったですね。いずれ結婚して出産しても、働き続けられる環境は大切なポイントでした。 

 私自身、学ぶことが好きなこともあり、成長意欲が高くて優秀な社員が多い企業をいろいろと探しました。給与や昇進は完全な成果主義という点にもこだわりました。成果主義や国際的なビジネスを展開している会社となると、外資系のコンサルティングファームが浮かびました。さらにERPを扱う会社で絞っていく中で、出会ったのがアバナードだったのです。 

 実はアバナードのことは、転職活動をはじめるまではほとんど知りませんでした。しかし面接を受けるうちに、ここは今現在の自分理想の会社だと思うようになりました。 

 ERP製品好きで、学ぶことに貪欲な同僚が多い職場に満足 

 ──実際に入社してみて、アバナードでやりたかったことは実現できていますか 

 私が現在参加しているERPプロジェクトでは、これまでやってきた仕事と比べてもかなり高いレベルの案件を任せて頂いています。自分にとっては少し難しいことがあっても、周囲がサポートしてくれるし、トライさせてくれる環境に満足しています。 

 人事や給与以外にも、これまでやったことがなかった領域も担当できています。例えば会計業務について自主的に簿記の勉強はしていたのですが、まだまだ足りません。毎日勉強は続けています。職場の同僚も学ぶことや仕事が好きな人が多く、ERP製品の技術を深めようとする人がたくさんいて驚きました。 

 周囲の人に考え方を無理やり合わせたりせず、自分の意見を堂々と言える。何よりそうした考え方を共有できる仲間が大勢いたことを嬉しく思っています。 

 「付加価値の高い人材」になることが仕事のモチベーション 

 ──アバナードの働き方についてはいかがでしたか 

 フレックスタイム制はとても気に入っています。例えば、朝の7時から9時までは在宅で働いて、それからオフィスに移動して同僚とランチして、夕方からは社外の友人たちと飲みに行くこともあります。所属するプロジェクトによっても違うと思いますが、プライベートの充実やワークライフバランスを適切に取れることはとても快適です。 

 ──自分の仕事やキャリアを大切にしたい、正当な評価や報酬をきちんと得たいという目的は実現できていますか 

 ERPのコンサルタントを目指している理由の1つは、案件を一人で任されるような付加価値の高い仕事をしたいからです。その結果として、自分の給与や年収を上げることにつながると考えています。自分が付加価値の高い人材になるということは、私の仕事に関するモチベーションの原点なのです。 

自分の仕事の質を高めるためには、勉強に投資したい。英語力をブラッシュアップするためには、ちゃんとお金を払ってスクールに通いたい。お金がないことを言い訳にして、自分への投資やチャレンジを怠りたくありません。お金というものに対して、きちんと向き合いたいのは、自分のやりたいことに、金銭的なことで制限をかけたくないからです。 

 ベースは、自分の興味・関心を持続させることだと思います。IT業界でいま注目されていることであれば、メタバースや「ChatGPT」のようなAIチャットの技術、そのビジネス活用などにも関心があります。 

 プライベートでも、自宅にホビー用の3Dプリンターを買ったので、何か作ってみようと、部屋の鍵を置くケースを作ってみました。ERPとは全く関係のないものですが、新しい技術が目の前にあると、自分の好奇心が抑えられないんですよね(笑)。 

自然体で働ける・活躍できる場で学び続け、やりたいことを目指す 

 ──堀井さんにとって「働く上で大切にしていること」は何ですか 

 職場でも私生活でも、自分らしさを失わないことですね。私が大切にしたいのは、自分とすべての人が、当たり前に呼吸をするように「自然体で働ける・活躍できる場」なのです。それぞれが持つ個性を伸ばし、その人の特性のまま働く・活躍することが理想です。 

 アバナードはそういう雰囲気が無理せずとも、自然に備わっている組織だと思います。マネージャーで技術知識や人脈が広い人でもフラットに、はっきりと意見を言い合っている。そうした環境ならではの学びを得ることも多いと思っています。 

 私自身はいろいろなコンプレックスがあったり、人をうらやましく思ったりもします。でも、あの人はいいなと思うだけで自分では努力しないことが、何だかカッコ悪いと思うようになってきました。 

 そこで、せめて天才的に仕事ができる人の真似だけはしてみよう。私が「こうありたい人」を目指して、泥臭く努力することで、少しはそれなりに仕事ができる人間に変わろうとしている。今はその途中なのです。 

 ──今後のキャリアはどのように描いていきますか 

 4年以内には、コンサルタントとして仕事をしたいと思っています。そのためには、まず社内で職位を上げて、業務範囲を広げる必要があります。 

 その昇格に向けて、日々の業務パフォーマンスを向上させることや、マイクロソフトの試験にチャレンジするために、毎日のタスク管理とタイムマネジメントを大切にしています。今日は何時から勉強する、この時間からは筋トレしてご飯食べるなど、一日単位でのスケジュールがびっしりです。 

 ただし、資格があれば、誰もがコンサルタントになれるわけではありません。日々の仕事のパフォーマンスを上げて、評価されることが大前提になります。 

 そして、いずれは海外の案件を担当して、出張や短期滞在で海外のお客様や仲間と一緒に仕事をしてみたいと考えています。国内だけでなく、それこそグローバルレベルで、自分の仕事がどう評価されるかを試してみたいですね。 

 

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