こんにちは! Attack黒木です。弊社が展開する採用支援サービス【TARGET】は2023年4月、5周年を迎えました。その節目を記念し、弊社代表取締役・村上篤志(むらかみ あつし)のインタビューをお届けします。
前編では、【TARGET】のこれまでの歩み、そして今後の展望について詳しくご紹介しました。後編では、社内のメンバーから募集した質問にたっぷり答えてもらいました。オンとオフの両面から、代表・村上の信念や人となりに迫ります! ぜひ最後までご覧ください!
“公平で働きやすい組織” を目指して透明性を徹底! Attackを貫く“5つの心構え”
―― まずは仕事に関するオンの質問から伺います。会社員時代に感じた葛藤や悩みの中で、Attackの事業や組織、人事制度に反映されているものはありますか? また、みんなにとって平等な働きやすい組織を目指したきっかけはありますか?
会社を運営する上で私が最も意識しているのは、透明性の高さです。Attackでは、社員全員の給与や、会社の銀行口座の入出金履歴をすべて開示しています。これを実践している会社は、かなり少ないのではないかと思います。
株式会社にとって、お金の動きは “血流” のようなもの。すべてを公開するのは
厳しいところもあると思いますが、公平性に関していうと、その情報を開示することが最大にして唯一の解決策ではないでしょうか。以前から、公平性、透明性をうたいつつ中途半端な企業が多いなと思っていたので、自分たちの会社で挑戦してみようと考えたところもあります。
―― 続いて、Attackのメンバーには、どのような特徴があると感じていますか? また、メンバーや組織の評価ポイントはどんなところにあり、今後期待していきたいのはどんなことでしょうか?
メンバーの特徴としていえるのは、弊社が掲げる5つの心構え【1. 利他自責 (りたじせき)2. 誠実真摯(せいじつしんし)、3. 自考自動(じこうじどう)4. 細心万全(さいしんばんぜん)、5. 迅速並行(じんそくへいこう )】を実践している人が多いこと。この心構えはAttackにとって大事なマインドですので、ブレずに掲げていきたいと考えています。
また、Attackでは社外に対してだけでなく、社内メンバーに対してもホスピタリティの高い方が活躍されている印象ですね。そこは、これからも “良さ” として期待していきたいと思っています。
自立性の高い組織にしたいという思いから、Attackでは先だって人事評価制度や育成マニュアルを整えました。それを用意したからこそ、人員が増えてもきちんとマネジメントができ、働きやすい組織として成り立っているのだと思います。
社長の仕事は、メンバーの“下支え”! 否定的な言葉は口にしないのが信条
―― どんな社長でありたいと思いますか? また社長として、大切にされていることについて教えてください
いまだに自分が社長という意識は、あまり持っていません。事業部長やプロジェクトリーダーのような感覚で、とにかくスタッフを下支えする人間であるべきだというのが私の考えです。かつ、最後の最後にこぼれたものを拾う、つまり最終責任を取る立場だというのが、私の社長論ですね。
―― 以前から、村上さんはどんな時も否定的な言葉を使われないなと思っていました
ありがとうございます。そうですね、お客様とのコミュニケーションはもちろん、社内に発信するときも意識的に否定的な言葉は使わないよう、とても気を配っています。
たとえばコップに水が半分入っている状態を「半分しか」と捉えるのか、「半分も」と捉えるのかという “コップの水理論” ってありますよね。でも、私は “その後” を考えるほうが大事だと思っています。否定的な言葉を発したところで、“水が半分” という状態は変わりません。水が足りないならば、その状況からどう動いていくべきかという方向に意識を向けたほうがいいと考えています。
過去の私もそうでしたが、否定されると人間は防衛本能が働き、思考停止状態に陥りがちです。だからダメなところ、足りないところに目を向けるのではなく、「もっとこうしたほうがいいと思う」という話をするように心がけています。これは社長だからではなく、ひとりのビジネスパーソンとして意識しています。
娘と過ごす時間&家事を楽しむ! 働き方にも多様性を!
