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コンビニを辞めて大学院に入った僕が『スタートアップIT企業のエンジニア』として働く理由

「モノづくりをしている人が輝いて見えたーーー」そう話すのは、おでかけメディア『aumo』の創立当初から開発チームに所属しているサーバーサイドエンジニアの村田翔さん(通称:ジョーさん)。
新卒で大手企業に入社した後、キャリアを見直し大学院に入学。フリーランスでWebディレクターやエンジニアとして活動した後、2018年2月にアウモの仲間として加わることとなった彼の経験や、今後のキャリアプランを聞いてみました。



社会人としてのスタートは、『コンビニの店舗責任者』

新卒で某大手コンビニチェーンの店舗責任者をやっていました。親がIT関連で働いていて、もともとITに興味関心があり、いずれはシステム開発部門に移りたいと思っていました。入社後はシステム開発がしたいという気持ちを追いかける一方で、自分のキャリアをより深く考えていくようになり、そこで2つの軸があることに気付きました。それは『ITに関わりたい』っていうのと、『自分にしかできないことをやりたい』です。
その軸に気付いたタイミングで、一社目を退職して大学院に入り直したんです。そして2年生の途中から、大学院で出会った仲間と自分たちでWeb関連の広告代理業を始めました。これが仕事としてITに関わることができた最初の一歩でした。

当時は中国系SNSの運用代行業の営業をやっていて、自分もサービスに携わりたいという思いがあったので、途中からWebサービスの運用ができる仕事へシフトチェンジしました。Webディレクターとして小規模から大規模まで運用できるようになりたい、というキャリアプランに沿って、まずは小規模のサイトを運営している人材ビジネスの会社にフリーランスとして入りました。そこでMAUを徐々に伸ばしていって、SEOの施策やコンテンツマーケティングの運用に触れていきました。
小さいながらも1年半くらいで『事業が成長していく』ということを経験して、次は大規模サイトの運用をするために、アパレル系ECのWeb運用ディレクターになりました。



『自ら手を動かしてサービスを形にする』ことへの挑戦

いつの間にかディレクターとして小規模と大規模のサービスを見ていて、実際に人に指示出しをするよりも自分で手を動かして形にする方が楽しいと感じていました。当時は個人でアフィリエイトサイトを作ったりはしていましたが、実務としての経験はなかったので、仕事でも自分で手を動かしてモノづくりをしていきたいと思うようになりました。

その後、フロントエンドのエンジニアとして実案件に入り、エンジニアとしてのキャリアがスタートしました。Web制作系の案件で大規模ポータルサイトの保守と開発を担ってたのですが、もっとスキルを磨くべく、本案件をやりながらも足元では個人で新規サイトのフロントの開発も並行してやっていました。
いくつかの案件をこなすようになってから、自分はエンジニアとしてどうなりたいのか?と思い始めるようになりました。そしてエンジニアとして裏側から表側、サーバーサイドからフロントエンドまで開発できるようになりたいと思い、そして今度は「いかにその目標に近づけるか」を軸として動くようになりました。まだそれを叶えるにも自分にはスキルが足りなかったので、エンジニアとしての最初の頃は、質よりも量を重視して、とにかくコードを書くことを意識しました。



あえて成長途中の『aumo』を選択したその理由とは

フリーとして活動していた当時、サーバーサイドもフロントエンドも触れる案件を探していました。もう一つ自分の中で絶対に外せない条件だったのが、そのサービスが『成長途中』であるということ。小規模から大規模への開発過程が踏めそうかどうかです。

そこで一つの案件として紹介してもらったのが『aumo』でした。
2018年2月のアプリリリース当初だったので、これからいくらでも伸ばせると思いました。サーバーもフロントも触れて、メディアの成長過程も経験できる気がして、自分が求める条件が合致したので是非ここでやってみたいと思いました。
さらに同時期に検討していた他の案件も、たまたまアウモの親会社のグリー出身の方が代表を務める会社の案件でした。そこでもなにか繋がりを感じて、そんな優秀な人たちと働けるというところにも魅力を感じたんです。



『成長するサービスをつくる一員になる』という貴重な経験を求めて

社員としてオファーをもらった頃、ちょうど『aumo』はメタサーチなどの新しい事に挑戦できる環境がありました。ここでもゼロイチをつくるフェーズに関われると思って、そんな機会に巡り合えることも多くないのでいろんな経験が積みたい僕からしたら魅力的でした。
『aumo』の案件に携わるようになって、真っさらで何もない景色からすごく広い景色を見ることのできる環境になっていたし、アプリの新機能もどんどん開発できたり、ユーザー規模も急速に増えていると実感していました。
新しい取り組みとして、メタサーチは『aumo』として初挑戦の領域だったけど、一つのメディアを伸ばすという開発おもしろさを感じたんですよね。その成長するサービスをつくる一員になれるという貴重な経験ができるのではないか、と感じました。
エンジニアはネットが通るところであればどこでも働けるし、僕もいずれは大好きな東南アジアで働きたいと思っているんですけど、今はここでしかできない経験をさせてもらっているから、アウモにいるっていうことが一つの大きな価値だと思っています。




自分が求めていたおもしろさは『未知の世界』にあった

エンジニアとしてのおもしろさみたいな事を話すと、一つのメディアの中でも新しいサービスがどんどん作られていくところですね。最近で言ったら比較系のサービスとか。
ユーザー規模がウェブもアプリもすごく増えていて、自分たちが少しでも負荷のかかるコードの書き方をしただけでサイトが止まってしまうリスクがあるっていう、今まであまり意識してこなかった『負荷を考慮してコードを書く』という技術も磨けています。ユーザーにとってもエンジニアにとってもサービスの不具合はもちろん起きて欲しくないので、パフォーマンスを意識した書き方をする経験ができるっていうことは大規模サイトならではなのかな、と思います。

ここからはあまり知られていない事かもしれないですが、今は一つのサービスだけではく、いろいろなアーキテクチャを見ることがきるのも楽しさの一つです。アプリ、ウェブ、メタサーチ、プッシュ通知、ショップス施設系のサイトなど、複数に携われるので、その分エンジニアとしての学びも多いです。


実際のaumoグルメ比較サイト(https://gourmet.aumo.jp/




『個人』ではなく『チーム』でやり抜く最大の理由とは

エンジニアって言ってしまえば一人でも仕事はできるし、自分が経験した中でも結構多かったのは、図書館みたいに無言無音で黙々と仕事する、みたいな環境でした。
向き不向きもありますが、自分に向いていると思うのはアウモみたいに結構賑やかで分からないことがあったら遠慮せずにすぐ聞くという環境です。今はそんな感じでエンジニア同士が助け合ったり「自分で調べればわかるんだけど・・・」って前置きしながら人に聞くことも全然あります。分からないことがあっても聞きづらい雰囲気じゃないっていうのが自分としては過ごしやすいです。
その一番の理由としては、自分の経験だけでやっているとどうしても成長角度がなだらかになってしまうので、他者が先行してやったことを取り入れながらできた方が、エンジニアとしての情報の蓄積が多く、さらに成長速度も速くなると思います。

開発ディレクターの新さん(写真右)は、新さん自身エンジニア出身なので、エンジニアの言葉が通じる人だから自分もエンジニアの人と話す感覚でコミュニケーションが取れるのが嬉しいです。いちいちかみ砕く必要がないから楽だなって思ったのと同時に、当時自分がディレクターをやっていた時は「エンジニアの人たちは噛み砕い話してくれてたんだ・・・」と今更ながら申し訳なさが沸いてきました(笑)
あとは自分の周りにも成長意欲があって常に技術力とトレンドを追いかけている人だったり、自分の市場価値を高めたいという想いがある人たちと働ける環境もかなり刺激になります。



世界中から愛されるメディア『aumo』を目指し続ける

ディレクターもエンジニアも経験した今、自分はこの先ずっとプレイヤーとしてやっていきたいと思っています。『aumo』のサービスは技術的にも今のトレンドを掴んでいるので、この先も時代に合わせてサービスの裏側(技術的な面)も持っていける、そんなエンジニアになりたいですね。

ずっとプレイヤーとしてやっていくの中での難しさとしては、常に『市場から求められる技術』に挑戦していかなければ、いつしかエンジニアとして求められない人になってしまうっていう恐怖がありますが、自分はそうはなりたくないので、日々挑戦心を持ちながらユーザーに最大限楽しんでもらえるようなサービスとしてこれからの『aumo』も、そして自分自身も進化させていきたいです。


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