▲今年2月の大阪旅行にて。娘にとっては初めての大阪で、USJも楽しみました
―― ここからは、オフに関して質問させてください。仕事とプライベートの切り替えで大切にしている事はありますか? 時間の使い方で意識していることを教えてください
私の1日の流れをお伝えしますと…だいたい朝6時半に起床し、朝風呂に入ったあと、まず娘の朝食を作ります。夏休み中の学童などでお弁当が必要な日は、娘のお弁当も作ります。娘が登校するまでの間に洗濯機を回して、娘を8時過ぎに送り出したあとパパッと干します。その後、掃除機を軽くかけて、9時までには自分のデスクに向かいます。
珍しいかもしれませんが、昔から自然と仕事への集中力を高められるタイプで、気が散ったり仕事が手につかなくなったりすることは、まったくありません。
日中、仕事の合間に近所のスーパーに買い物に行くのも欠かせない日課で、夕食も私が作ります。通常は家事を重みに感じる人が多いと思うのでこれも珍しいかもしれませんが、私にとっては家事が息抜きなので、掃除、洗濯、買い物、料理などをすることで仕事とのバランスを取っているんです。別に妻に言われて嫌々やっているわけでもなく、独身時代から、ただただフラットに家事が楽しいんですよね。会社員時代は通勤もありましたし、主に週末しかできませんでしたが、起業してフルリモート・フルフレックスとなってからは、妻よりも家事を担っていますね。妻は家事が苦手なこともあって、年々私の家事分担が増えています。
ちなみに、買い物の際は、スマホでリストを作成し、スーパーの売り場をまわりながら、そのリストを消していくようにしています。リストが空になった状態でレジに行くのがタスク解消みたいで気持ちいいんですよ(笑)。
―― お休みの過ごし方、仕事のモチベーション維持方法などはありますか?
私のモチベーションの源は、娘ですね。もちろん会社も大切ですし、命ある限りAttackを続けていく所存ですが、娘にとって親は替えがきかない存在。そこに自分の存在意義を感じています。
それ以外にモチベーションが上がるのは、旅行ですね。人生の諸先輩方から ”子どもと過ごせる時間は決して長くないよ” とよく聞くので、小学生のうちにいろいろなところに連れて行き、一緒の時間を過ごしたいという思いがあります。
あと、私は基本的にオタク気質でゲームが大好きです。娘とも一緒に楽しみますが、たまにゲームをめぐってケンカしています(笑)。
また、休みのときは特に、悩んでも解決しないことは、あまり思い悩まないようにしています。そういった悩みに割く時間はまったく生産的ではありませんし、自身のメンタルを削るだけですから…。
▲今年の春休み、四国旅行からの帰りは、念願のサンライズ瀬戸に乗車
―― お子さんとの関わりの中で、大事にしていることについて教えてください
先ほどお話ししたように私の生きがいは娘ですが、実はあまり父親らしくはないかもしれません。一般的な常識や概念などの情報は伝えますが、いわゆる “しつけ” はしません。自分自身がそうだったのですが、結局、人間は言われなくてもやりたいことはやるし、やりたくないことはやらないものなので、自分自身で痛い目を見るしかないと思っているんですよね。もちろん犯罪は論外ですが、何事も自分で納得した上で取り組んでほしいと思っています。
あと、もうひとつ、人によって、“生きやすさ”、つまり、生きる上で心情的に穏やかでいられる状況は異なると思います。社会常識に合わせすぎると生きづらさを感じる人もいますし、逆に社会常識にキッチリ合わせることで、安心感を得て落ち着く人もいます。私自身も、20代のころは過度に社会に合わせようとして違和感を覚えていました。
娘にも自分自身で社会とのフィット感を探っていってほしいですし、私のエゴを押しつけるつもりもありません。Attackでもメンバーの意見や意思をできるだけ尊重し、多様な働き方を認めるカルチャーを大切にしています。
▼採用支援サービス【TARGET】について語った前編は、こちらからご覧いただけます!
いかがでしたでしょうか? 代表・村上の会社や事業への思い、オフでの一面を通じて、Attackのカルチャーが伝われば幸いです。弊社に興味を持っていただいた方、ぜひ一度お話してみませんか? みなさまからのエントリーをお待ちしています!
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